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歴ログ -世界史専門ブログ-

おもしろい世界史のネタをまとめています。

人類の歴史を変えた火山大噴火

人類に破壊的な惨事をもたらした自然の禍 人類は常に自然の気まぐれに振り回されてきました。 農業や漁業はモロに気候や天気に左右されるため、異常気候や天災があった場合直ちに凶作となり、食えなくなる者が続出し、治安が不安定になり、内乱や戦争が起こ…

史上最も短命な国家ベスト10(後編)

ついに日数一桁の世界へ 国家というものは自分で勝手に国家を名乗っても認められず、他の「信頼されている国家」に承認されて初めて一人前と認められます。 言うなればヤクザ社会のようなもので、他の親分連中に認めてもらえないと潰されるだけです。 前編か…

【現代史】敵国の英雄となった人たち

母国以外で活躍して有名になった人物 人は英雄に憧れるものですが、「憧れてほしい」対象というのもの人それぞれなのかもしれません。 全世界中の人の場合もあるし、自分の国の人の場合もあるし、ちびっ子限定の場合もあるでしょう。女性だけ、という人もい…

【消滅国家】20世紀前半にシベリアに存在した超短命国家

夢や野望・絶望が渦巻く辺境の地 現在ロシア政府は国民へシベリア〜ロシア極東への移住を奨励しているそうです。 不安定なヨーロッパとの結びつきに注力するよりも、東アジア方面に資本やリソースを割いたほうが、今後ますます世界経済の中心となっていくこ…

世界史で有名な人物の「決闘(デュエル)」

世界史上重要(&あまり重要でない)決闘の数々 どの時代・社会でもおおよその殺人は罪になりますが、前近代社会やアウトローの世界では、「果し合い」や「決闘」をした人物はむしろ社会から称賛され、罪にならない場合があったようです。 父親の無念を晴ら…

ブルガリアの歴史(3) - バルカン戦争とWW1の敗北

大国を目指すブルガリアの格闘 全4回でブルガリアの通史をまとめています。 前回までのあらすじ reki.hatenablog.com 第二次ブルガリア帝国はイヴァン・アセン2世の時代に史上最大の版図を手に入れ全盛期を迎えますが、東より迫るオスマン帝国に敗れて組み…

歴史を動かした冷戦時代の米ソのスパイ

スパイ合戦はいつの時代もあるものですが、東西冷戦時代は2つの大国がさも当然のようにお互いの情報機関の人間を使って情報を探り合っていました。 母国の重要な機密情報を扱う立場にありながら敵国のスパイになるという感覚はあまりピンとこないのですが、…

ロシア革命中に勃発した、暴動・反乱・反革命事件

革命の混乱中に起きた反乱や民族蜂起の数々 現代のシリアがそうであるように、社会統制のタガが外れると中央の政治抗争だけでなく、国内のあちこちで不満分子による反乱や少数民族などの分離運動が起こり、そこに外国勢力が入ってきてだんだん対立構造がねじ…

犬の特攻兵器・ソ連軍の「対戦車犬」

爆弾を抱えて戦車に突入する「対戦車犬」 紀元前も昔から、人間は犬を戦争の兵器として使ってきました。 人間の数千~数万倍もある嗅覚を活かし、伝令・探知・追跡・警護・哨戒などの補助任務がその主な用途でしたが、純粋な戦闘・攻撃用に訓練された犬もい…

戦場で本当に実行された映画みたいな作戦

なぜか上手くいったウソみたいな軍事作戦 映画やアニメでは、強大な敵と戦うとき主人公たちは大抵とてつもなく突飛な作戦で突破しようとします。 映画「インディペンデンス・デイ」では、地上を席巻する宇宙船を撃退するために、敵の宇宙船の本丸にコンピュ…

史上こんなにあった「世界の終わりの予言」

昔の人が考えた「世界の終わり」 ぼくは子どもの頃、本気で1999年に世界が終わって自分も死ぬと思っていました。 当時よくテレビでノストラダムスの特集をやってたからかもしれませんが、漠然とした恐怖感があったのを覚えています。 最近だとマヤ暦が2012年…

世界の10の「呪われた町」

怖さも桁外れ?海の向こうの心霊スポットへようこそ このブログは基本的には世界史とその周辺のテーマを取り扱っていますが、たまーにオカルトめいたことも書いています。 何でかっていうと、個人的に好きだからです。 ぼくの実家の近くの山は県内有数の心霊…

