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おもしろい世界史のネタをまとめています。

【2019年1月版】世界史関連の新刊35冊まとめ

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10〜1月のおもしろそうな世界史関連の新刊をまとめます

年が明けてとても忙しい第4クォーターに入りました。

ゆっくり本を読む時間を確保するのは難しいかもしれませんが、とりあえず面白そうな本のチェックだけはしてみませんか?

2018年10月〜2019年1月の世界史関連の新刊のまとめです。年末年始ということもあって、紹介するのは35冊もあります。気になる本を見つけてください。

 

1. 一神教と戦争 (集英社新書)

集英社 橋爪 大三郎 (著), 中田 考 (著) (12/14発売)

なぜキリスト教徒は戦争に強いのか? なぜキリスト教圏とそこから派生した世俗国家が覇権を制しているのか? そして、西欧とイスラームの衝突の思想的な原因はどこにあるのか? 本書は、この大きな「なぜ?」に答えを提示している。西欧思想に通じた社会学者とイスラーム学者による、互いの立場に妥協せずに展開されるスリリングな対話からは、紛争の時代を見通す智慧が見えてくる。 一神教とその社会、そして戦争の関係を考察する文明論の決定版。

これはタイトルもさることながら、橋爪氏、中田氏というヤバい2人の対談ということで、かなり議論を呼びそうな一冊であります。

「キリスト教とは戦争に強い」などとイスラム教徒に言ったらガチギレされそうです。そもそもイスラム教徒は自分たちがキリスト教徒よりも優れてると思ってますからね…。若干野次馬根性的な所がありますが、この議論は覗いてみていところです。

 

2. オスマン帝国 繁栄と衰亡の600年史

中公新書 草薙 奈津子 (著)(12/19発売)

オスマン帝国は1299年頃、イスラム世界の辺境であるアナトリア北西部に誕生した。アジア・アフリカ・ヨーロッパの三大陸に跨がる広大な版図を築くまでに発展し、イスラムの盟主として君臨した帝国は、多民族・多宗教の共生を実現させ、1922年まで命脈を保った。王朝の黎明期から、玉座を巡る王子達の争い、ヨーロッパへの進撃、近代化の苦闘、そして滅亡へと至る600年を描き、空前の大帝国の内幕に迫る。

オスマン帝国の歴史はそれこそ色んな切り口で星の数ほど本が出ていて、ぼくもかなり読んでますけど、中公新書で改めて通史が出たということで目は通しておきたいところです。

単に歴史をなぞるだけでなく、何か今までにない切り口からの通史がみたいですね。

 

3. フランス現代史 (岩波新書)

岩波書店 小田中 直樹 (著) (12/11発売)

1944年の解放から、「栄光の30年」、五月危機、石油危機、「ミッテランの実験」の挫折、新自由主義、そしてマクロン政権成立──フランスの戦後を通観すると、そこには「分裂と統合の弁証法」というダイナミックなメカニズムがみえてくる。欧州統合の動きにも着目しながら現代フランスの歩みをとらえる通史。

戦後フランス史って、個人的にあまり体系だって学んだことないから読んでみたいです。しかし、栄光の30年、五月危機、石油危機、ミッテランの実験の挫折、新自由主義、マクロン政権成立と、この1行だけでも不穏な感じしかしないですね…。

 

4. 帝国航路(エンパイアルート)を往く イギリス植民地と近代日本

岩波書店 木畑 洋一 (著) (12/19発売)

「日本史」という枠組みの中でのみ理解されてきた近代日本の経験を,同時代のグローバルな経験との連動を意識しながら,大きな世界史の流れの中に位置づけ直す書き下ろしシリーズ.イギリス,中国,インド,アメリカ,東欧,日本など各地域の歴史研究で活躍する七人の著者が,様々な手法で“日本の中の世界史”の発見に挑む.

