歴ログ -世界史専門ブログ-

おもしろい世界史のネタをまとめています。

ドイツ

論争や謎が残る7つの「悲劇の沈没船」

未だに論争を呼び人々を引きつける沈没船 技術の発達によって昔ほど船は沈まなくなっているはずなのですが、韓国のセウォル号やイタリアのコスタ・コンコルディアのように、客船が沈没したり座礁したりする事故が未だに起きてしまいます。 いくら技術が発達…

ドイツでジャガイモが普及するまでの歴史

「ドイツ料理と言えばジャガイモ」となるまで ドイツ料理、食べたことありますか? とりあえずビールで乾杯して、前菜はジャガイモのポタージュスープ。ポテトサラダ。 次いでソーセージ。付け合わせにはザワークラウトとフレンチフライ。 メインはロースト…

大騒ぎになった重要書物の誤植事件

誤植のせいで歴史に名が知られてしまった有名な事例 歴ログは誤植が少なくなく、いつもご指摘くださる方に感謝申し上げます。いつもありがとうございます。 ぼくが言うのも何ですが、普通に出版されている本を読んでてもたまに誤植ありますし、歴史的に重要…

YouTubeで聞く世界の古代音楽

現代によみがえる古代の音楽 たしか論語だったと思うのですが、漢文の授業でこんな話があったのを覚えています。 孔子が斉の国に滞在していた時、韶の音楽の演奏を聞く機会があった。孔子は「音楽が人の心をここまで揺さぶるとは」と大変感動した。あまりに…

衝撃的な女性シリアルキラーの犯行

歴史に残る衝撃的な女性殺人鬼 快楽殺人者など絶対にお知り合いになりたくないものです。 でも映画やコミックを始めとしてシリアルキラーのネタは世に溢れているし、自分が被害を受けるのは御免だけど、みんな怖いもの見たさなのか、興味は持っているもので…

遺棄された幻の植民地(前編)

統治が大変すぎて維持できなかった植民地の数々 現代では「植民地(Colony)」という言葉はネガティブな意味を持ちます。 主権の侵害・富の収奪・人権の軽視といったニュアンスを含んでおり、二度と大国が小国を植民地の地位に落とすことがないようにしなけ…

独裁国家の「超リベラル政策」

北欧か?と思うほどリベラルな独裁国家の政策 人ってのはワガママなもので、あまりに自由すぎると規律を求めるくせに、規律が過ぎると自由を求めるものです。 世界にいくつもある独裁国家は、例外もありますが、多くは分裂を防ぎ国家を統合するために独裁体…

史上最も短命な国家ベスト10(前編)

ちょっと目を離したらもう無くなっていた国 日本という国は有史以来、国体の継続性を保っているということに一応なっていますが、現在の日本国政府の発足は1952年のサンフランシスコ平和条約からなので、日本国は65年間続いていることになります(2017年現在…

結成理由がメチャクチャな十字軍遠征

正義のかけらもない無茶苦茶な十字軍宣言 十字軍と言えば、1096年の第1回から1272年の第9回まで、アナトリア半島からエジプトの中東地域に十字軍国家支援のためにキリスト教徒軍が展開した一連の戦いが有名です。 ですが、一般的に十字軍とは「教皇が異教徒…

有名なWW1のエースパイロット10名

航空機初期時代の空のエースたち エースドライバーやエースパイロットはいつの時代でもモテるものですが、 航空機が発明され始めて大規模に戦争に投入された第一次世界大戦でもそれは同じでした。戦線で活躍したパイロットたちはマスコミに取り上げられて祖…

歴史を動かした冷戦時代の米ソのスパイ

スパイ合戦はいつの時代もあるものですが、東西冷戦時代は2つの大国がさも当然のようにお互いの情報機関の人間を使って情報を探り合っていました。 母国の重要な機密情報を扱う立場にありながら敵国のスパイになるという感覚はあまりピンとこないのですが、…

世界の怪しい秘密結社の世界

人の集団あれば秘密結社あり ぼくが小学生の頃、友だちと徒党を組み、学校終わりに近所の山や藪の中に作った秘密基地で飽きずに遊んだものです。その基地の場所は決して口外してはいけなかったし、秘密基地で何をして遊んでいたかも仲間内の秘密でした。 こ…

処刑のプロ・有名な「死刑執行人」

処刑という「特殊技能」 昔から死刑執行人になるのは身分が低い人物が多かったそうです。 直接手を下すため血を直接浴びるというのもありますし、呪いや穢れといった観念的な恐怖も強かったので、みんなやりたくない職業であったのは間違いありません。 執行…

戦場で本当に実行された映画みたいな作戦

なぜか上手くいったウソみたいな軍事作戦 映画やアニメでは、強大な敵と戦うとき主人公たちは大抵とてつもなく突飛な作戦で突破しようとします。 映画「インディペンデンス・デイ」では、地上を席巻する宇宙船を撃退するために、敵の宇宙船の本丸にコンピュ…

史上こんなにあった「世界の終わりの予言」

昔の人が考えた「世界の終わり」 ぼくは子どもの頃、本気で1999年に世界が終わって自分も死ぬと思っていました。 当時よくテレビでノストラダムスの特集をやってたからかもしれませんが、漠然とした恐怖感があったのを覚えています。 最近だとマヤ暦が2012年…

