歴ログ -世界史専門ブログ-

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ミャンマー

ラオスの歴史(前編)―戦国インドシナの強国ラーンサーン王国

東南アジア山岳国家の戦乱の歴史 ラオスは東南アジア、タイ、ベトナム、カンボジア、中国、ミャンマーに国境を接した内陸国で、国土の約70%が山岳地帯です。 面積は23万6800平方キロメートル。人口は2021年時点で約733.8万人。本州よりやや小さい面積に、埼…

日の丸に似てる国旗 - 日の丸が世界の国旗に影響を与えたというのは本当か?

日の丸のデザインが他の国のデザインに影響を与えたというのは本当か とある言説によると、アジアを中心に欧米の植民地になっていた国々が独立をする際に、日露戦争や太平洋戦争で欧米相手に戦った有色人種の日本の国旗である日の丸のデザインはリスペクトさ…

「世界のカレー」の歴史

Image from stu_spivack 皆で「パクス・カレー(カレーによる平和)」を実現しようではないか カレーって素晴らしいと思いませんか? 安いし腹いっぱいになるし、奮発すれば贅沢もできる。パン好き・ご飯好き、肉好き・魚好き、野菜嫌い、辛党甘党、誰でもひ…

【仏教】アジア各国の仏教美術の特徴まとめ

Photo by Bernard Gagnon インドで廃れた仏教はアジア諸地域へ 前回の記事「仏像の姿形はどう変わっていったか」では、仏教発祥の地インドで、いかに仏教が広がり併せて仏像が発達・衰退していったかを書きました。 インドで消滅した仏教は、アジア諸地域に…

【抵抗者】アウンサン・スーチーの歩みとその思想

Photo by Htoo Tay Zar ミャンマー民主化の精神的シンボル アウンサン・スーチーさんはニュースでもたびたび登場しますから、ほとんどの方が名前くらいは知っていると思います。 ただ、じゃあ何で自宅軟禁されていたのかとか、ミャンマーの人たちがなぜ彼女…

【世界のヘイトスピーチ】マイナーなネオナチ団体 7選

なぜそんな国にネオナチ団体が? ネオナチの本場と言えばヨーロッパ、特に昔から反ユダヤ感情が強いドイツ、それにオーストリア、チェコ、ハンガリーといった中欧諸国のイメージがあります。 ところが世界を見渡すと、なぜそんな国に?と思うような国にネオ…

【ミャンマー】アジアの麻薬王クン・サ

麻薬で築いたカネで独立国を作ろうとした傑物 クン・サ(クンサー)は、ミャンマーとタイの間に住む少数民族シャン族の男。 麻薬の密売で莫大な利益を上げ、その資金を元にシャン族の独立国家「シャン邦共和国」を作り上げようとした傑物です。 その波瀾万丈…