「日本の中の世界史」を様々な手法で見つける、というのがテーマだそうです。こういうの流行ってますよね。そしてぼくはこういうのが大好物です。

 

5. セレブの誕生―「著名人」の出現と近代社会

名古屋大学出版会 アントワーヌ・リルティ (著), 松村 博史 (翻訳), 井上 櫻子 (翻訳), 齋藤 山人 (翻訳)(12/25発売)

スキャンダラスな公共性――。称賛と批判につつまれた「セレブ」とは、現代のメディアが作り上げた虚像なのか、それとも新たな威光の形なのか。王族・政治家から作家・俳優・音楽家まで、近代の始まりとともに生まれた「セレブリティ」の展開をたどり、公共圏が孕むパラドックスを問う。

これは面白そうなテーマですね。

確かに、セレブというものは何で生まれて、なぜ皆んなセレブが好きなんだろう。別にどこぞの金持ちの恋愛とか離婚とか知ったこっちゃないんですが、それが社会的にどういう役割を果たしているのかというのはすごく興味があります。

 

6. 近代世界の誕生【上巻】―グローバルな連関と比較1780-1914―

名古屋大学出版会 C・A・ベイリ (著), 平田 雅博 (翻訳), 吉田 正広 (翻訳), 細川 道久 (翻訳)(12/11発売)

一国史や地域史を超えて、グローバルな相互連関から「近代世界」の成り立ちを解明。革命の時代から第一次世界大戦にいたる「長い19世紀」を中心に、西洋近代化とは異なる視点で世界史を問い直し、政治・経済から人々の衣食住まで、新しい全体史を描ききるグローバル・ヒストリーの代表作。

これも面白そうですね。色々な本を読み込んで行けば、おのずと読者の頭の中でこれらの相関は繋がっていくものですけど、体系だって色々な観点からまとめた本は大変有用だと思います。

 

7. イエズス会士と普遍の帝国―在華宣教師による文明の翻訳―

名古屋大学出版会 新居 洋子 (著)(10/30発売)

第40回「サントリー学芸賞」、第35回「渋沢・クローデル賞本賞」ダブル受賞! カトリック拡大のため東方に渡った宣教師らが、巨大な清朝に見出したものは何か。中国古来の世界像や学術は、キリスト教の教義や勃興する科学と結びつくのか。共通言語から統治体制や歴史編纂まで、新たな帝国像を描き出した18世紀のアミオを軸に、多言語史料から「文明の翻訳」の実相を捉える力作。

このテーマは前に「中国のキリスト教史」という記事で触れたことがあるんですが、清の人々のキリスト教への対応の仕方は結構ドラスティックで、西欧列強の侵略とセットになって拡がったし、一時は太平天国なんていう似非キリスト教が流行ったせいで、かなりネガな印象を持たれていた部分もありました。しかしその後洋務運動で積極的に取り入れる流れになっていくんですけど、中国の伝統文脈を駆使してキリスト教の教義を骨抜きにし、優れた技術や思想のみ取り入れることに成功していくんですよね。

現代の中国を学ぶ上でも有用な書じゃないかなと思います。

 

8. ヴァスコ・ダ・ガマの「聖戦」(新装版)

白水社 ナイジェル・クリフ (著), 山村 宜子 (翻訳)(12/12発売)

インド亜大陸上陸を果たした探検の足跡をたどり、海洋帝国ポルトガルの興亡を壮大なスケールで描いた、気鋭の作家による傑作歴史ノンフィクション。 主要紙誌が絶賛! 水野和夫氏(日本大学教授)「歴史書を読む楽しみの一つはタイムマシンに乗って過去と現在を自由に行き来することであり、本書はその典型である」(朝日新聞)/竹田いさみ氏(獨協大学教授)「十字軍の遠征が、大航海時代を形成する原動力となったとするところに、本書の核心的メッセージがある」(日経新聞)/杉山晃氏(清泉女子大学教授)「壮大なスケールの『物語』」(北海道新聞)※肩書は書評掲載当時。 「新大陸発見」のコロンブスの陰に隠れて歴史上あまり目立たない存在だが、東方との交易ルートを探るという当初の目的を達成したのは、ポルトガルのマヌエル一世に抜擢された若き航海士ヴァスコ・ダ・ガマだった。ガマをはじめ、船団や密偵を東方めざして送り出したキリスト教君主国の目的は、香辛料や絹などの交易だけではなかった。当時、紅海を舞台にアジアとヨーロッパとの交易を仕切っていたムスリム商人を排除し、伝説のキリスト教徒プレスター・ジョンの王国を発見して、イスラーム勢力を挟撃するという使命も帯びていたのだ。 初版刊行当初から各メディアで取り上げられ、好評を得た歴史読み物が新帯でふたたび登場!

