歴ログ -世界史専門ブログ-

おもしろい世界史のネタをまとめています。

アメリカ

幻に終わったナチス・ドイツの「アメリカ本土爆撃計画」

Attribution: Bundesarchiv, Bild 146-1995-042-37 / CC-BY-SA 3.0 ニューヨークを廃墟にするというヒトラーの妄想 第二次世界大戦中、連合軍の攻勢が激しくなりドイツ軍が苦境に陥ると、ヒトラーは現実を直視せずに妄想を語ったり、部下を手当たり次第に怒…

【ゾンビ】アメリカ軍のゾンビ制圧計画「CONPLAN 8888-11」

アメリカ軍が本気で作った「ゾンビ襲来時の非常事態計画」 「CONPLAN8888-11」は、アメリカ戦略軍が2010年に作成し2011年に発表した「対ゾンビ制圧計画」です。 CONPLANとは「非常事態計画」という意味で、仮にゾンビが発生し人的・経済的・資源的被害が発生…

アメリカの黄禍論はなぜ生まれたか - 中国人移民排斥から排日移民法まで

19世紀末〜20世紀初頭に起こった反アジア人論 黄禍論はアジア人に対する経済的・社会的・軍事的・生物的脅威を唱えた「反アジア人論」。 特に19世紀末からの中国人移民と日本人移民のアメリカ流入に併せてマスメディアを中心に扇動されるようになりました。 …

世界の民族の「創世神話」(アジア・太平洋・アメリカ篇)

はじめ世界は混沌のみがあった… 日本の「国生み」の神話は古事記に記述があります。 高天原(たかまのはら)に住む神々は下界に国を作ることにして、イザナギノミコトとイザナミノミコトを派遣した。当時は大地はまだ水に浮いた油のように海水に漂っていた。…

菜食主義の宗教史

様々な文脈で語られるベジタリアンという生き方 ここ数年で、ベジタリアンがかなり一般的になってきたように思います。 昔の日本では菜食主義と言えばお坊さんがするものと決まっていましたが、最近では女性を中心にベジタリアンを実践する人がかなり増えて…

幽霊が出る噂のある世界史の古戦場跡

成仏できない兵士の魂が今も彷徨う噂のある古戦場跡 壇ノ浦、桶狭間、長久手、関ヶ原、城山といった日本の歴史に名を刻む古戦場跡は、心霊スポットとしても名が高いそうです。 戦で死んだ人の魂が今も彷徨う、というのがお話として面白いというのもあるかも…

ホットドッグの歴史 - 「ホットドッグ」の名前の由来とは?

諸説ある「ホットドッグ」の由来 ホットドッグは軽いランチや子供のおやつとしてごくありふれた食べ物で、特に珍しいものでもありませんが、考えてみると「ホットドッグ」って変な名前ですよね。 普通に考えたら「ソーセージブレッド」みたいな名前になると…

【閲覧注意】世界の反社会的音楽のジャンルと代表曲

Photo by themockstar ヤバいテーマを歌う世界の音楽ジャンル 今や日本の音楽シーンは、アイドル全盛であります。 アイドルブームの背景にあるのは「共感」が高い価値を持つという考え方で、歌詞を読んで聞いてみんなで納得しあい、同じ共感コミュニティの中…

ビール愛好者が作った世界の6つのビール政党

Photo by Halicki ビール好きが徒党を組んで選挙に出たらこうなる 個人的な話ですが、ぼくはビールが好きです。 コアなビールファンの結束力って凄くあって、「お酒何を飲みますか?」「ビールだけでずっといけますね」と返されたら、その人とはもう数年来の…

領土をガッツリ奪った世界史のえげつない講和条約(前編)

後の歴史にも大きく関係する講和条約の数々 現在の国際秩序では大規模な国家間戦争が起きづらくなっているので、大規模な領土の分捕り合戦もほぼ起きないと思っていいと思います。 起きても過去の因縁や民族問題に絡んで、大国志向の国が武力を誇示して小国…

【未解決】ある日突然消息不明となった有名人

行方が分からず遺体も発見されていない著名人たち 近年、失踪者・行方不明者が注目を集めています。 2016年の日本の行方不明者は84,850人で、家出などが多いのですが、大半が警察の捜査などで発見されます。しかし発見されずに失踪者扱いされるのが985人もい…

まったく普及しなかった自動車の「未来技術」

常に新しいテクノロジーが導入される自動車 自動車の技術は日進月歩で発達を続けています。 電気自動車、 自動運転、機械学習、飛行自動車など、より人や環境に優しく、効率的に輸送ができるモビリティに急速に舵が切られています。 現代の自動車に到るまで…

歴史の舞台裏で暗躍したキングメーカー13人(後編)

古代から現代まで政局を左右してきた影の実力者たち 歴史を影で動かした 「キングメーカー」の後編です。 前回ご紹介した人物は以下のとおりです。 カウティリヤ (グプタ朝) アトッサ(ペルシャ帝国) プラエトリアニ(ローマ帝国) フラビウス・リキメル…

世界を変えた有名な戦場カメラマン18人の写真

人々の意識と行動を変えた名写真 今やスマホで誰もが写真を撮影し、すぐにSNSにアップして数万・数十万の人に届く。写真を撮影し公表する「特権」は失われ誰もが表現者になれる時代です。 昔はそのような「時代を切り取る」仕事は写真家の仕事でした。新聞や…

