歴ログ -世界史専門ブログ-

おもしろい世界史のネタをまとめています。

【大航海時代】新大陸メキシコに渡った日本人の記録

f:id:titioya:20180717131706j:plain

様々な形で太平洋を渡った名もなき日本人たち

1639年に徳川家光が鎖国体制を完成させるまでの16世紀から17世紀前半までは、史上類を見ないほど日本人の海外進出が盛んな時期でした。

ベトナムのホイアンやフィリピンのマニラなど東南アジア各地に日本人町を作って商業活動を行う者もいれば、アユタヤの山田長政のように政治・軍事にまで介入する者、また末端では傭兵や奴隷としてポルトガル人やスペイン人の下で働く事例も数多くありました。

中には太平洋を超えて新大陸に渡ったり、大西洋を超えてヨーロッパに渡った事例もあります。

続きを読む

幽霊が出る噂のある世界史の古戦場跡

f:id:titioya:20180209185008p:plain

成仏できない兵士の魂が今も彷徨う噂のある古戦場跡

壇ノ浦、桶狭間、長久手、関ヶ原、城山といった日本の歴史に名を刻む古戦場跡は、心霊スポットとしても名が高いそうです。

戦で死んだ人の魂が今も彷徨う、というのがお話として面白いというのもあるかもしれませんが、かつて激戦が起こった古戦場には「人の思い」が強くあり、それが幽霊を見たという伝聞に繋がっているのではないかと思います。

ということで、今回は世界史の戦史に名を刻む古戦場で、今や心霊スポットとしても名高い地をピックアップします。

続きを読む

中東初のロケット開発「レバノン・ロケット協会」の青春物語

f:id:titioya:20180221003112p:plain

 宇宙に挑んだレバノンの大学教授と学生の青春物語

 冷戦時代、宇宙開発と言えばアメリカとソ連の2大国が推進したものというイメージが強くありますが、中東の小国レバノンは、1960年代に独自に宇宙技術の開発に着手。

予算も経験もない中で試行錯誤を続け、なんと中東初の大気圏に届くロケットの打ち上げに成功しました。これは隣国イスラエルよりも早いもので、経済規模から考えると驚異的な偉業でした。

 この事実はしばらく忘れられてしまいますが、2013年にドキュメンタリー映画「レバノンロケット協会」が公開され、再び日の目を浴びることになりました。

続きを読む

【2018年7月版】世界史関連の新刊20冊まとめ

f:id:titioya:20180707090405j:plain

5〜7月度発売の世界史の情報まとめ 

2018年も半分終わりましたが、みなさん本読んでますか?

本を読むこと自体が目的になってはいけませんが、定期的なインプットは忘れないようにしたいところです。

あまり本を読む時間がないという方は、夏休みにまとまった時間が作ってガッツリ読んで見てはどうでしょうか。

今月は5月中旬〜7月中旬発売の世界史関連本をピックアップしてみます。気になる一冊を見つけてください。

続きを読む

【古代インド】ヒンドゥー教はどのように成立したか

f:id:titioya:20180601081812p:plain

馴染みがあるようでないヒンドゥー教について学ぼう

 我々に馴染みが深い仏教の教えは、その大部分が古代インドの思想がバックボーンにあります。

輪廻転生とか諸行無常とか縁起とか、すべてインド人の発明です。 

 しかし、いまインドの宗教のマジョリティであるヒンドゥー教は、シヴァ神とかパールヴァティとかガネーシャとか、我々とは全く異質の世界です。

今回は、古代インドの思想の発展とヒンドゥー教の成り立ちについて見ていきたいと思います。

続きを読む