確かに、スペインやイギリスの海洋進出は結構テーマになるんですけど、先駆者のポルトガルってあまり目立ちませんよね。ぼくもこの辺をちゃんとまとめようと思いながらできてないので、ちゃんと学びたいです。

 

9. ルクセンブルクを知るための50章

明石書店 田原 憲和 (編集), 木戸 紗織 (編集)(12/22発売)

フランスとドイツに挟まれた小国でありながら、独自の豊かな文化を育み、特に欧州統合の進展では大きな存在感を示してきたルクセンブルク。歴史の波に翻弄されながらも多言語社会を築き、新しい欧州を希求するこの国のあふれる魅力を紹介する。

ルクセンブルクの歴史ってのもまた魅力的なテーマですねえ。

正直ルクセンブルクについて知ってること自体があまりないので手にとってみたい一冊です。

 

10. クルド人を知るための55章

明石書店 山口 昭彦 (編集) (1/11発売)

国をもたない最大の民族であり、中東地域を中心に4000万もの人口を擁すると言われるクルド人。現代の国民国家の枠組みではとらえきれないその輪郭を、トルコ・イラク・イラン・シリア等の研究者たちが各分野から語ることによって浮かび上がらせようとする意欲的な一冊。

これは今ホットなトピックですね。

シリア内戦が終盤戦に差しかかろうとしている現在、クルド人がどのような動きをするかで今後の中東の力学が大きく変わってきそうです。

 ちなみに埼玉県の蕨市にクルド人がたくさん住んでるんですよね。一回行ったことあるんですけど、駅前にたくさんのクルドの若者がたむろしてて、ちょっと怖かった…。

 

11. 新版 ナチズムとユダヤ人 アイヒマンの人間像 (角川新書)

KADOKAWA 村松 剛 (著) (11/10発売)

アイヒマン裁判を、ハンナ・アーレントらと共に傍聴していた「日本人」作家がいた! 裁判の現場にいた著者による、生々しき傍聴記とアイヒマンの評論。 絶対に許してはならない優生思想と排外主義。その負の歴史を語り継ぐために、当時ベストセラーとなった本書を復刊する。

これは1962年初版の本の新調版です。

うだつのあがらぬサラリーマンだったアドルフ・アイヒマンが、出世の糸口を掴んだのが親衛隊に入隊しユダヤ人問題に取り組み始めてから。「職務に真面目に」、ユダヤ人虐殺を主導していきます。この人こそホロコースト実行の中心的人物であった人物です。ホロコーストを主導した人物はどんな声のでかいアジテーターかと人々は思ったものの、裁判で現れたアイヒマン本人は小心な小役人風の男で、皆度肝を抜かれたそうです。いかに普通の人を大量虐殺者に変えていくか、そのプロセスがわかる歴史的な本です。

 

12. 図説 写真で見る満州全史 (ふくろうの本)

河出書房新社 平塚柾緒 (著), 太平洋戦争研究会 (編集) (12/11発売)

日本は大陸で何をしようとしたのか?…「幻の帝国」の前史から崩壊後まで!満鉄・関東軍・満州事変・満州国誕生・日本人街・開拓移民団・帝国崩壊・シベリア抑留・負の遺産…私たち日本人が今知るべき歴史!

満州帝国って…怒られるかもしれませんが、やっぱり浪漫があるんですよね。歴史上初めて日本人が人工的な大国家を作り上げようとした歴史的実験という意味で。

その理念や大義がいかに嘘や欺瞞に満ちていたとしても、日本帝国の「青春」という感じがして、否定できない魅力があります。

 

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13. 戦争の世界史 大図鑑 【コンパクト版】

河出書房新社 R・G・グラント (著), 樺山紘一 (監修) (11/22発売)

古代から現代まで、西洋から東洋・辺境の地まで世界中を網羅し、各戦争の年月日、原因、経過、結果、影響を正確に説明。地図、指導者、兵力、兵員数、死傷者数などの基礎史料が充実。戦争項目総数564。

これは「世界史専門ブログ」をやってる人間としては手元に置いておきたいものです。基礎資料ですからね。

単に酒飲みながら眺めるだけでも楽しめると思います。

 

14. プーチンとロシア革命: 百年の蹉跌

河出書房新社 遠藤良介 (著) (11/22発売)

ロシア革命は終わっていない……日本人記者として歴代最長の11年半モスクワ特派員を勤めた著者が、革命に遡りプーチン体制が長期化した理由とその危うさに迫る。ロシア理解の決定版!