チェチェンの歴史 ー なぜ戦いは終わらないのか

Attribution: Pro-Russian separatists from the Chechen "Death" battalion MAXIM SHEMETOV / Reuters ロシアに抵抗を続けるチェチェン民族 「チェチェン」といえば名前くらい聞いたことがあると思います。 では具体的にチェチェンの場所がどの辺りなのか、…

戦場で起こった敵味方の友情物語

殺しあう敵同士で紡いだ奇跡的な友情 元々敵同士だったけど打ち解けて交流が始まる物語はみんな大好きです。 ドイツ兵捕虜と日本人の交流を描いた「バルトの楽園」とか、韓国兵と北朝鮮兵の友情を描いた「JSA」など枚挙に暇がありません。 弱肉強食の緊張し…

世界を変えてしまった親子ケンカ・兄弟ケンカ(前編)

親子・兄弟のケンカが変えてしまった後の世界 仲が悪く争いばっかしている親子といえばパッと、美味しんぼの海原雄山と山岡士郎が思い浮かんでしまう。 最後のほうの巻では仲直りしてましたが、ずっと周囲の人間を巻き込んで争いつづけていました。それが読…

敵兵から恐れられた「伝説のスナイパー」

敵兵を恐怖のどん底に叩き落した凄腕スナイパー 戦争に行ったことはないので詳しくはわかりませんが、 「いつ撃たれるか分からない」という緊張状態に常に置かれるのは、想像を絶するものに違いない。 もしかしたら今この瞬間、狙撃兵に狙われていて、次の瞬…

売国奴と呼ばれる人たち:アンドレイ・ウラソフ

ナチスに協力し「ロシア解放軍」の指揮官となった男 アンドレイ・ウラソフ(1900-1946)は、ソ連の軍人。 ロシア革命勃発後から赤軍に加入して活躍し、独ソ戦が始まると数多くの武功を挙げ英雄になりました。 ところがスターリンへの不信からドイツ軍の捕虜…

【我々は媚びる】ナチス占領に協力したヨーロッパの団体

抵抗せずにナチスに協力したヨーロッパの人々 「悪逆非道のナチスの支配に対し、ヨーロッパの人々は雄々しく立ち向かったのだ!」 映画や小説はもちろん歴史本に至るまでそんな文脈が主流で、実際抵抗運動も激しかったのですが、話はそう単純ではなさそうで…

醜い姿形をした世界の妖怪たち

人のようでいて人でない、想像上の妖怪たち 昔の人は自分の村からほとんど出ることなく生涯を終えていました。 村の外に出る必要があまりなかったというのもあるでしょうけど、外はどんな野蛮人や怪物が跋扈しているか分からない危険な地帯だ、という迷信も…

ソ連ヤクザ学入門 - 赤い大地の親分たち(後編)

ソ連最凶の親分ヤポンチクとマフィアの台頭 前編に引き続き、社会主義陣営の大親分・ソ連のヤクザの歴史についてです。 前編ではロシア革命からフルシチョフの時代までのソ連の著名なヤクザと、ヤクザの中のヤクザである「ヴォール」の制度についてまとめま…

ソ連ヤクザ学入門 - 赤い大地の親分たち(前編)

ロシアマフィアの源流・ソ連ヤクザを知ろう ソ連時代にヤクザなんていたのか? と思うかもしれませんが実際に存在し、かなり大規模に闇商売に手を染めて勢力を拡大し、ソ連警察もなかなか手を出せないほどの力を持っていたそうです。 15世紀後半〜16世紀前半…

売国奴と呼ばれる人たち:オルドリッチ・エイムズ

カネのために祖国を売ったCIA職員 オルドリッチ・エイムズ(1941年〜)は、アメリカのCIA工作員。 アメリカの対ソ連スパイ工作の重要人物でありながら、カネのために自ら志願してソ連KGBの協力者となりました。 彼は逮捕されるまで数千件の機密情報をソ連側…

WW2前の泡沫ファシスト政党まとめ

たくさんあったWW2前の泡沫ファシスト党 WW2前は全体主義が「クール」で「最先端」なものでした。 国が全力をかけて「国家の威信」とか「民族の誇り」とやらを内外に喧伝するから、そりゃカッコよく見えたはずだと思います。 全体主義の中では個人の意見なん…

シベリアで40年以上隠れて暮らした家族の話

社会との交流を一切断って孤独に暮らすということ 成果、昇進、嫉妬、競争、義務、税金、借金、老後…… もうそんなことであれこれ悩みたくない。いっそ山奥や無人島にでも移住して、社会との関わりを絶ってのんびり暮らしたい。 そんなことを想像したことはな…

