歴ログ -世界史専門ブログ-

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2015-01-01から1年間の記事一覧

建国神話にみる「なぜ私が王なのか」の理由説明

支配を正当化する神話という文脈 集団の中で誰かが何か新しいことを始め、それが他の人にも影響を及ぼす場合、必ず「理由」の説明が必要です。 盗塁率アップのため、坂道ダッシュを毎日やりましょう。 社員のモチベーションアップのため、新オフィスに移転し…

ジーンズの歴史

子どもからお年寄りまで履くジーンズ 冷静に観察してみよう。 休日の電車に乗って、周りの人たちが何を履いているか。 おそらく7割型、ジーンズだと言っても過言ではありません。 なぜかみんなジーンズを履いています。子どもからお年寄りまで履いています。…

古代の人々が驚愕した"ミステリー"の真相

有名な古代のミステリーの真相とは UFO、 怪電波、神隠し、未確認生物… 現代でも世の中には様々なミステリーがたくさんで、人々の興味を引きつけています。 これは古今東西おなじらしく、古代世界でも様々なミステリーが存在したようですが、 そのいくつかは…

絶対にやりたくない!イギリス史上の最悪な仕事

これがエクストリーム3K労働だ キツイ、汚い、キケンの3K労働は昔から言われていますが、 今では、キツイ、帰れない、給料安いの新3K労働なんてのも登場しています。 前者は主にブルーワーカー、後者はIT企業や飲食、テレビ制作会社なんかに使われているよ…

古代メソポタミアとギリシアの金融取引について

生活臭漂う古代人の金融取引 古代の人たちの生活と言うと、何となく理想化されたイメージがあります。 会社も学校も、うるさい上司や先生もいない。ノルマや宿題もない。 朝起きて畑を耕し、日が暮れたら家に帰って家族で食卓を囲む。 食べ物は100%天然もの…

人道的な処刑器具「ギロチン」はなぜ残酷さの象徴になったのか

恐怖政治の象徴・ギロチン ギロチンという言葉を聞いて思い浮かべるもの。 革命、弾劾裁判、恐怖政治。 「断頭台の露と消えた」マリー・アントワネットを思い浮かべる人も多いでしょう。 18世紀後半に「人道的な処刑器具」として開発されたギロチンは、1978…

なぜイスラム教徒は豚を食わないのか

偏見か、合理的な理由か イスラム教徒が豚を食べないのは、一般的に広く知られていますよね。 じゃあ、なんで? と聞かれると、具体的には答えられないと思います。 当のイスラム教徒もよく分かってないっぽく 「だってコーランに書いてあるから」 が豚肉を…

独裁者ヒトラーの面白いエピソード

Photo by Hoffmann, Heinrich 稀代の独裁者のヘンテコな逸話 20世紀の大悪党を問われると、多くの人はヒトラーと答えるでしょう。 史上最悪の戦争を起こし、公然と人種差別を正当化しユダヤ人大虐殺を指導した。 世界中の人から蛇蝎の如く嫌われていますが、…

ミュシャの傑作に見る世界観と思想

不動の人気を誇るミュシャの世界 物憂げな美少女と、背景を彩る花々。 大部分の背景は淡く、微細な部分は極彩色。 要素が大胆な構図で配置され、文字は絵と一体化し美しい要素の1つとなる。 まさに「ミュシャ様式」とでも言える1つの完成された世界がそこに…

あなたの職業の守護聖人を見つけましょう

職業ごとに担当守護聖人がいる カトリックには「守護聖人」という概念があります。 ある地域や職業を偉大なるキリスト者が守護しているという思想です。 看護学校の卒業式にナイチンゲールの銅像に灯りをつけるのも、こういう思想の延長なのでしょう。 日本…

【女兵士】世界のジャンヌ・ダルクたち(指揮官篇)

戦場で部隊の指揮を執った女性指揮官 現代日本では、女性の社会進出が先進国に比べて遅れているとされています。 男が男のために作った社会だから、女性が働きにくいシステムになってるのは当然だと個人的には思います。 歴史的に多くの社会は男性中心の社会…

古代ローマ人がハマった「夢占い」とは?

カエサルも信じた "夢のお告げ" 夢というのは実は歴史でけっこう重要な役割を果たしています。 聖徳太子も夢の中でブッダと対面したという伝説がありますし、 東南アジアのパサイ王国では、王が夢で預言者ムハンマドに会いイスラムに帰依したという神話を持…

【お金】ホントに使われていた、世にも奇妙な"通貨"

信頼のある幻想 "通貨" 1万円札の原価って知ってますか?約20円だそうです。 ちなみに1円玉の原価は約2円にもなるそうです。 本来は1円玉を11枚持った方が1万円札よりも価値があるのですが、 市場では11円ではうまい棒が1本しか変えません。 一方で、1万円札…

よく分かる北朝鮮の歴史(後編)

Photo by yeowatzup 独自路線を突き進む北朝鮮の歩み ニュース見ていると 「孤立を深める北朝鮮」 などアナウンサーがよく言いますが、何も今に始まったことではありません。 金日成が党内からソ連派と延安派(中国派)を粛清し、主体(チェチュ)思想を発表…

よくわかる北朝鮮の歴史(前編)

謎に満ちた "秘境" 国家・北朝鮮 北朝鮮と聞くと、現地からの情報があまりになさすぎてある種の秘境感を感じます。どこか遠い感じ。 にも関わらず、どういうわけか北朝鮮情報があふれていますよね。 たくさん情報がありすぎて、我々が触れる情報にもある種色…

