※この記事は前ブログの再編集版です。歴史関係ないのですが、削除するのがもったいないので移植します。
飛行機乗り遅れ。しかも海外。
やらかしたことありますか?
僕はこれまで過去1回だけ、海外で飛行機の乗り遅れをやらかしたことがありました。
本当に、あれは悪夢のような出来事でした。
サマータイムでロスフライト
その場所はエジプトのカイロ。2006年のことでした。
フライトチケットに書かれた時刻の1時間とちょっと前に空港に着いたものの、出国ゲートで止められてしまったのです。
理由は、サマータイム。
チケットに書かれていたのはサマータイムの時刻。そして、サマータイムはその前日に終わっていたのでした。
1時間前に着いたと思っていたのが、実は飛行機の離陸時間だった!
当然搭乗は認められず、出国ゲートで屈強なポリスに
「お前たちは乗れないんだ!出て行け!!」と突き返されました。
よくアニメで襟の後ろを掴まれてポイってされる表現があるけど、まさにそんな感じ。
この時の、どうしよう、やっちまったという絶望感。
当時は学生だったので、諭吉さんの顔が頭にチラついて離れない。
ああ、いくらかかるんだろう…。バイトのシフト増やさないとダメか…。
翌日、カイロ市内にあるシンガポール航空のオフィスに行くと、あっさり2日後のフライトを取り直してくれました。
LCC航空券だったらこの対応は無理でしょう、きっと。
痛恨のケアレス。搭乗日間違い
さて本題なんですが、人生2回目の海外飛行機乗り遅れをやらかしてしまいました。
場所はドイツのケルンボン国際空港。
ドイツで暮らす大学の旧友たちに会ったあと、チュニジアで先に観光しながら待つ友人に合流する予定でした。
事前にLCC航空券のチュニス行き4月11日航空券を購入していたのですが、
何をどう勘違いしたのか、4月13日の便だと強く心に刻み込まれてしまいました。
この霊長類以下レベルの間違いがなぜ起こったかは、いまだに謎です。
今後とも解明されることなく、事件は闇に葬られることでしょう。
ガラガラの空港に軽くパニック状態
4月13日。
2日前のチケットを握りしめてケルン・ボン空港にノコノコ到着。
空港に入った途端、何か違和感を感じました。
ぼく「・・・あれ、人いなくね?」
友人「本当だ。ガラガラ。搭乗情報にフライトある?」
ぼく「ない、あれ、ない、えーー」(この時点で軽くパニック)
友人「えーっ!日付間違えてない?搭乗券見てみて」
ぼく「・・・うわ、やっちゃった。完全に勘違いしてた・・これ2日前だわ。うわーー」
頭がクラクラしかけたが、もう起こってしまったことはしょうがありません。
ここは冷静になってとるべき対応をとります。
当たり前ですが、最短でチュニスに到着する便をいち早く抑える、です。
対応1. 空港カウンターで探してもらう
ガラガラの空港にカウンター職員の女性が1人座っていました。
ここで聞いてみて、もし最速の便があればその場で便を確保することができます。
ぼく「すみません、チュニス行きのフライト逃しちゃって、最短でチュニスに行く便を教えてください」
職員「ちょっと待ってください。・・・うーん、最速で4日後ですね」
ぼく「それはちょっと遅いですね・・他の空港の便は分かりませんか?」
職員「それは分かりかねます。どうします?チケット抑えられますが、抑えますか?」
ぼく「いや、結構です。もし他に手段がなかったらお願いするかもしれません」
4日後は遅すぎる。というか翌日の夕方までにチュニスに着いてないと、 予約している砂漠ツアーに参加できないんだ!
対応2. SkyScannerで近郊都市からのフライトを探す
SkyScanner社が運営している、格安航空券検索サービス「SkyScanner」。
空港内のマクドナルドのWiFiに繋げ、このアプリを使って近郊都市からチュニス行きを探します。
すると、翌日の13時半にデュッセルドルフ発チュニス行きのフライトが!
ケルン・ボン空港からデュッセルドルフはクルマで1時間ちょっとの距離。
これはもう本当にラッキー。
少し高かったが、背に腹は代えられません。速攻でチケットを押さえました。
予約完了メールの受信を確認した後、すでにチュニスINしている友人の
「明日ここ行こう、あそこ行こう」の文面が踊るウキウキ感満載のメールに、
「ごめん、遅れます」
と謝罪メールを送りつけ、空港を後にしました。
その日は友人宅に泊めてもらい(Fさん本当にありがとうございます)、
翌日13時半の便に乗ることができ、無事チュニスで友人とも合流することができました。
対応3. もし近郊都市からのフライトがなかったら
もしデュッセル発の便が予約でいっぱいだった場合の「対応3」としては、再びSkyScannerを使って
ヨーロッパの各都市からチュニスに離発着する最短の便と、
ケルンボンかデュッセルドルフからその都市にうまく乗り継げる便を探す。
しかありません。他のルートでのチュニスへの行き方も、何らかあったに違いありません。
最後に
SkyScannerの回し者と思われていもいいです。ステマと言われてもいいです。
海外旅行に行かれる方。
お手持ちのスマートフォンにSkyScannerを是非入れておいてください!
Androidの方はこちらから。
iPhoneの方はこちらからダウンロードができます。