かつて実在した恐るべき「暗殺専門グループ」

目的達成のためには手段を選ばない、冷酷無比な暗殺者たち 暗殺という手段は、自分や自国に脅威となる政敵や他国のVIPを葬ることができる有効な手段であります。 日本の歴史でも暗殺は数多く、神話にもヤマトタケルノミコトのクマソ暗殺の話があるし、1960年…

西欧の大国・フランク王国とは何だったのか(後編)

フランク王国の社会・経済・文化とは 西ヨーロッパ世界を形作ったフランク王国の歴史とカール大帝の業績について。 前編ではベルギー東南部から出発したカロリング家が、フランク王国の王位に就き軍事を整えて大規模な対外戦争で領土を拡大していく様をまと…

西欧の大国・フランク王国とは何だったのか(前編)

現在のヨーロッパの母体となった「フランク王国」 カール大帝とフランク王国と言えば、高校の世界史でも大きく扱われるし、 800年の「カールの戴冠」はセンター試験にも登場します。 メロヴィング朝のカール・マルテルがイスラム軍を打ち破った732年の「トゥ…

アメリカが外国から受けた「本土攻撃」

史上いくつかあった、敵国によるアメリカ本土攻撃 911テロはこれまでアメリカが受けた「敵対勢力」による攻撃の中で最大のものと言っていいと思います。 大規模な被害が出たことに加え、911が新しかったのは敵対勢力に「正体がない」こと。「ここを叩けばい…

あまり普及しなかった「人工言語」

世界的に利用されることを目的としたマイナーな「人工言語」 旧約聖書によると、地上に繁栄した人間は驕り高ぶり「天まで届く塔」を作り神に並ぼうとした。大いに神の怒りを買い、それまで一つだった言語をまったくバラバラにされてしまった。意志の疎通がで…

その気もないのに「神様」になってしまった人たち

勝手に周囲の人間に神様に祭り上げられてしまった人たち 史上、自分のことを「我こそは神なり」と言った人は大勢います。現代でもいますけど。 そんで国家樹立の正当性を得たり、教団のトップに君臨したりしたのですが、 別に自分で自分のことを神だと一言も…

戦場で起こった敵味方の友情物語

殺しあう敵同士で紡いだ奇跡的な友情 元々敵同士だったけど打ち解けて交流が始まる物語はみんな大好きです。 ドイツ兵捕虜と日本人の交流を描いた「バルトの楽園」とか、韓国兵と北朝鮮兵の友情を描いた「JSA」など枚挙に暇がありません。 弱肉強食の緊張し…

やってみたい?ウソのような世界のスポーツ

ナニソレと思う奇想天外なスポーツ 日本って全国各地に奇妙な祭りが多いですよね。 神様と相撲をとったり、大勢で袋や木の玉を奪い合ったり、木にまたがって崖から滑り降りたり。 世界にでも有数の奇抜さだと思うのですが、「スポーツ」にはあまり奇抜なもの…

世界を変えてしまった親子ケンカ・兄弟ケンカ(後編)

不仲の家族の争いは世界史をどう変えたのか 前回に引き続き、世界史を変えてしまった親子・兄弟の争いをピックアップします。 前回はこちらを紹介しました。 クレオパトラ7世 vs コンスタンティヌス13世(プトレマイオス朝エジプト) カラカラ帝 vs ゲタ帝(…

世界を変えてしまった親子ケンカ・兄弟ケンカ(前編)

親子・兄弟のケンカが変えてしまった後の世界 仲が悪く争いばっかしている親子といえばパッと、美味しんぼの海原雄山と山岡士郎が思い浮かんでしまう。 最後のほうの巻では仲直りしてましたが、ずっと周囲の人間を巻き込んで争いつづけていました。それが読…

歴史上実在した「野生児」とその逸話

人間社会から捨て置かれ野で成長した子どもたち 伝説によると、ローマ帝国の祖ロムルスは弟レムスと共に雌狼の母乳で育ったとされています。 兄弟は自分たちが捨てられた丘に街を建設しようとしたが、兄弟同士でいさかいが生じロムルスがレムスを殺害。弟を…

敵兵から恐れられた「伝説のスナイパー」

敵兵を恐怖のどん底に叩き落した凄腕スナイパー 戦争に行ったことはないので詳しくはわかりませんが、 「いつ撃たれるか分からない」という緊張状態に常に置かれるのは、想像を絶するものに違いない。 もしかしたら今この瞬間、狙撃兵に狙われていて、次の瞬…

誰もが予想しなかった奇妙な製品リコール事件

「まさかそんなところから問題になるとは」と企業が驚くリコール事件 メーカーは製品を製造してお金を頂戴する以上、リコールとは無縁でいられません。 製品自体の不備もありますが、想定されない使われ方に対する対策もちゃんとせなばならず、どうしてもカ…

失敗したお粗末なクーデター計画

そら失敗するわと思わざるを得ない雑なクーデター 政府転覆の陰謀を企てるのであれば、大物の支援者の資金援助はいるし、政府関係各所に協力者も必要。 軍事物資も豊富ですぐに軍隊を投入できるだけの準備が必要だし、VIPとのコネも大事だし、政局や世論の見…

【我々は媚びる】ナチス占領に協力したヨーロッパの団体

抵抗せずにナチスに協力したヨーロッパの人々 「悪逆非道のナチスの支配に対し、ヨーロッパの人々は雄々しく立ち向かったのだ!」 映画や小説はもちろん歴史本に至るまでそんな文脈が主流で、実際抵抗運動も激しかったのですが、話はそう単純ではなさそうで…

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