現在のプーチン体制とロシア革命がどう繋がるのか、感覚的には何か分かりますけど、具体的にどのような観点と文脈で裏付けられるのかとても気になります。

何らか繋がりはあるのは分かりますが、「そうだったのか」となるかちょっと疑問です。

 

15. 磐井の乱の謎

河出書房 関裕二 (著) (11/20発売)

古代史上最大の内乱は、なぜ起きたのか?北部九州の豪族・筑紫君磐井は、なぜヤマト政権に反旗を翻したのか?古代史の大きな分岐点となった、いまだに多くの謎に包まれている内乱はなぜ起きたのか?既存の歴史を根底から覆す気鋭の作家が、その真相に鋭く迫る!

個人的に、古代の日本って外国の歴史を見ているようで、とても今自分が住んでる国と同じとは思えないんですよね。ヤマト王権という、一応日本の正統政権ができていたけど、今のアフガニスタンとかソマリアみたいな感じで、地方には氏族や豪族が割拠してて、下手すりゃ中国とか新羅がそいつらと結んで本気で侵攻してきてもおかしくなかったはず。そういう、古代東アジア史の一環として見ると面白そうです。

こちらで目次見れます。

 

16. カラー版-日本画の歴史 近代篇-狩野派の崩壊から院展・官展の隆盛まで (中公新書)

中公新書 草薙 奈津子 (著)(11/17発売)

昭和十年代、前衛美術集団の離合集散が続いた。だが、新しい絵画の胎動は戦時体制に飲み込まれ、富士山や軍人など国威昂揚を意図した絵画が制作されるようになる。戦後は国粋主義への批判から「日本画滅亡論」が唱えられ、新しい道の模索を余儀なくされた。本書は、前衛として戦前に注目された吉岡堅二らから、戦時中、そして復興に寄り添って人気を博した東山魁夷や平山郁夫の活躍、さらに、平成以降の新潮流までを描く。

美術史はぼくが弱い領域なので、これは買って読みたいです。

近代編と現代編とあります。

 

17. 朝鮮分断の起源 独立と統一の相克

慶應大学出版 小此木 政夫 (著) (10/12発売)

連合国宣言やカイロ宣言に象徴される米国の理念政治vs.地政学的な不安に脅えるソ連の現実政治。その対立に翻弄される小国の独立と統一―朝鮮分断とは、独立と統一の相克だった。大日本帝国の崩壊と三八度線の設定後、米ソの狭間で、南北朝鮮の指導者たちはいかに行動したのか。国際政治と地域政治の交錯を背景に、民族と国家が織りなす過酷な現代政治のドラマを緻密に描き出した重厚な論考。

朝鮮の南北分断は日本のせい、とか、何を言うかアメリカとソ連のせいだ、とか単純化した議論がなされる場合がありますが、そこに至る過程はもっと複雑な駆け引きがありました。呂運亨(ヨ・ウニョン)のような、あくまで南北統一を目指して奔走した人物もいましたし。危うい南北融和時代に見ておきたい一冊です。

 

18. 〈海賊〉の大英帝国 掠奪と交易の四百年史(講談社選書メチエ)

講談社 薩摩 真介 (著) 鈴木涼子訳 (11/11発売)