ロシアとソ連の食卓、その圧倒的富と貧困

ロシアの食卓の過去と現在と未来 留学時代に知り合ったモスクワ在住の友人がいまして、SNSでつながっているのですが、投稿を見ると結構良いもんを食ってんですよね。 寿司ロールのボックスを囲んでピースとかしてる。 ロシア料理食わないの?と聞いたら、あ…

【サーモン】鮭缶の世界侵略の歴史

"キング・オブ・缶詰" 鮭缶の歴史 今回の主役「鮭缶」ですが、馴染みがある人もいればそうでない人もいると思います。日本は地方それぞれ濃い魚食文化を持っていますから、鮭なんてほとんど食わないという人も多いと思います。ぼくは九州出身ですが、小さい…

【論争】その呼び方は差別だ!と言われかねない呼称

気にしないといけない?センシティブな呼称 「人に言われたくないことを自分も言わないようにしましょう。インディアンは使ってはいけません。ネイティブ・アメリカンと言いましょう」 と小学校の担任だった江藤先生が言っていました。 じゃあインディオはい…

【お前は誰だ!】歴史を揺るがした「なりすまし事件」

別人物になりすました稀代のペテン師たち 小さいころ、母親がまったく別人の顔になっている夢を見たことがあります。 家族や周りの人は普通の対応をしてるけど、明らかに顔が違う。誰だこいつは!子ども心には本当に恐ろしくて、朝起きて母親の顔を確認して…

【恋愛】世界史に残るドラマすぎる6つのラブロマンス

愛は歴史を変える 歴史に登場する人物を語る上で、男女関係を語らないわけにはいきません。 結婚や恋愛を機に行動や考えが変わったり、スキャンダルが国家を揺るがすほどの大事件につながったり、結果的に歴史を大きく動かす要因の1つになってきました。 日…

異文化社会にすっかり馴染んでしまった異邦人の物語

スカッとする異邦人のサクセスストーリー 異邦人やマイノリティが異文化社会で活躍する話って何かいいですよね。スカッとしますよね。 今年の夏の甲子園で活躍した、関東一高のオコエ君なんてまさにそれ。 超高校級の実力の持ち主ってのもありますけど、ナイ…

南極に挑んだ冒険者たちの歴史

極寒の地への冒険の歴史 地球にある6大陸のうち、もっとも人間の開発が及んでいない大陸。 言わずもがな、南極です。 各国の研究機関の基地に駐在する研究員の他は、有閑観光客以外はほとんど訪れない秘境中の秘境。地球に残る最後のフロンティア。 そんな南…

【WW2】歴史を変えたかもしれない未遂の計画

もしこの計画が実行されていたら、果たして… もし日本がハルノートを受け入れていたら。 もし英首相チェンバレンがナチスに毅然とした対応をしていたら。 もし独ソ不可侵条約が守られていたら。 また歴史は違った展開をみせていたかもしれません。 しかしヒ…

世界史・歴史を動かした7人のイケメン

カッコイイとは、こういうことさ ジブリアニメ「紅の豚」の名コピーです。 かっこいい男は行動でそれを示すのである!ということですね。 外面はイケてるメンズはそこら中にいますけど、行動が伴い成果を出す容姿端麗な男というのはそういないものです。 し…

【お金】ホントに使われていた、世にも奇妙な"通貨"

信頼のある幻想 "通貨" 1万円札の原価って知ってますか?約20円だそうです。 ちなみに1円玉の原価は約2円にもなるそうです。 本来は1円玉を11枚持った方が1万円札よりも価値があるのですが、 市場では11円ではうまい棒が1本しか変えません。 一方で、1万円札…

とにかくデカイ!巨大兵器9選

何だこりゃ!デカっ! デカイというのはそれだけで恐怖を感じるものです。 理屈じゃなくて、ほとんど本能的なものでしょう。 巨躯のヤンキーに絡まれたら、ああ終わったな、って思いますが、 チビのヤンキーだったら、ぷ、勝てるかも、て思っちゃいますもの。…

【恋愛】世界史を変えた7つのラブ・ロマンス

愛は歴史を変える 様々な歴史本を読んでいてつくづく思うのですが、 なんだかんだ、やっぱり歴史の主役は男なんですよね。 たまに女傑は出てくるけど、表立った存在にはなりづらい。 ただ、歴史上の偉人たちもちゃんと恋をして、妻を娶り、人の親になってい…

