歴ログ -世界史専門ブログ-

おもしろい世界史のネタをまとめています。

歴ログ-世界史専門ブログ-は「はてなブログ」での更新を停止しました。
引き続きnoteのほうで活動を続けて参ります。引き続きよろしくお願いします。
noteはこちら

【現代史】敵国の英雄となった人たち

f:id:titioya:20090418102022j:plain

 母国以外で活躍して有名になった人物

人は英雄に憧れるものですが、「憧れてほしい」対象というのもの人それぞれなのかもしれません。

全世界中の人の場合もあるし、自分の国の人の場合もあるし、ちびっ子限定の場合もあるでしょう。女性だけ、という人もいるかもしれませんがそれは英雄ってか単にモテたいだけかもしれません。今回紹介する「英雄」は、一般的に「敵国」として認知されている国で英雄になった人です。

 

続きを読む

戦場で本当に実行された映画みたいな作戦

f:id:titioya:20150310093051j:plain

 なぜか上手くいったウソみたいな軍事作戦

 映画やアニメでは、強大な敵と戦うとき主人公たちは大抵とてつもなく突飛な作戦で突破しようとします。

映画「インディペンデンス・デイ」では、地上を席巻する宇宙船を撃退するために、敵の宇宙船の本丸にコンピューターウイルスを送り込むというぶっ飛んだもので、ガキながら「なんじゃそりゃ」と思ったものです。

あくまでエンターテイメントだからそれでいいんですが、実際の戦場でも子どもが考えたみたいな作戦が実行され、しかも結構うまくいった例もあります。

 

続きを読む

釣り糸の歴史 - 昔の人は何を使って魚釣りしていたのか

f:id:titioya:20151129133949j:plain

「釣り糸」がない時代の釣り糸とは?

歴史の教科書の一番最初のページには、アウストラロピテクスとか、洞窟絵画とか、打製石器とか、骨で作った釣り針とかが載っています。

文明が起こる前から釣り針は動物の骨が使われていたというのは、そうだろうねと思いますが、じゃあ釣り糸は何が使われていたんだろう?って思ったことありませんか。

今はナイロン製の細い釣り糸が主流ですが、まさか原始時代の人たちがあんな細い糸を作れたとは思えない。

かといって太い植物の蔓なんか使ったら魚にモロバレじゃないか。

長年気になっていたので、釣り糸の歴史の本を読んで勉強してみました。

 

続きを読む

外国人観光客が学ぶ日本の歴史とは?(西日本編)

f:id:titioya:20150818004356j:plain

外国人がガイドブックで読むであろう日本の歴史

前回の「東日本編」に引き続き、

旅行ガイドブック"Lonely Planet(ロンプラ)"の日本版に掲載されている、日本の歴史をピックアップしてみます。

前編をご覧になりたい方はこちらよりご覧ください。

reki.hatenablog.com

それでは後半をどうぞ。

 

続きを読む

外国人観光客が学ぶ日本の歴史とは?(東日本編)

f:id:titioya:20150822105514j:plain

 海外ガイドブックに掲載されている日本の歴史

円安によって外国人観光客の来日数がうなぎのぼり。中国人観光客による爆買いで百貨店ウハウハとか、インバウンド業界からは景気のいい話がたくさん聞こえてきますね。これを機に日本の事を好きになって帰っていただきたいものです。 

ところで、日本に来る外国人は日本の歴史を勉強してくるのでしょうか?

多分、NOでしょうね。

ぼくたちだってそうじゃないですか。全然勉強しないで漫然とパリとかローマとか観光して、帰国後に「あっ、あれってああいう場所だったの」と知ることが多い。でも飛行機の中で、観光ガイドブックに掲載されてる歴史コラム的なところを読む程度はしますよね。ということは、外国人が読む日本のガイドブックに掲載されている歴史は、理解はされてないかもしれないけど少なくとも読まれてるに違いない。

何が書いてあるか非常に気になりませんか。調べてみました。

以外とたくさんあったので、西日本編と東日本編とに分けることにします。今回は東日本編です。

 

続きを読む

南極に挑んだ冒険者たちの歴史

f:id:titioya:20150802121549j:plain

極寒の地への冒険の歴史

地球にある6大陸のうち、もっとも人間の開発が及んでいない大陸。

言わずもがな、南極です。

各国の研究機関の基地に駐在する研究員の他は、有閑観光客以外はほとんど訪れない秘境中の秘境。地球に残る最後のフロンティア。

そんな南極の歴史は、冒険野郎の命がけの探検の歴史であります。

今回はあつい夏にぴったりの、涼しすぎる南極の歴史です。

 

続きを読む

【WW2】歴史を変えたかもしれない未遂の計画

f:id:titioya:20150726172712j:plain

もしこの計画が実行されていたら、果たして…

もし日本がハルノートを受け入れていたら。

もし英首相チェンバレンがナチスに毅然とした対応をしていたら。

もし独ソ不可侵条約が守られていたら。

また歴史は違った展開をみせていたかもしれません。

しかしヒト1人の判断や選択は歴史の大きなうねりの中ではほんのさざ波をたてる程度のことで、結局結果は変わらないかもしれません。

歴史を学んでいると、そういう運命論みたいなものを感じる時があります。

今回は海外サイトで紹介されていた、「もし実行に移されていたら果たしてどうなっていたか」を考えさせられる第二次世界大戦の未遂の作戦を紹介します。

 

続きを読む

【残虐?】世界の奇妙な拷問

f:id:titioya:20100907113440j:plain

なにこれ、ホントに拷問?

拷問といえば懲罰や自白を促すために、

ムチで叩いたり、火炙りにしたり、針やナイフで体を刺したり、 

ただじゃすまない重症を負うのが普通だと思います。

ところが歴史上は、それホントに効果あんの?と思うような拷問がいくつか存在します。

効果あったのだから何回も実行されて、しかも記録に残ったのだと思われますが、にわかに信じがたいものです。

 

続きを読む