歴ログ -世界史専門ブログ-

おもしろい世界史のネタをまとめています。

死ぬという噂がある「呪いのお宝」伝説

トレジャーハンターを呪い殺してきたという噂のあるお宝 どこか人目のつかないところに秘匿されたお宝。 まだ見つかっていない眠ったお宝は、子どもも大人もお話だけでも大変ワクワクするものです。 しかし中には「呪い」がかけられれていて、トレジャーハン…

食あたりで死んだとされる世界史の人物10人

国のトップの人たちも食あたりで死んでいた? 徳川家康の死因が「鯛の天ぷら」であるという逸話は有名です。 実際に死の直前に揚げた鯛を食べたのは事実ですが、鯛にあたって死んだということではなく、もともと胃がんを患っていたと考えられています。 今回…

【2022年9月版】世界史関連の新刊50冊

今月は歴史専門書の数が多いです 2022年7月~9月の世界史関連新刊紹介です。 本記事はざっと流し読みをして気になる本をメモしていただくか、ブックマークして書店を訪れた際に見返すかして使っていただけるといいかと思います。今回も50冊あります。 今回は…

「修道院領」を現在でも有する修道院

Photo by Livioandronico2013 かつては大勢力を誇った修道院領の残骸 修道院はかつてヨーロッパの各地に教会を中心に畑や醸造所などを含んだ広大な土地を所有していました。 建前上は教皇により支配されているため国王の統治は及ばず、修道院長を筆頭とした…

なぜ「内モンゴル」と「外モンゴル」は分裂しているのか?

1921年モンゴル革命と「二つのモンゴル」の成立 我々が「モンゴル」と言うと、通常それはウランバートルを首都とするモンゴル国のことを指します。 しかし中華人民共和国の北部には「内モンゴル自治区」という自治区があります。 いわばモンゴルは二つに分割…

社会主義者になった王族・貴族

共産主義・社会主義の理想に共鳴した高貴な人々 共産主義・社会主義の思想では、王族や貴族は人民を搾取する悪であり、階級闘争によって打倒されるべき敵であると考えます。 当然、王族や貴族は自分たちの社会的地位やこれまで培ってきた体制を守ろうとして…

馬から落ちて死んだ世界史の国王15人

多くの人の命を奪った落馬事故 現代の交通事故に類する事故が、昔では落馬事故にあたったのかもしれません。 不注意や追突、飲酒運転などもあったでしょうし、今の自動車にはない「馬の機嫌」というものもあったので、自動車よりもよっぽど危険です。 落馬で…

チキンナゲットの歴史-健康食からジャンクフードへ-

アメリカが誇るファストフードの申し子 マクドナルドやKFCといったファストフードチェーンに行ったら、チキンナゲットはだいたい食べると思います。 外はカリっとして、中はふわっとした食感。味は、チキンと名乗っているので確かにチキンなのですがあまりチ…

現存する世界の「聖剣伝説」

さまざまな伝承・伝説が語り継がれる剣 日本神話に登場する「草薙剣」は、三種の神器の一つに数えられ、王権の正当性を示すアイテムと見なされました。現在でも愛知県の熱田神宮に保管されているとされます。 剣は世界中の国・地域で王権の支配や神からの信…

コンタクトレンズの歴史

国際的に発展してきたコンタクトレンズの発展史 コンタクトレンズは非常にシンプルな仕組みでありつつ、その開発の歴史は長く複雑なものがあります。仕組みはシンプルでありつつ、製造に使う素材や機材の発展によって大きく変化してきました。 かつてはコン…

1983年世界核戦争の危機「エイブル・アーチャー83」

キューバ危機に次いで核戦争の危機が高まったNATOの軍事演習 冷戦の緊張が高まっていた1983年11月、NATO軍は核戦争が始まることを想定した軍事演習「エイブル・アーチャー83」を行なっていました。 このシナリオは、ソ連の指導者が交代し、代理戦争が激化し…

【2022年6月版】世界史関連の新刊50冊

今月は歴史専門書の数が多いです 2022年4月~6月の世界史関連新刊紹介です。 本記事はざっと流し読みをして気になる本をメモしていただくか、ブックマークして書店を訪れた際に見返すかして使っていただけるといいかと思います。今回は50冊あります。

理不尽な理由で始まった戦争・完全版

よく分からない理由で吹っかけられる戦争がある 戦争を始めるには、指導者にどんな下心があるにせよ、一応皆を納得させられる大義名分が必要です。 ただ歴史を眺めてみると、どう考えても理不尽極まりない理由で始まった戦争も少なくありません。戦争は合理…

シマウマに乗りたい人々の歴史

シマウマを家畜化したいという人々のチャレンジ 歴史上、数多くの人がシマウマを家畜化しとようと試みてきました。 記録には全く残ってませんが、アフリカ牧畜民はおそらくシマウマを飼い慣らそうと相当な努力をしてきたと思われます。しかし現在シマウマを…

中世イギリスで活躍した悪党たち

イギリスの裏社会で暗躍した佞臣やヤクザ者 中世イギリスはイングランドを中心に進行するも、スコットランド、ウェールズ、アイルランドをはじめとした国がまだ強く、国王の力も不安定で諸侯の力が強く、また大陸との関係もまだ曖昧な部分があり、統一的な権…

