カナダ
19世紀のスーパースターとなったマッチョたち 現在はボディビルがスポーツの一種で人気がある競技となっています。一般人の中にもプロほどではないものの日々体を鍛える人が増えています。 19世紀の時代もマッチョな体を追い求める人々がそこそこいたらしく…
危機にあった国を建て直した国王 偉大なる創業者が立ち上げた国家や組織は、創業時の熱狂が醒めてしばらくすると、内部にはらむ矛盾やシステム的な欠陥が表面化し、集団としての力が弱まっていきます。 そのまま統率が取れずに内部対立が深まって空中分解し…
世間を驚かせた稀代の詐欺師 世の中には、他人の名前を詐称したり、真偽不明な謎の肩書や権威を名乗って詐欺を働く悪党がいるものです。 たいていは数百万のカネを詐欺する小悪党なのですが、なかには組織や国、はては社会までも騙してしまう「なりすまし詐…
もしもナチス・ドイツがカナダの町を占領したら 新型コロナウイルスの世界的流行は、各地で悲劇や混乱を引き起こしていますが、一方で平時はとてもできない社会実験が行えているという側面もあります。 同じように、平時にはとてもできない実験が第二次世界…
軍紀違反で死刑になった20世紀の人物 昔から敵前逃亡は軍事の世界では重い罪でした。 最前線で戦う兵士の後方には抜刀した指揮官が控えていて、前線から逃げてきた兵士を「逃げるな!腰抜け!」と罵りぶった切った、などという話は枚挙に暇がありません。 逃…
Photo credit: Central Archive of the Republic of Karelia 世界中にあった民間人強制収容 第二次世界大戦中の強制収容所と言えば、ナチス・ドイツによるユダヤ人強制収容所がよく知られています。 ナチス・ドイツはユダヤ系住民を国内から追放しマダガスカ…
千人万人単位の死者を出した記録的な爆発事件・事故 工場や船舶・航空機が大爆発を起こして炎上、犠牲者十数名といったニュースは、国内・海外問わず目にするニュースです。 火薬を入手して以降の人類の歴史は爆発事故の歴史でもあります。当然、戦争中の大…
Photo by Toubletap なんでこんな小さな土地を巡って争うのか? 韓国が実効支配し、日本が領有を主張している竹島(韓国名:独島 トクト)は、総面積約0.2平方キロメートルのめちゃくちゃ小さい島です。 第三者からすると、なぜ韓国がこんなちっぽけな島に愛…
自らの信念を貫いた挙句、死んでしまった人たち 長い人生、できるなら自分の信念を持ちそれを貫いて生きていきたいものです。 他人の考えたルールや事柄に服従して生きるよりは、自分の信念のままに生きることこそ真の自由ではないでしょうか。 といいつつ、…
古き良きフロンティア時代に活躍した人物たち 昔は映画には「西部劇」というジャンルが一定数あって結構人気を占めていました。今やもうすっかり聞かなくなりましたよね。 アメリカ西部開拓時代の保安官やガンマンたちを主役に、ならず者たちやインディアン…
「まさかそんなところから問題になるとは」と企業が驚くリコール事件 メーカーは製品を製造してお金を頂戴する以上、リコールとは無縁でいられません。 製品自体の不備もありますが、想定されない使われ方に対する対策もちゃんとせなばならず、どうしてもカ…
人のようでいて人でない、想像上の妖怪たち 昔の人は自分の村からほとんど出ることなく生涯を終えていました。 村の外に出る必要があまりなかったというのもあるでしょうけど、外はどんな野蛮人や怪物が跋扈しているか分からない危険な地帯だ、という迷信も…
たくさんあったWW2前の泡沫ファシスト党 WW2前は全体主義が「クール」で「最先端」なものでした。 国が全力をかけて「国家の威信」とか「民族の誇り」とやらを内外に喧伝するから、そりゃカッコよく見えたはずだと思います。 全体主義の中では個人の意見なん…
チーズをこよなく愛した詩人、ジェームス・マッキンタイア アメリカを中心に評価が高い19世紀カナダの詩人、ジェームス・マッキンタイア(1828-1906)をご存知でしょうか? 彼の特筆すべきは、自作のチーズ・ポエム。 不器用ながらチーズ愛にあふれたポエム…
気にしないといけない?センシティブな呼称 「人に言われたくないことを自分も言わないようにしましょう。インディアンは使ってはいけません。ネイティブ・アメリカンと言いましょう」 と小学校の担任だった江藤先生が言っていました。 じゃあインディオはい…
あまりに不可思議な失踪・蒸発・行方不明事件の数々 2014年度に発生した、マレーシア航空370便の失踪事件はまだ記憶に新しいと思います。 クアラルンプールから北京に向かった航空機が突然通信を断ち行方不明に。墜落したに違いないが、各国の必死の捜索にも…
第13回:ベネディクト・アーノルド(1740 - 1801) ベネディクト・アーノルドはアメリカ独立戦争で活躍した、アメリカ植民地軍の将軍。 様々な戦役で活躍して武功を挙げ、将軍ワシントンにも信頼された優秀な将軍でしたが同時に、カネを巡って様々な疑惑が付…
戦争のきっかけは案外くだらない理由だったり 1941年、日本は石油の輸出を止められた挙げ句 「これまでの国際政策を全面撤回せよ」 とアメリカに迫られて戦争を決意しました。 日本のそれまでのやり方も色々酷かったけど、もしアメリカが本当に戦争を望んで…
噂や伝承が作った伝説の土地 現在でも都市伝説の類いは人々を引きつけてやみません。 ぼく自身も就職活動中に「某証券会社の内定を辞退すると、コーヒーやラーメンをぶっかけられる」という噂を信じてしまったクチです。 いま聞いたらバカバカしいですけど、…