歴ログ -世界史専門ブログ-

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2018-01-01から1年間の記事一覧

北元の歴史 - 元王朝がモンゴル高原に撤退して以降

Photo by Al Jazeera English 明朝成立後も約280年モンゴルで続いた元朝 1368年、元朝の順帝(トゴン・テムル)は明軍に追われて都の大都(北京)を脱出し、北方に逃れました。 これをもって華北は再び華人の天下となったのですが、北に逃れた元朝はその後も…

国の擬人化キャラクターの女の子13名

最も美しい国の擬人化キャラはどれだ 自分の国に特徴的なキャラクターを設定してカリカチュアに描くことがあります。 日本だとサムライの姿で描かれたりしますが、名前やビジュアルに固有のものがあるわけではありません。 特にアメリカとヨーロッパの国に多…

ボーア戦争(3)- 英軍の焦土戦とボーア軍のゲリラ戦

手段を選ばないイギリス、ゲリラ化するボーア 20世紀前半に南アフリカの地で起こったボーア戦争のまとめ、最終回です。 ボーア国家であるトランスヴァール共和国とオレンジ自由国の地下資源の独占を狙うイギリスは、両国に武力を含む露骨な干渉を続け、とう…

ボーア戦争(2)- 第二次ボーア戦争の勃発、苦戦する英軍

地下資源を巡る利権争いから第二次ボーア戦争勃発へ 完全独立を要求する南アフリカのボーア人(アフリカーナー)と、ダイヤモンドなどの地下資源の独占を狙うイギリスの戦いの歴史です。 イギリスの支配を嫌がり北に逃げたボーア人ですが、南アフリカ全土の…

ボーア戦争(1) - ボーア国家の成立と南アの覇権争い

イギリスの飽くなき野望が生んだ懊悩たる戦争 ボーア戦争と言えば、イギリスが豊富な金やダイヤモンド鉱脈を持つ南アフリカを自らの領土とすべく、オランダ系住民が建てたトランスヴァール共和国やオレンジ自由国を打ち倒した戦争として、高校の世界史でも学…

「気骨」のある世界の平和主義者7人

平和の必要性を覚悟で示した骨のある平和主義者 現代の日本で平和主義者と言えば、現実を見ずに理想ばっかり言ってるみたいな感じで、ネットでは特に批判されることが多いです。 ぼくもどっちかというと現実主義者なので、平和主義者の考えにはちょっとつい…