歴ログ -世界史専門ブログ-

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中国の伝統思想と共産党政権の関係

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社会主義を容易に受容できた中国の伝統思想

いわずもがなですが、共産主義やその手前の社会主義思想が作られたのはヨーロッパです。

マルクスはその著作の中で「高度に発達した資本主義はいつか必ず共産主義に到達する」と書きましたが、彼はそれを当時のイギリスを想定して書いていたのであって、すべての国・地域にあまねく適応できるとは限りません。

ところが実際に社会主義革命が起きた国の多くは、ロシア、東欧、中国、東南アジアなど高度な資本主義どころか工業化もサッパリなところばっかでした。

さて、中国は清王朝の崩壊から抗日戦争と内戦を経た後に社会主義国家となったわけですが、マルクスの言う「西欧流」の思想がそのまま当てはまったわけではありません。

服は西欧の借り物だったわけですが、その体は中国の伝統思想からなる文脈に根ざしていたのであって、ヨーロッパ思想を中国独自の思想に溶解させていたのでした。

 

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