イギリスは貿易と戦争、そして「掠奪」で世界の海を制したのだった! 最強の海洋帝国と荒くれ者たちが動かした歴史を描く驚異的論考! 暴れまわる掠奪者たちを、法という鎖で縛り猟犬として飼い慣らしたイギリス政府は、新大陸・大西洋世界への進出競争や重商主義による貿易抗争を、「管理統制された掠奪」によって有利に進めんとした。海が世界史を転回させる舞台となった16世紀から、自由貿易が重商主義にとってかわる19世紀まで、軍人、海賊、政治家、商人たちの野望うずまく歴史のダイナミズムを活写する! スペインの船や植民地を荒らしまわる「掠奪世界周航」をやってのけナイトの称号を得たフランシス・ドレイク、ジャマイカを根城にカリブ海で掠奪をくりひろげる「バッカニア」、インド洋や紅海への掠奪行を敢行する「紅海者」、北米の植民地と深く結びつく海賊たち……彼らはいかに「活躍」したか? 海軍や政府は彼らの力をどう利用したか? 注目の若手研究者が、大きな歴史のうねりと、海の男たちの苦闘とを多層的に、鮮やかに描き出す。大海原の波濤の向こうに、誰も知らない世界史があった!

大英帝国の海洋進出の尖兵となったのが海賊であるのはとても知られた話ではありますし、このブログでもいくつか記事にしています。けど、このような形で体系だった本はまだ読んだことないので読んでみたいです。イギリスの海賊史といったとことですね。

こちらで試し読みできます。

 

19. 興亡の世界史 イタリア海洋都市の精神

講談社 陣内 秀信 (著)(10/12発売)

講談社創業100周年記念企画「興亡の世界史」の学術文庫版。大好評、第4期の3冊目。本書では、建築史・都市形成史を専門とし、長年、東京や地中海都市のフィールド調査を続けてきた著者が、ヴェネツィア、アマルフィ、ピサ、ジェノヴァの四大海洋都市のほか、南イタリアのガッリーポリ、モノーポリなど、長い歴史をもつ海に開いた都市の繁栄の歴史を探る。 古代から中世に起源をもつこれらの都市は、いずれも岬の先や海に浮かぶ島、背後に山や崖が迫る猫の額ほどの渓谷の土地などに築かれているが、なぜこのような厳しい条件の土地が選ばれたのか。その成り立ち、それぞれの都市の個性とは。 また、海は障壁であると同時に、交流を育む道でもあった。地中海世界では民族相互の争いと交流のなかで、文化がダイナミックに伝播し、ローマ、ビザンツはもちろん、とりわけイスラームからは建築や美術工芸の様式、科学、医学にいたるまでさまざまな先進文化がヨーロッパへ流れ込んだ。本書では、実際に都市を訪ね、建物、街路、広場、港の風景などを観察しながら、海洋都市の生活空間がどうつくられたか、歴史を読み解いていく。人びとの暮らしの場に入りこみながら、今なお海洋都市の精神が人びとの間に生きていることを、都市史、建築史の第一人者である著者ならではの視点とフィールドワークの成果を生かして、リアルに描き出す。 [原本:『興亡の世界史08 イタリア海洋都市の精神』講談社 2008年7月刊]

イタリア海洋都市を全般に網羅したものは面白そうですね。ヴェネツィア、アマルフィ、ピサ、ジェノヴァの歴史はいくつか学んでますが、そのほかの中小港湾都市の歴史はあまり知らないです。

こちらで試し読みできます。

 

20. 興亡の世界史 インカとスペイン 帝国の交錯

講談社 網野 徹哉 (著) (11/11発売)

講談社創業100周年企画「興亡の世界史」の学術文庫版、第4期の4冊目。インカ帝国がアンデス全域を支配するに至った16世紀初頭、イベリア半島ではイスラーム帝国を駆逐したカトリック帝国スペインが、海を渡り新大陸の制覇へと向かっていた。本書では、この二つの帝国の生成から成熟への歴史を辿り、スペインのインカ帝国征服、そして共生と混交、服従と抵抗の果てにスペインとの訣別へと向かうアンデスの300年を詳述する。帝国の衝突が生んだ植民地空間は、征服者であるスペイン人、帝都クスコに生き延びていたインカ族、白人、インディオ、黒人の3者から生まれた混血の人々、そしてイベリア半島を追放されたユダヤ人などさまざまな人々が共存していた。スペイン人の寛容と排除の思想はアンデス社会をどう変えたか、スペイン支配下でインカはどのようにその命脈を保ったか、スペイン人と結婚したインカ皇女をはじめインディオや混血の女性たちはどう生きたか、さらにユダヤ人の迫害と異端審問、インディオの反乱など、いろいろな角度から光を当て、多様な植民地社会の様相を明らかにする。 〔原本:『興亡の世界史第12巻 インカとスペイン 帝国の交錯』講談社 2008年刊〕