【トルコ戦国時代】アナトリア半島の10君侯国の歴史

Work by Lord Leatherface オスマン帝国の支配に抵抗したアナトリアのベイリク セルジュク朝はアナトリア半島を支配する過程で、トルクマン人を始めとするベイ(君侯)の一族を送り込んで地方の統治を任せました。しかしセルジュク朝の支配が弛緩するとベイ…

ロシア革命後に成立した短命の社会主義国

ロシア革命後に雨後の筍のように成立した社会主義政権 二月革命によりロマノフ王朝が崩壊し、内乱を経てボリシェヴィキによる政権が成立するまで、ロシア国内とその周辺国では、数多くの政権が成立しました。ボリシェヴィキ系、メンシェヴィキ系、民主主義勢…

墓が見つかっていない世界史の超有名人物10人

未だに捜索が続く世界史の英雄の墓 歴史に名だたる英雄の墓は後世の人に敬われ大切にされれる、ということであればいいのですが、全然そんなことありません。 盗賊に盗掘されたり、政敵や敵民族によって暴かれ遺骸や遺骨を燃やされて捨てられたりすることも…

沈没船が高く売れる!核兵器登場以前の鋼鉄が再利用される理由とは

核兵器の登場によって決定的に変わった鉄鋼産業 1945年7月16日、アメリカ・ニューメキシコ州で初めて原子爆弾の実験が行われました。 核兵器の登場が政治・軍事面に与えた影響は桁外れに大きなものがありますが、もう一つ、科学面でも地球に「2度と取り返し…

【2022年3月版】世界史関連の新刊50冊

今月は歴史専門書の数が多いです 2022年1月~3月の世界史関連新刊紹介です。 本記事はざっと流し読みをして気になる本をメモしていただくか、ブックマークして書店を訪れた際に見返すかして使っていただけるといいかと思います。今回は50冊あります。 高校で…

サウナの文化史

人類と蒸し風呂の長い歴史 現代はサウナが大ブームとなっています。 各地にサウナをメインとした温泉施設が作られ人気になっている他、野外サウナやサウナイベントが催されるなど、「かっこいい」文化として認識されているようです。 サウナー(サウナ愛好家…

東ドイツの男性スパイ「ハニートラップ作戦」の実話

西側の「寂しい女性」に恋をさせ機密情報を暴露させる 通常ハニートラップと言えば、女性スパイが男性に仕掛けるものです。 セクシーな女性スパイの色仕掛けに理性を失い、機密情報を盗まれたり、破廉恥な行為をビデオで盗撮され、失脚したりクビになったり…

【マッチョ】19世紀~20世紀初頭に活躍したストロングマン

19世紀のスーパースターとなったマッチョたち 現在はボディビルがスポーツの一種で人気がある競技となっています。一般人の中にもプロほどではないものの日々体を鍛える人が増えています。 19世紀の時代もマッチョな体を追い求める人々がそこそこいたらしく…

近代ロシア海軍の誕生−ピョートル一世の軍事戦略−

ピョートル一世が推進した海洋大国ロシア 大北方戦争とは、バルト海沿岸地域を支配する大国スウェーデンと、反スウェーデンの軍事同盟諸国との戦争です。 反スウェーデン連盟の主力はロシア、デンマーク、ポーランドで、これらの国々はバルト海沿岸のスウェ…

自動ドアの歴史

進化を続ける自動ドアの歴史 よほど古い建物や歴史的建造物でない限り、商業施設や公的施設、法人事務所の入り口には自動ドアが設置されていると思います。 実は自動ドアの歴史は古く、古代ギリシアにまでさかのぼります。何気に利用している自動ドアですが…

辺境を旅した5人の女性旅行者たち

「旅は男のもの」と決まっていた時代に危険な旅に乗り出した女性たち 地域によりますが、21世紀の時代ですら女性旅行者はなかなか旅がしづらい状況があります。 特に女一人の旅だとセクハラは日常茶飯事で、旅先で「一人で旅するくらいだから、一晩いいんだ…

2021年度世界史関連ベストブック10

今年読んだ本のベスト10を発表します ぼくは自分の読書本数を数えたことがないので、今年何冊読んだかよく分からないのですが、多分120~130冊くらいになると思います。 その中で「これは面白かったなあ」と印象に残っている作品をランキングにしました。 …

メキシコ風アメリカ料理「テクス・メクス」の歴史

様々な文化が混ざり合ってできたアメリカのミックス料理 テクス・メクス料理はアメリカ・テキサス州発祥のメキシコ風アメリカ料理、またはメキシコ風テキサス料理です。 日本に展開しているメキシコ料理をちゃんと定義すると、アメリカ資本のものはほとんど…

弱小国を大国に育てた「中興の祖」

危機にあった国を建て直した国王 偉大なる創業者が立ち上げた国家や組織は、創業時の熱狂が醒めてしばらくすると、内部にはらむ矛盾やシステム的な欠陥が表面化し、集団としての力が弱まっていきます。 そのまま統率が取れずに内部対立が深まって空中分解し…

【2021年12月版】世界史関連の新刊45冊

今月は歴史専門書の数が多いです 2021年10月~12月の世界史関連新刊紹介です。 本記事はざっと流し読みをして気になる本をメモしていただくか、ブックマークして書店を訪れた際に見返すかして使っていただけるといいかと思います。 今回は45冊あります。最近…