誤植のせいで歴史に名が知られてしまった有名な事例
歴ログは誤植が少なくなく、いつもご指摘くださる方に感謝申し上げます。いつもありがとうございます。
ぼくが言うのも何ですが、普通に出版されている本を読んでてもたまに誤植ありますし、歴史的に重要な書物にも誤植が見つかって、その間違いがとんでもないものだったから却って歴史に名が残ったケースもあったりします。
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ぼくが言うのも何ですが、普通に出版されている本を読んでてもたまに誤植ありますし、歴史的に重要な書物にも誤植が見つかって、その間違いがとんでもないものだったから却って歴史に名が残ったケースもあったりします。
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LCCの登場で、海外移動が随分と安価で気軽になりました。昔だと10万円近くかかった路線も、2~3万で行けたりします。
そんな航空機黄金時代の現在ですが、いまだに「国際鉄道」への期待と憧れは大きいものです。
中国が国家の威信をかけて取り組む「一帯一路」構想もあり、大陸間横断鉄道が強力に推進されています。コスト的に見合うのかはなはだ疑問ですが、広大な領土を持つ中国は国際物流を活性化することで地方の発展を促すという至上命題があるに違いありません。
そしてそんな国際物流のカギを握るのが「国際海底トンネル」です。
いかに高コストとはいえ、最寄りの駅から電車を乗り継いでロンドン、ニューヨークへ!というのはロマンがあるものです。
今回は現在建設計画がある世界の海底トンネル計画をピックアップします。
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たしか論語だったと思うのですが、漢文の授業でこんな話があったのを覚えています。
孔子が斉の国に滞在していた時、韶の音楽の演奏を聞く機会があった。孔子は「音楽が人の心をここまで揺さぶるとは」と大変感動した。あまりに感動しすぎたので3か月近く呆然として過ごし、肉の味も分からないほどであった。
一説によると、孔子が聞いた韶の音楽とはいくつも銅鑼を並べて奏でる、一種のパーカッションだったそうです。孔子を感動させた古代中国のパーカッション音楽とはどういったものか、すごく気になりますね。
音を後世まで残すのは至難の技だったに違いありませんが、実際に古代の音楽のいくつかが現在でも再現されて、聞くことができます。
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現代の日本国の始祖がどういう体制だったかはやかましい議論がありますが、一般的には大和国のヤマト王権を中心に各地の政治勢力が糾合して出来たとされています。
騎馬民族征服王朝説とかワクワクする説は色々ありますが、中国の制度をパクって作った農耕民族の連合国家というのが近いんじゃないかと思います。
このヤマト王権は現在の日本国の始祖的な存在である、ということに一応なっていますが、世界の国々にも「始祖王朝」的な概念があり、半ば伝説的なものもありますが、現在の国家の存在の正当性の根拠にもなっています。
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アメリカ大統領ともなると、いつどこに暗殺者の魔の手があるか分かりません。
当然、常に警備は厳重なのですが、それでもリンカーンやケネディのように暗殺されてしまう場合があります。
おおよそ暗殺を行うには明確な動機があり、例えば自らの主義主張を広めるためだったり、社会改革のためだったり、大なり小なり政治的な主義思想が含まれていることが多いですが、中にはまったく理解不能な理由から大統領暗殺の実行に至った例もあります。
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世界地図を見ていると、国境線が点線で描かれていて、明確にどっちに属するか曖昧にされている箇所が結構あります。
領土紛争や条約未締結で明確に国境線が引けられない場合にそのような書き方がなされるのですが、そうなった背景を詳しく調べていくと結構おもしろいものです。
「なんでこうなった」的なところを発見するのは地図閲覧の醍醐味なのですが、ラッキーなことに我々はGoogle Mapという素晴らしいサービスでいつでも楽しめることができます。
今回はGoogle Mapで楽しめる世界の「未確定国境線」を見ていく回です。
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