動物を愛しすぎた "海外のムツゴロウさん"伝説

海外の "動物狂"7人 昔、ムツゴロウさんこと畑正憲氏が出演する「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」というテレビ番組がありました。 子どもの頃ぼくはこれが大好きで、レギュラーも特番も欠かさず見ていたものです。 これ以上動物好きなオジさんがこの世にい…

【粛清・権力闘争】存在を記録から抹消された人

表向きには「存在しなかった」人たち 歴史は「正史」 を元に作られます。 正史は時の権力者が自分たちを正当化するために書くので、いろいろ事実をねじ曲げて書いたり、曲解したり、都合の悪いことは削除したりしているものです。 その中で、正史からは名前…

聞いたことあるけど名前は知らない、その国を連想させる曲

テレビで外国や外国料理が紹介される時に流れるBGM。 聞くだけですぐにその国を連想できます。このパワーはすごいです。 テレビ制作側からすれば、それを流しておけば受け手はその後の映像を混乱なく処理できるから、こんなに便利なものはないでしょう。 我…

犬と戦争の歴史

時には伝令、時には肉弾となった犬 もしあなたが愛犬家だったら、この記事はかなり辛い内容かもしれません。 紀元前の昔から人間は犬を戦争用に訓練し、斥候・警備・伝令・時には攻撃に用いました。 現在は軍用犬に対しては動物愛護団体からの非難が大きいよ…

共産圏限定!カッコいい国歌ランキングを発表します

引用:cloud-4.steampowered.com 共産圏の国歌はカッコいいぞ オリンピックとかサッカーの国際試合とかで、たまに外国の国歌を聞く時ありますけど、さすがに「国の歌」だけあって、いい歌が多いですよね。 国を背負ったアスリートたちは、試合前に国歌を聞く…

遊牧民族・アラニ人の歴史【中国〜アフリカ】

ロシア連邦・北オセチア共和国 ロシア南西部に、連邦を構成する共和国の1つである、北オセチア共和国があります。 その名の通り、オセット人の共和国なのですが、遡ってみるとオセット人の先祖は「アラニ人」というイラン系遊牧民族になるそうです。 このア…

【6人】錯乱・狂気・残虐…怖い女たち

※本記事は残酷な表現を含みますので、苦手な方は読むのを控えてください。 歴史の本を読んでいると、結構な割合で「怖い女」が出てきます。 権力を握って政敵を殺しまくったり、夫や子の死が原因で精神が錯乱したり、嫉妬に狂ってヒステリーを起こしたり。 …

【超サマリ】ロシア革命の一連の流れ

よく分からないロシア革命 高校の世界史でも当然、ロシア革命は習いますが何だかよく分からない。 何かいつの間にか暴動になって、いつのまにか革命政権が出来てえらいこっちゃ、みたいなイメージしかありません。 少なくとも、高校の時ぼくはほとんど理解で…

ヨーロッパ vs ロシア「チュード湖の戦い」

「ヨーロッパの拡大」を止めた歴史的な戦い チュード湖の戦いは、別名「氷上の戦い(Battle of the Ice)」とも言い、 現在のエストニアとロシアの国境にあるチュード湖で、ドイツ騎士団とノヴゴロド公国軍が激突した戦いです。 アレクサンドル・ネフスキー…

続・世界のアブナい(?)宗教5選

画像転載元:chaichai.campur.com ※本記事はグロい画像や性的表現を含んでおりますので、苦手な方はご遠慮ください。 前回の記事に引き続き、常人にはちょっと理解しがたいアブナい(?)宗教を紹介します。前回は、 敵を暗殺し勢力を拡大するイランの「暗殺…

【動画】マリオは共産主義者だった!

マリオは革命のために戦っていた!? 懐かしのゲームから最新のゲームまで、科学的かつ突飛な観点から解説しているYouTubeチャンネル"Game Theory"シリーズ。 ぼくもこのチャンネルの大ファンなのですが、その中に聞き捨てならない動画がありました。なんと…

【第二次大戦】マイナーなファシスト政党7選

8月15日は終戦記念日。 大戦で犠牲になった先人達に感謝の祈りを捧げるとともに、平和な世のありがたさを考える日です。 現在ヨーロッパではネオナチ政党が台頭しているそうですが、第二次大戦前はその前身とも言えるファシスト政党が猛威をふるった時代でし…

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