歴ログ -世界史専門ブログ-

おもしろい世界史のネタをまとめています。

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極悪人のスーパー・キャリアチェンジ

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どんなキャリア出身でも成功は可能、例え犯罪者であっても

以前、「刑務所にいながら世界を変えてしまった5人の男」という記事を書きました。

どっちかというと「世界奇人伝」のような感じで、天才がたまたま刑務所に入ってとてつもない偉業を成し遂げたお話でした。

才能ももちろんですが、熱意と継続する力は、普通の人を大成功に導く原動力になります。

例えそれが、元極悪犯罪者でムショに閉じ込められていた人間だとしても。

reki.hatenablog.com

 

 

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ノストラダム以外にもたくさんあった「世界の終わりの予言」

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昔の人が考えた「世界の終わり」

ぼくは子どもの頃、本気で1999年に世界が終わって自分も死ぬと思っていました。

当時よくテレビでノストラダムスの特集をやってたからかもしれませんが、漠然とした恐怖感があったのを覚えています。

最近だとマヤ暦が2012年に終わるからという理由で、2012年地球滅亡説が話題になって、ぼくと同じように恐怖に怯えた子どもたちも多かったことでしょう。

このような「◯◯年地球滅亡説」は実は太古の昔からあり、史上多くの子どもや大人をビビらせてきたのでした。

ということで、今回はこれまで唱えられてきた「世界の終わりの予言」をピックアップします。

 

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消滅した10のグローバル・ブランド

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かつて一世を風靡したものの消滅の憂き目にあったブランド

コーポレートブランドは入れ替わりが非常に激しく、毎年新たなブランドが生まれては消えていきます。

 人知れずひっそりと消えていくものがほとんどですが、中にはグローバルブランドにまで成長しておきながら、ある時から突然姿を消したものもあります。

ということで、見たり聞いたことがあるけど実はもう存在しないブランドを集めました。

 

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ガセネタだった「歴史的大発見」

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歴史を揺るがす大発見!かと思いきや… 

アカデミックの世界で「ガセ」はつきものです。

「つきもの」って言っちゃあ本当はアカンのですが、小保方さんとかゴッド・ハンドとか黄禹錫とか、パッと思いつくだけでもいろいろやらかした人います。

なんでみんな騙されちゃうんだろうと思いますが、発見の衝撃が大きすぎてそれを事実と信じたい意識が働き、小事に目が届かずほら吹きが英雄と祭り上げられていく。そんなかんじでしょうか。

ガセネタは今に始まったことじゃない、というか今はむしろ減ってる方で、昔の発見はは大体ガセだったと思うんですが、その中でもとびきり奇妙なやつをHistory.comの記事より引用で紹介します。

 

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ヨーロッパに残るケルト人由来の地名

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Work by Feitscherg

現在のヨーロッパに多くに残るケルトの地名

大量の移民が中東やアフリカからやってきているので割合はよくわかりませんが、いわゆる「フランス人」の大部分はケルトの血を引くそうです。

フランスという国名は中世に西ヨーロッパを形作ったゲルマン系のフランク王国から来ていますが、支配層であるゲルマン人に先住のケルト人が溶解して現在のフランスが出来ていきました。

現在ケルトの文化を濃く残すのは、ウェールズ、スコットランド、アイルランドですが、古代はヨーロッパはおろかアナトリアにまでケルト人は拡散していったので、各地にケルト語由来の地名が残っています。

今回はケルト人の移動の歴史と、現在も残るケルトの地名を見ていきたいと思います。

 

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馴染みのない国々の「建国の父たち」

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世界の国々で「建国の父」として尊敬されている人たち 

そういえば、日本の「建国の父」って誰なんでしょうね。

人によって意見が違う気がします。

「聖徳太子!」って言う人もいるでしょうし、「伊藤博文!」だって言う人もいるかもしれない。

ひねくれものであれば、「マッカーサー!」なんて言うかもしれません。

ナショナリストだったら「神武天皇!」とか言うでしょうね。

日本はそこが左右とかイデオロギーに直接関連してくるのでスッキリした答えがないのですが、特に外国からの侵略や植民地支配から闘争を経て独立した国々は、誰も否定しようがない明確な「建国の父」が存在します。

中国の孫文、トルコのケマル・アタチュルク、インドのガンジー、アメリカのジョージ・ワシントン、韓国の李承晩…等々。

日本でも非常に有名な人たちはいますが、ではあまり馴染みのない国々の「建国の父」を大量に見てみよう、というのが本記事の趣旨でございます。

 

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西アフリカ・ダホメー王国の「女性兵士」

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史上最大規模の女性戦闘集団「ダホメー・アマゾン」

「アマゾン」といえば、ECサイト最大手かブラジル奥地の森林地帯を連想します。

仮面ライダーを想像する人もいるかもしれません。

が、昔は「アマゾン」と言えば「女性兵士」のことを指しました。

古代ギリシアの神話に登場する女性だけの部族「アマゾン」がその語源。アマゾンは黒海沿岸地方に住み、部族の女は他部族の元に行って性交し、出産し男が生まれたら殺し、女が生まれたら育成して戦士に育てるとされています。

あくまで伝説なので本当かどうかわかりませんが、アマゾンの伝説は長く語り継がれ、南米の森林で原住民の女性兵士がいたことから「アマゾン」と名付けられたと言われています。

さて、古代ギリシアのアマゾンには劣るかもしれませんが、組織的に女性兵士を育成し国王の親衛隊にまで育成させたのが、西アフリカのダホメー王国。

王国末期、度重なる戦役で慢性的な男性不足に陥ったダホメー王国は、兵士の主力として女性を採用。厳しい軍事訓練を施し、対仏戦争ではフランス軍相手に果敢に戦いました。今回は日本ではあまり知られていない、ダホメーの女戦士についてです。

 

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【心霊】世界の10の「呪われた町」

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怖さも桁外れ?海の向こうの心霊スポットへようこそ

このブログは基本的には世界史とその周辺のテーマを取り扱っていますが、たまーにオカルトめいたことも書いています。

何でかっていうと、個人的に好きだからです。

ぼくの実家の近くの山は県内有数の心霊スポットとして有名で、ガキの頃から度胸試しみたいなことやって遊んでいました。今でもホラーが好きなのは、そうやって心霊スポットを探して遊んだ昔を思い出すからかもしれません。

 さて、ホラーはどの国・地域の人も好むようで、世界中に心霊スポットが存在しますが、中でもとびきり有名で恐怖の対象となっている「呪われた町」を紹介します。

 

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