2015-01-01から1年間の記事一覧
Photo by Al Jazeera English はい、みなさーん、こちらがカーヴァ神殿でーす 海外旅行に行くとき、ツアー旅行か個人旅行かどっちかで迷う。 ツアー旅行は食事もホテルもガイドも全部ついてるから、ただ座ってれば目的のとこに着くしとってもラク。ホテルの…
暇つぶし&英語の勉強にぜひどうぞ このブログは歴史本やウェブの歴史ネタの情報を引っ張ってきて、切り貼り編集して記事にしているのですが、海外の歴史サイトの情報が溜まってきたので、今回ご紹介したいと思います。 手元にはこの倍くらいあるのですが、…
アイスリーム屋台同士の抗争が放火殺人に発展 この美味しんぼの章タイトルのような「戦争」は、 1984年にスコットランドで実際に起きた、競合するアイスクリーム屋台同士が争いを続けた結果、6名が殺害された凄惨な事件。 名前だけ見たらアイスクリーム屋さ…
今後はもっと普通になる同性愛の歴史 2015年はアメリカ最高裁が同性婚を認めたり、東京都渋谷区で同性愛パートナーシップの発行が認められたりと、LGBTの歴史上偉大な進歩の年となりました。 今後はよりLGBTに対する一般の理解が進み、同性愛が特殊なことと…
たくさんあったWW2前の泡沫ファシスト党 WW2前は全体主義が「クール」で「最先端」なものでした。 国が全力をかけて「国家の威信」とか「民族の誇り」とやらを内外に喧伝するから、そりゃカッコよく見えたはずだと思います。 全体主義の中では個人の意見なん…
「釣り糸」がない時代の釣り糸とは? 歴史の教科書の一番最初のページには、アウストラロピテクスとか、洞窟絵画とか、打製石器とか、骨で作った釣り針とかが載っています。 文明が起こる前から釣り針は動物の骨が使われていたというのは、そうだろうねと思…
いざ、ヴァーチャル世界温泉旅行へ 前編に引き続き、ヨーロッパの有名な温泉地の歴史をまとめてまいります。 ヨーロッパの温泉の楽しみ方は様々で、日本と同じようにザブンと湯につかるところもありますし、温泉水を飲んでサウナで汗をかきデトックスするの…
ちょっと温泉に入りにヨーロッパに行ってきます 温泉いいですよね。 ぼくは週末はだいたい近所の温泉で一週間の疲れを癒すのが習慣になっています。 やはり温泉は日本が一番だと思うのですが、海外の温泉も趣があってなかなかいいものです。 これまで台湾、…
悪政に立ち向かう自警団組織はいかにして生まれるか 黒澤明監督の「七人の侍」では、野武士の襲撃に苦しむ村人たちは町に出かけ、7人の浪人を雇って村の防衛を委託しました。 何で浪人を雇わなくてはいけなかったかというと、あの時代は行政機能が麻痺して…
「撮るよ〜。はい、チーズ」 写真を撮るときのこの合言葉はなじみ深いですね。 日本はもちろん、本家のアメリカでも「Say chesse」と言います。 ただ最近みなさん、「はい、チーズ」って言いましたか? ぼくは最後いつ言ったか覚えてないくらい言ってないで…
「キリストの御名において悪霊よ去れ!」 上記サムネは有名な映画「エクソシスト」のキャプチャです。 カラス神父とメリン神父が呪文を唱え、悪魔パズズを追いつめているシーン。 地味ですが、終盤からクライマックスに向かう間にある重要な場面です。スパイ…
人生の交差点・居酒屋 「てきとうに知らない町に行って知らない居酒屋に入る」 を以前ライフワークとしてやっていました。 なるべく遠くの地方都市が良くって、駅前の少し外れにある地元の人がいくような居酒屋に1人で行って、常連さんと仲良くなる。これ、…
大英帝国とガーデニングの関係 イギリスの住環境は、日本の狭いアパートに住んでいる人間からしたら天国かと思うほど豪華で豊かなものです。 建築に対するこだわりもそうですが、庭やガーデニングに対するこだわりは並々ならぬものがあり、さほど大きくない…
「ウソをついたら死後に地獄で痛い目にあうんだよ」 小さいころに母親にそう脅かされた人は多いと思いますし、実際にそう言って子どもを脅かしているお父さんお母さん方も多いかと存じます。 じゃあ実際に地獄に落ちたらどうなるか知ってますか? えーっと、…
チーズをこよなく愛した詩人、ジェームス・マッキンタイア アメリカを中心に評価が高い19世紀カナダの詩人、ジェームス・マッキンタイア(1828-1906)をご存知でしょうか? 彼の特筆すべきは、自作のチーズ・ポエム。 不器用ながらチーズ愛にあふれたポエム…
