ダサい!
世界史の本や教科書を読んでると、たまに笑ってしまうくらいダサい用語が出てきます。
先生が読みあげると、2〜3人がクスクス笑う、みたいなことありましたよね。
読み上げると力が抜けるような「ダサい」世界史用語ベスト10を、独断と偏見で選んでみました。
第10位:チャビン文明
紀元前1000年頃に南米アンデスで栄えた古代文明。
名前だけで、田舎者ががんばって作った文明、みたいな印象を受けてしまいます。
けど実際は、かなり大規模で高度な文明だったようです。
第9位:マウマウ団
20世紀中頃に、ケニアのキクユ族で起こった反英運動の団体。
キクユ語の「ウマウマ(外!外!)」が訛ったもので、イギリス人警官が近づいてきた時に警告して言った言葉からきているそうです。
第8位:森の人
19世紀にアメリカ・アイオワ州で設立された、共済結社の名前。
正式名称は「現代のウッドメン・オブ・アメリカ」と言います。
日本語にするとすごいダサい。
第7位:キレナイカ
北アフリカ・リビア東部地方のことを指して言います。
もともと自立性が強い地域で、2011年のリビア内戦時は多くのキレナイカの町が反カダフィに立ち上がりました。その後、リビア暫定政権の意向を無視して独自の自治政府を樹立。
名前と違って、若干キレてるようです。
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第6位:クワクワ
アフリカ南部に住むソト族は、レソトという国を持っていますが、
南アフリカ共和国内に住むソト族が 自治を求めて作った地域がクワクワ。
ソト語で「とても白い」という意味で、昔の伝説的な部族リーダーが立てこもった「クワクワ山」にちなんでいます。
鳥の鳴き声みたい。
第5位:オバンボ
これもアフリカ南部に住むオバンボ族が、南アフリカに対して自治を要求したのがオバンボ自治国。結局国連に認可されずに消滅しています。
第4位:タラ戦争
1958〜1978年の間に、アイスランドとイギリスとの間で断続的に戦われた戦争。
名前の通り、タラの漁業権の争いから戦争に発展したものです。
名前からするとサザエさんか美味しんぼのような感じですが、当事者はガチの戦いでした。
第3位:デカメロン
14世紀イタリアの巨匠・ボッカチオの作による物語集。
デカいメロンを思い浮かべない人はいないでしょう。
第2位:ネコ2世
エジプト第26代王朝のファラオの名前です。
超かわいい名前ですが、パレスチナ地方にまで侵攻してユダ王国を滅ぼした人です。
第1位:オニャンコポン
堂々の1位はこれ。ニヤけずに口に出すことが困難な用語です。
西アフリカ・ガーナの アシャンティ人に信仰されている神様の名前です。
まとめ
いかがでしょうか?
もし異論・反論あれば、コメント欄やはてブなどでどうぞ。
その他、以下がランク外でした。
- テニスコートの誓い
- 王の目、王の耳
- 耶律阿保機
- ムラービト朝
- 戦艦ポチョムキン
- シャルル禿頭王