米ソが計画した「月面基地建設計画」

Photo from "Cold War Secret: “Project Horizon” Neatram 大国の安全保障と意地を賭けた勝者なき戦い 東西冷戦のピークの1960年〜1970年代、アメリカとソ連はそれぞれ月面に軍事基地を建設する計画をぶち上げていました。 互いに「敵国に月面に基地を作られ…

小さなミスがきっかけで起こった大きな事件

ちょっとしたミスで起こった大騒ぎ ミスは世の中に溢れています。 注意散漫でボケーとしている時に起こりやすいですが、注意していれば防げるというものではなく、集中していても起こるときは起こるものです。 電車に乗り間違えた、とかシャツを表裏逆に着て…

老いてなお戦場に立った伝説の老将軍(後編)

老いるまで戦場に生きた生粋の軍人たち 歴史にその名を刻んだ老将軍をまとめています。 前回は古代中国を中心に、以下の人物をピックアップしました。 廉頗(戦国・趙国) 王翦(戦国・秦国) 蒙恬(戦国・秦国) クィントゥス・ファビウス・マクシムス(共…

1920年・アントワープオリンピック五輪旗紛失事件

迷宮入りだった事件は、後年以外な展開へ… オリンピックで使われる聖火は、歴代のオリンピックイベントで代々受け継がれていますが、オリンピックの旗も同じように代々受け継がれています。 現在は夏用と冬用のそれぞれ2つオリジナルの旗があり、冬用は1952…

有名な10枚の「未完の絵」とエピソード

完成した作品よりも心惹かれる未完の絵の数々 当たり前の話ですが、絵は完成して初めて世に出て、売られて、飾られるものです。 ですがどういうわけか、未完の絵にも関わらず、世に出て評価され、高値で売られているものもあります。 今回はなぜこれらの絵は…

歴史に名が残る超有名シェフ(前編)

Photo by Lynn Gilbert 料理の歴史にその名を刻んだ有名な料理人たち 料理の歴史というのは体系化するのが本当に難しいと思います。 常に進化し続けているので、いつ・どこで・誰が・何をして・どうなったかの記録などほとんど残っちゃいない。 そこいらのお…

「気骨」のある世界の平和主義者7人

平和の必要性を覚悟で示した骨のある平和主義者 現代の日本で平和主義者と言えば、現実を見ずに理想ばっかり言ってるみたいな感じで、ネットでは特に批判されることが多いです。 ぼくもどっちかというと現実主義者なので、平和主義者の考えにはちょっとつい…

アメリカの実験的な「ユートピア建設計画」

理想主義者が作った「素晴らしき共同体」とは 一般的にはコミューンと言われますが、何か先鋭的な社会の仕組みが発明された時、それが実際に人々が生活を営む社会でどうワークするかを実験する小さな共同体が作られる場合があります。 大抵、現在の社会と離…

アンクル・サムのモデルになった人物とは?

アメリカを象徴するキャラクター、アンクル・サム 「I WANT YOU FOR U.S. ARMY」のポスターは高校の美術の教科書で見たことあると思います。 これは1917年にイラストレーターのジェームス・モンゴメリー・フラッグによって描かれたもので、第一次世界大戦の…

2回も死刑執行された黒人少年ウィリー・フランシスの悲劇の物語

疑惑まみれ裁判で死刑になった少年ウィリー・フランシス 歴史上、死刑執行に失敗してやり直した事例はいくつもあります。 アメリカ・ルイジアナ州で1944年に起きた殺人事件の容疑者ウィリー・フランシスも、死刑執行をやり直した人物の一人です。 ただし、こ…

世界を核戦争から救った男 ヴァシリィ・アルヒーポフ

核攻撃に待ったをかけ、世界を核戦争から救った男 ヒーローと言えば、スパイダーマンのような、超人的なパワーを持って悪党の企みを危機一髪救う派手なキャラを思い浮かべます。 1962年に発生したキューバ危機において、ソ連海軍B-59潜水艦副艦長ヴァシリィ…

自らの発明や主義・主張によって死亡した人たち

自らの信念を貫いた挙句、死んでしまった人たち 長い人生、できるなら自分の信念を持ちそれを貫いて生きていきたいものです。 他人の考えたルールや事柄に服従して生きるよりは、自分の信念のままに生きることこそ真の自由ではないでしょうか。 といいつつ、…

なぜトイレのことを「John」と言うのか

「ちょっとJohn行ってくるわ」 英語圏では「トイレ」のことを「John」と言う場合があります。 なのでJohnに行く、は「用を足す」という意味になります。 なぜトイレはJohnと言うのか。 覚えて、さっそく明日から使っていきましょう。

フライドポテトの歴史ーなぜフレンチフライと言うのか?

「フレンチフライ」の言葉の由来とは 最近、東京では「ベルギー・フライドポテト」を出すオシャレな店が増えました。 これまでの安っぽく子どもが好むフライドポテトではなく、芋や油、ソースにもこだわったフライドポテトということで、女性にも人気になっ…

本当に計画された漫画やアニメのような軍事作戦

お笑いのような真面目な軍事作戦 これまでこのブログでも、冗談みたいな理由で起こった戦争や、間抜けすぎる軍事作戦、映画みたいな軍事作戦などなど、本当にあったとんでもない戦争の逸話をたくさん紹介してきました。 ちょっと話が盛られてるところはあり…

論争や謎が残る7つの「悲劇の沈没船」

未だに論争を呼び人々を引きつける沈没船 技術の発達によって昔ほど船は沈まなくなっているはずなのですが、韓国のセウォル号やイタリアのコスタ・コンコルディアのように、客船が沈没したり座礁したりする事故が未だに起きてしまいます。 いくら技術が発達…