旧社会は新技術をいかに受け入れたか 高齢化と内需の縮小を受け、多くの日本企業が割安な労働コストと旺盛な需要を見込んで中国や東南アジア、中東、アフリカなどに進出しています。 上手くいってる会社も多くありますが、開業時はまあ大変だっただろうと思…
この数字は不吉の予兆… 漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の5部に出てくるキャラクター、グイード・ミスタは異常に「4」という数字を恐れます。 実際に4発の弾丸をリボルバーに込めたらピンチに陥ったり、 4発の弾丸を落とした瞬間に味方が殺されたりしまし…
3秒後に街が消えてしまいます。3、2、1…はいっ! ウソのような話ですが、第二次世界大戦にはマジシャンが戦争に参加していました。 そのマジシャンの名はジャスパー・マスケリン。 イギリス人のマジシャンで、軍隊に志願して得意なマジックを通じて国家…
「過去や未来に行った」「未来から来た」と主張した人たち タイムトラベルは永遠の憧れであり、ロマンであります。 ドラえもんやバックトゥーザフューチャーの例を待つまでなく、タイムマシーンは様々な作品に登場しますし、 もしタイムトラベルができるなら…
バッグパックに本とカメラを突っ込んでふらりと気の向くまま 他人が海外旅行に行って楽しい思いをしているのを見たり聞いたりするのは、基本的にはあまり気持ちいもんじゃないです。 「なんだよ、自慢かよっ!」 って思っちゃう。 でも次に「オレも行きたい…
速い!楽しい!快適! 補助輪を外して自転車に初めて乗ったのは、たしか5歳くらいの時だったと思います。 最初はグラグラしてとても乗れたもんじゃない。何回もズッコケて傷だらけになりつつ、突然コツがつかめて乗れるようになりました。 たぶん大多数の人…
気にしないといけない?センシティブな呼称 「人に言われたくないことを自分も言わないようにしましょう。インディアンは使ってはいけません。ネイティブ・アメリカンと言いましょう」 と小学校の担任だった江藤先生が言っていました。 じゃあインディオはい…
Photo from THE GURDIAN, photo by Carsten Koall/AFP/Getty Images Carsten Koall/Getty 日本人の想像よりもはるかに強いトルコ民族主義 トルコの人たちは大変に愛国心が強いです。 ぼくもトルコの友人が多くいてSNSでつながってるんですけど、 国の記念日…
Image from MANOR HOUSE SCHOOL, Go for Gold (and Other Colours!) at Olympic Art Workshop 今は無きオリンピック「芸術競技」のメダル作品 2020年の東京オリンピックは、なんか競技場とかロゴとかで混乱状態に陥って、みんなテンションがガタ落ちしている…
Photo by Markburger83 秋空の下で美味しいビールはいかがですか? ビールが美味しい夏が終わって、ビールが美味しい秋がやってきました。 鍋をつつきながらも桜を見ながらもビールは美味しいわけで、つまるところ一年中ビールは美味しいわけです。 で、やっ…
あまりに不可思議な失踪・蒸発・行方不明事件の数々 2014年度に発生した、マレーシア航空370便の失踪事件はまだ記憶に新しいと思います。 クアラルンプールから北京に向かった航空機が突然通信を断ち行方不明に。墜落したに違いないが、各国の必死の捜索にも…
イギリス料理がマズいのにはちゃんと理由がある 「イギリスで食えるものは、イングリッシュ・ブレックファーストくらい」 というのは、世界中の人が知ってる有名なステレオタイプです。 「最高の人生と最悪の人生」のジョークに使われたりもしてます。 最高…
結婚指輪にまつわる歴史のあれこれ ぼくは結構ひねくれ者でして、 結婚はいいんだけど、そもそも結婚式とか、結婚指輪なんているの? と思ってます。 そりゃ、昔は人を招いて式を挙げて「結婚したんだからね」って宣言しないとダメだったでしょうけど、今やS…
Image from travelblog.org, DOGON MASK FESTIVAL 素朴で大胆、生命力溢れるアフリカの仮面の世界 アフリカの仮面が好きなのです。 東京近郊でアフリカの仮面の展示会があると絶対に見に行くし、学生時代にエジプトに行った時は古代エジプト芸術はそっちのけ…
人間とエミューの仁義なき戦い エミュー大戦争は、1932年に西オーストラリアで行われた大規模害獣駆除作戦。 エミューの農業被害が拡大し、困りきった開拓民たちは政府に対策を要求。 政府はエミューの駆除のために、機関銃で武装したオーストラリア陸軍砲兵…