とにかくデカイ!巨大兵器9選

何だこりゃ!デカっ! デカイというのはそれだけで恐怖を感じるものです。 理屈じゃなくて、ほとんど本能的なものでしょう。 巨躯のヤンキーに絡まれたら、ああ終わったな、って思いますが、 チビのヤンキーだったら、ぷ、勝てるかも、て思っちゃいますもの。…

フルーツにまつわる不思議なお話

甘くて魅惑的なフルーツの妖しいお話 古来より人々の甘味欲を満たしてきたフルーツ。 あまりになじみ深いためか、世界中で様々なメタファーに用いられてきました。 よく知るところだと、旧約聖書でリンゴは知恵を司る果物とされていますし、イチヂクは繁栄と…

中国の女海賊・鄭夫人の「海賊経営術」とは

海の荒くれ男たちをマネジメントした女経営者 海賊と言えば、自由な海の男たちの集団というイメージがあります。 奔放に商船を襲ってはカネを奪い、 陸に上がっては酒に女にバクチに明け暮れ、 文無しになったらまた獲物を求めて海をさまよう、みたいな。あ…

アホすぎて呆れるミリタリー事件簿

なんでこうなっちゃったの… ぼくは普通のサラリーマンで真面目に働いているのですが、 ごくたまに「なんでこうなっちゃったの?」と思うような呆れた事態に陥ることがあります。 勘違い、ケアレス、情報不足、組織間の調整不足… 外から見てると素晴らい取り…

ルネサンス時代のオカルト神秘主義は何を目指したか

ルネサンス時代に生まれた西洋的神秘主義 「ルネサンス」は「再生」という日本語訳が指す通り、 古代ギリシア・ローマ時代の古代文化の復興運動のことです。 我々もルネサンスと聞くと、ダ・ヴィンチの「モナリザ」やボッティチェリの「春」など生き生きとし…

【抵抗者】豚商人・カラジョルジェのセルビア独立運動

セルビア人のリーダーになった豚商人 カラジョルジェ・ペトロヴィッチ(1768 - 1814)は、南スラブ系民族のセルビア人がオスマン帝国からの自治を求めて武力蜂起した「第一次セルビア蜂起」の指導者。 貧困家庭から身を起こし、オーストリアに豚を卸す商人と…

【女兵士】世界のジャンヌ・ダルクたち(一般兵士篇)

男に混じって武器を振るった女たち 三国無双とかプレイしてると、さも当然のように女性キャラクターが出てきます。 剣で戦うのはまだわかりますが、楽器とか扇で敵を吹き飛ばすのは、ありゃ何なんでしょう。 波動拳とか気功拳よりはまだ現実味あるけどさ。い…

【グルメ】ずっと昔の食べ物を味わってみよう

5,000年前のバター、2,800年前のビール… たまにバラエティー番組で、 「5年前のお弁当箱が怖くて開けられません」 とか言って、レポーターがガスマスクを被りながら弁当箱を開けてみるとかありますよね。 どれだけ臭いだろうと想像しちゃって、ウゲーとなり…

インド洋の覇者・オマーン海上帝国の興亡

ポルトガルを駆逐しインド洋交易を独占したオマーン 海洋帝国と言えば、スペインやポルトガル、オランダ、イギリスを連想します。 しかし17世紀後半から19世紀までインド洋は、アラビア半島の王国オマーンが海上交易を牛耳っていました。 オマーンは元々アラ…

謎の物質・石油の歴史

実はその正体がよく分かってない石油 朝起きてシャワーを浴びて、スーツに着替えて駅に歩いて行き電車に乗る。 会社に着き、エレベーターを使って上がる。パソコンを付けて仕事を始める。 もし石油がなかったら。 この何気ない普通の1日の始まりは途端に成…

【武器】これ反則だろ!と言いたくなる銃

いくつかの海外サイトで紹介されていた、「ちょっとひどくないか」と思えるような銃を集めてみました。

分裂運動が盛んになる可能性があるヨーロッパの国・地域

近い将来に分裂運動が盛んになる可能性 2014年9月にスコットランドのグレートブリテンからの独立を問う住民投票が実施されたのは記憶に新しいところですが、 2015年5月7日に行われた選挙で保守党が大勝し、イギリスのEU離脱が現実味を帯びてきました。 また…

いかに唐はシルクロード交易を支配したか

唐帝国による西方世界の取り込み 世界史の資料集を読んでいて、 中国の唐王朝の領土が西にかけて非常に横長く伸びていることに気づいて不思議に思ったことはないでしょうか。 今回は、その西に伸びた場所にあったオアシス諸都市が、 いかにして中国と経済的…

世界の国歌のおもしろエピソード

国歌をつくるのは本当にたいへんだ もしあなたが国の権力者に呼び出されて、 「キミ、1週間後までに国歌つくっといてよね」 って言われたらどうしますか。ヤバくないですか。普通に曲を作るより何万倍も大変ですよ。 万人が納得するものじゃないといけないか…

ビール好きなら知っておきたいビールの歴史

ビールはどうやって今の形になったのか これからの季節、ビールがたいへん美味しい時期ですね。 あっつい中汗だくになりながら流し込む、ギンギンに冷えたビール。 疲れた体に至高の一杯です。 日本の大手ビールメーカーのビールも大変おいしいのですが、い…