意外と揉めてる中南米の国境線
国境線をめぐる争いは、カシミール(インドとパキスタン)や九段線(中国、台湾、ベトナム、フィリピン、マレーシア、ブルネイ、インドネシア)など、我々の身近なアジアに非常に多いです。
そのため見過ごされがちですが、中南米には我々の知らない係争地がいくつもあります。中南米の国々は19世紀から戦争をかなりやってきたので、未解決の国境がまだまだたくさんあります。
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「民衆宗教」とは、一般の人々に広まって信じられている宗教で、社会の支配層が定めた教義や儀礼ではなく、なんとなく広まっている、組織化されていない教義や儀礼を信仰する宗教のことを言います。
南米では、支配者のスペイン人によってカトリックがもたらされましたが、アメリカ原住民の土着の宗教と、アフリカから奴隷として連れてこられた黒人の部族宗教が根強く、これらのローカルな宗教が土台にありその上にカトリック信仰がかぶさるという独自の信仰体系が生まれました。この南米の民衆宗教を「民衆カトリシズム」と呼びます。
続きを読むPhoto credit: Central Archive of the Republic of Karelia
第二次世界大戦中の強制収容所と言えば、ナチス・ドイツによるユダヤ人強制収容所がよく知られています。
ナチス・ドイツはユダヤ系住民を国内から追放しマダガスカルに移住させようと試みますが失敗に終わったため、強制収容所に送り込んだ上で根絶させる政策を実行しました。 このような特定の人種集団の絶滅を図るのは悪辣極まりなく、いくら糾弾してもし足りないほどです。
一方で、枢軸国のみならず連合側の国にも強制収容所はあり、自国内の「敵性国民」が敵国と通じて攪乱や暴動、スパイ活動を行うことを防ぐため、有無を言わさず強制的に送り込まれるケースが多くありました。
続きを読むラテンアメリカは十九世紀末から二十世紀初頭にかけて、繁栄を謳歌していました。
欧米向けの資源輸出が好調で、特にアルゼンチンは当時の十大国に数えられるほど経済力が高い国でした。しかし、世界恐慌の到来で資源輸出が不調になり、産業構造の変化が求められると、南米諸国は経済的な危機や都市部でのマルクス主義・労働運動の拡がりに対応するために、ポピュリズム体制が採られるようになります。
続きを読むボードゲームの人気がずっと続いてますね。
ちょっと前までは、ボードゲームといえば、伝統的な将棋や碁、麻雀、チェス以外には、オセロ、ドンジャラ、人生ゲーム、モノポリーくらしかありませんでした。
今や、海外製のユニークなボードゲームがたくさん入ってきて、子ども向けの分かりやすいものから、大人が眉間にしわ寄せて考える戦略的なものまで様々あります。
ボードゲームは古代から様々な種類があり、碁やチェス、バッグギャモンのように古代に生まれて現代まで遊ばれ続けているものもあります。
今回はあまり日本では知られていない古代のボードゲームを紹介しようと思います。
続きを読む工場や船舶・航空機が大爆発を起こして炎上、犠牲者十数名といったニュースは、国内・海外問わず目にするニュースです。
火薬を入手して以降の人類の歴史は爆発事故の歴史でもあります。当然、戦争中の大爆発が多いのですが、火薬を保管する倉庫や、薬品を取り扱う工場、輸送中の列車が爆発するといった事件・事故も数多く起こりました。
今回は千人・万人単位の死者を出した世界史の爆発事件・事故をまとめていきます。
なお、広島・長崎の原爆については、カウント外としました。
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