歴ログ -世界史専門ブログ-

おもしろい世界史のネタをまとめています。

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ハンガリー

マッチの歴史

実は新しいマッチの短く濃い歴史 マッチが量産発売されたのは19世紀半ばのことです。 硫黄やリンに摩擦を加えて火を起こす、シンプルな仕組みに思えますが、実はライターの発明(16世紀)よりずっと後のことです。 今やマッチを使う機会もさほどないかもしれ…

馬から落ちて死んだ世界史の国王15人

多くの人の命を奪った落馬事故 現代の交通事故に類する事故が、昔では落馬事故にあたったのかもしれません。 不注意や追突、飲酒運転などもあったでしょうし、今の自動車にはない「馬の機嫌」というものもあったので、自動車よりもよっぽど危険です。 落馬で…

コンタクトレンズの歴史

国際的に発展してきたコンタクトレンズの発展史 コンタクトレンズは非常にシンプルな仕組みでありつつ、その開発の歴史は長く複雑なものがあります。仕組みはシンプルでありつつ、製造に使う素材や機材の発展によって大きく変化してきました。 かつてはコン…

ヨーロッパの「民族統一主義」運動(前編)

大きいことは、いいことだ。我らが祖国のあるべき領土 国境線は民族移動・宗教文化の伝播・経済的要因など様々な要因を背景にして、大きな政治力や軍事力を持った権力が現れることで様々に書き換わってきました。 今は別の権力が支配しているものの、自分た…

歴史的な価格下落をした6の通貨 - ハイパーインフレはなぜ起こったのか

お金とは何なのか、を考えざるを得ないハイパーインフレの世界 2007年から2009年にかけてジンバブエ・ドルが狂ったようなインフレを起こし、最後は100兆ジンバブエ・ドルまで発行されたのは記憶に新しいと思います。 この件は結構ネタ的に語られることが多か…

現代の国家の始祖と見なされる古代王朝

現代の国家の始祖と位置づけられる古代国家 現代の日本国の始祖がどういう体制だったかはやかましい議論がありますが、一般的には大和国のヤマト王権を中心に各地の政治勢力が糾合して出来たとされています。 騎馬民族征服王朝説とかワクワクする説は色々あ…

史上最も短命な国家ベスト10(後編)

ついに日数一桁の世界へ 国家というものは自分で勝手に国家を名乗っても認められず、他の「信頼されている国家」に承認されて初めて一人前と認められます。 言うなればヤクザ社会のようなもので、他の親分連中に認めてもらえないと潰されるだけです。 前編か…

戦場で本当に実行された映画みたいな作戦

なぜか上手くいったウソみたいな軍事作戦 映画やアニメでは、強大な敵と戦うとき主人公たちは大抵とてつもなく突飛な作戦で突破しようとします。 映画「インディペンデンス・デイ」では、地上を席巻する宇宙船を撃退するために、敵の宇宙船の本丸にコンピュ…

【WW2】ハンガリーが枢軸国側で参戦した経緯

大ハンガリーの領土回復への夢と絶望 第二次世界大戦の枢軸国の主要参戦国は、日本、ドイツ、イタリアばかりがクローズアップされますが、ルーマニア、ブルガリア、フィンランド、クロアチア、タイなども枢軸国側に立って参戦しています。 ハンガリーも枢軸…

ふざけてるとしか思えない世界の10の政党

なんだその名前?ふざけてんの? 生活の党に山本太郎が合流して「生活の党と山本太郎となかまたち」という政党が出来た時、みんな「は?ふざけてんの?」と思ったに違いない。 ただ振り返ってみると「支持政党なし」という詐欺みたいな名前の政党もあったし…

失敗し続けている世界の連邦構想

かつて検討された壮大な国家統合計画 国家連合とか連邦国家とか聞くと、ちょっとワクワクしませんか? 大物感というか、壮大な取組みをやってる感というか、 地図に小さな国がバラバラとあるよりは、ダーーーンとデカい国家が1つあるほうが、何かよく分かん…

とにかくデカイ!巨大兵器9選

何だこりゃ!デカっ! デカイというのはそれだけで恐怖を感じるものです。 理屈じゃなくて、ほとんど本能的なものでしょう。 巨躯のヤンキーに絡まれたら、ああ終わったな、って思いますが、 チビのヤンキーだったら、ぷ、勝てるかも、て思っちゃいますもの。…

【6人】錯乱・狂気・残虐…怖い女たち

※本記事は残酷な表現を含みますので、苦手な方は読むのを控えてください。 歴史の本を読んでいると、結構な割合で「怖い女」が出てきます。 権力を握って政敵を殺しまくったり、夫や子の死が原因で精神が錯乱したり、嫉妬に狂ってヒステリーを起こしたり。 …

男の中の男! 19世紀の「義賊」5選

波瀾万丈な義賊の生涯 前回の「20世紀の義賊5選」では、ほんの数十年まで生きていた、その命を義と信念に捧げた者たちを紹介しました。今回は19世紀の義賊を紹介します。 ちなみに前回は、 ウクライナ・アナキストのカリスマ指導者 ネストル・マフノ メキシ…

【第二次大戦】マイナーなファシスト政党7選

8月15日は終戦記念日。 大戦で犠牲になった先人達に感謝の祈りを捧げるとともに、平和な世のありがたさを考える日です。 現在ヨーロッパではネオナチ政党が台頭しているそうですが、第二次大戦前はその前身とも言えるファシスト政党が猛威をふるった時代でし…