
人間社会から捨て置かれ野で成長した子どもたち
伝説によると、ローマ帝国の祖ロムルスは弟レムスと共に雌狼の母乳で育ったとされています。
兄弟は自分たちが捨てられた丘に街を建設しようとしたが、兄弟同士でいさかいが生じロムルスがレムスを殺害。弟を排除したロムルスは自分の名を冠する街「ローマ」を建設したのでした。
これは伝説ですが、歴史上に数多く「野生児」は存在していたし、実際にロムルスとレムスのように動物に育てられるケースも見られたようです。
もっとも有名なのは1920年代にインドで見つかった狼少女「アマラとカマラ」ですが、あれは作り話だったことが後に分かっています。
今回はその他の有名な野生児の事例と逸話を紹介します。
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