歴ログ -世界史専門ブログ-

おもしろい世界史のネタをまとめています。

トイレの中で死んだ歴史上の偉人たち

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安心できる場所であり危険な場所でもあるトイレ

越後の龍こと上杉謙信が春日山城の厠で倒れ、そのまま息を引き取ったことは有名な話です。トイレは部屋よりも温度が低く気温差によって発作を起こしやすいし、1人になるので発見も遅れるためか、現代でもトイレで死亡する人は多いです。まして温便座などない昔のこと。火鉢で火を起こすくらいはやったかもしれませんが、死亡者は多かったはずです。

加えて、トイレでは1人になる上にあまり身軽に動けない場所なので、暗殺するには絶好のタイミングだったはずです。

今回は「そうだったという説もある」というのも含めて、トイレで死んだとされる偉人たちを紹介します。

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世界史の「僧侶戦士」7名

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「信仰のために敵を倒す」僧侶兵士

中世日本には僧兵という集団がありました。

延暦寺や根来寺などが有名ですが、広大な荘園領を持つ寺院の警備や、他の勢力との武力紛争に対応し、彼らの存在によって寺院は守護大名に匹敵する強大な力を持ちました。

似ているものに、中世ヨーロッパの騎士団があります。テンプル騎士団や病院騎士団、チュートン騎士団が有名ですが、聖地の守護や巡礼者の警護、さらには異端者への攻撃をその任務としました。

 こういう集団をリストアップしても面白いのですが、今回はもともと本業が僧侶で、訳あって武装し活躍した人をピックアップしてみたいと思います。

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なぜガイルはアメリカ人に絶大な人気があるのか

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(C) Capcom USA

アメリカ人が考える「格好良さ」を体現したガイル

ストリートファイターシリーズの主要な登場人物の一人であるガイル。
日本を始め多くの国のファンにももちろん人気があるのですが、アメリカではなぜか別格扱いされています。主役級のリュウに匹敵するか、それ以上の人気を誇ります。
なぜガイルはアメリカで人気なのか、アメリカ文化史や社会史の観点から考察していきたいと思います。
なお、この記事はある程度ストリートファイターシリーズについて知っている前提で書きます。ストリートファイターシリーズやガイルについての基本的な説明は省いてお話しします。あらかじめご了承ください。

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近現代ラテン・アメリカの国家間戦争(後編)

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アメリカの影が濃い20世紀のラテン・アメリカの戦争 

 近現代のラテン・アメリカの国家間戦争のまとめの後編です。
19世紀の戦争は、スペインとポルトガルの植民地時代に種がまかれたものが独立後にも受け継がれ、時の有力者や党の争いと混じって先鋭化し衝突に至ったケースが目立ちます。前編はこちら
今回は主に20世紀の戦争をまとめていきます。

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近現代ラテン・アメリカの国家間戦争(前編)

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南アメリカ大陸でこれまで起こってきた戦争をまとめてみます

歴史の授業ではあまり習いませんが、ラテン・アメリカ諸国は結構国家間でドンパチやってます。

スペインとポルトガルから独立した直後もそうですが、南米諸国同士の領土争いもずっと激しかったし、20世紀は後半に入ってからも戦争がありました。特に南米を自分の裏庭とするアメリカ合衆国の軍事介入や、植民地時代の残滓の回復しようという動きから戦争が起きたりしています。

 今回は前後編で、19世紀〜20世紀のラテン・アメリカの国家間戦争をまとめてみます。

内戦を含めるともっと多いのですが、あくまで「国家間」の戦争のみに絞っています。

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【太平洋戦争】ポツダム宣言受諾後も降伏しなかった日本兵

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 太平洋戦争が終結した後もジャングルに残った残留日本兵

残留日本兵と聞いて、パッと思い浮かべるのはおそらく、28年間グアムに居残った横井庄一さんと、29年間フィリピン・ルバング島に居残った小野田寛郎さんではないでしょうか。

敗戦の報を聞いて、大部分の人は悔しく思うと同時に「やっと国に帰れるぞ」と思ったはずなのですが、横井庄一さんの「恥ずかしながら帰ってまいりました」という印象深い言葉が示すように、当時の軍人には敗けてノコノコ帰るくらいなら死んだ方がマシというメンタリティを持っていた人が少なくありませんでした。横井さんや小野田さん以外にも大勢、居残って戦う道を選んだ日本軍人がいました。

ほんの一部ではありますが、あまり名の知られていない残留日本軍人をピックアップしていきます。

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ペルシャ湾岸諸国の領土問題

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 意外と根深くややこしい湾岸諸国の領土問題

北方領土や竹島、尖閣諸島の問題はいつでもホットイシューであります。これまで多くの努力がなされるも未だに解決の見通しは全く見えていません。領土問題があったほうが両国の為政者にとっていろいろ都合がいいのではなかろうかとすら思います。

 さて、このブログではたびたび世界の領土問題について取り上げています。他国の事例に、領土紛争解決のスタディがあるに違いないと思うからなのですが、今回はペルシャ湾岸諸国の領土問題を取り上げてみたいと思います。

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深夜にじっくり見たい、世界史の「海戦動画」14本

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有名な海戦の動画を見ながら酒を飲もう

以前「深夜にじっくり見たい、世界史の「戦闘経過」の動画20本」という記事を書いて、この時は主に陸上の会戦の経過を説明した動画を紹介しました。
一方で、日本人には海戦ってすごく人気があるんですよね。

日清戦争、日露戦争、太平洋戦争でも大規模な海戦が多くあって、しかも日清・日露は結構痛快な勝ち方をしてるので、関心が高い人が多いのかもしれません。

 ということで今回はYouTubeで世界史の海戦動画を集めてみました。ぜひ、深夜に酒を飲みながらじっくりとご覧ください。

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