これが今回紹介した35冊の中で個人的に一番読みたい本です。

スペインのアメリカ大陸侵攻は悪名高くたびたび非難される人類史に残る悪行でありますが、先住民側も単にやられただけではなく混交と抵抗の歩みがあります。先住民文化とキリスト教文化の交わりで、日本人の感覚からすると理解しづらくとっつきにくい領域なんですが、ダイナミックさは他の地域の歴史にまったく劣るものではありません。

こちらで試し読みできます。

 

21. 興亡の世界史 空の帝国 アメリカの20世紀

講談社 生井 英考 (著) (12/12発売)

講談社創業100周年記念企画「興亡の世界史」の学術文庫版。大好評、第4期の5冊目。 古代ローマやモンゴルによる「陸の帝国」や、大英帝国をはじめとする「海の帝国」が興亡を繰り返し、ついに人類は「空の覇権」を争うに至った。現在最強の空軍力を誇る「帝国」が、アメリカ合衆国である。しかしもともとアメリカは、軽装の常備軍兵力しか持たず、その「空の文化」はもっぱらライト兄弟やリンドバーグに代表される「庶民」が担ったものだった。それがいつの間に現在のような「空の軍事大国」と化したのだろうか。本書では、1903年のライト兄弟による有人動力飛行成功から、9.11事件に至る1世紀を、著者独自の社会史的・文化史的視点で見つめ直す。 空から爆弾の雨を降らせ、街ごと焦土と化す――。「空爆」そして「原爆投下」は、20世紀の人類が初めて体験した惨劇である。この悪夢を生んだ20世紀は「戦争の世紀」であると同時に「アメリカの世紀」でもあった。飛行機械に夢を託した「マシーン・エイジ」、「真珠湾」をめぐる巧みなプロパガンダ、ヴェトナム戦争で殉職した女性カメラマンや、「9.11」の社会的トラウマなど、さまざまな素材からアメリカの「空と戦争の文化」を描き出す。 文庫化にあたり、「補章」として、ドローンにおおわれた「21世紀の空」を大幅に加筆。 [原本:『興亡の世界史19 空の帝国 アメリカの20世紀』講談社 2006年11月刊]

「空」という観点からアメリカの歴史を追う回です。なんかこういうテーマ、NHKスペシャルでありそうですよね。

こちらで試し読みできます。

 

22. 図説 古代ギリシアの暮らし

河出書房新社 髙畠純夫 (著), 齋藤貴弘 (著), 竹内一博 (著)(11/22)

アテナイ市民の一生、その衣食住・娯楽・同性愛・度量衡・宗教・祭・死生観、富裕者や奴隷など様々な階層……古代ギリシアの人々の暮らしと生涯に豊富な図版で迫る決定版ビジュアルガイド。

ちょっと変わったところで、アテナイ市民の生活史。ビジュアルガイドってのがいいですね。これは本棚に置いておきたいやつです。ビール飲みながらパラパラ読みたいです。

 

23. はじめてのアメリカ音楽史 (ちくま新書)

筑摩書房 ジェームス・M・バーダマン (著), 里中 哲彦 (著)(12/6発売)

ブルーズ、ジャズ、ゴスペル、ソウル、カントリー、ロックンロール、ヒップホップ…アメリカの様々な音楽はいつどのように生まれたのか。どんな人たちにより演奏されてきたのか。二〇〇年以上の歴史を誇るアメリカ音楽について、その始まりから現在のアーティストまで、アメリカ南部からやってきた研究者とポップカルチャーに通じる評論家が徹底的に語りつくす。この一冊でアメリカン・ルーツ・ミュージックがバッチリわかる。全ジャンルのアルバム紹介つき。

これもかなり興味あります。

アメリカ音楽って20世紀の世界の音楽シーンをリードして席巻してきた存在なので、どのような発生と発展をみせてきて、それがなぜ世界で受け入れられたかはかなり面白いテーマだと思います。全ジャンルのアルバム紹介付きってのがまたいいですね。YouTubeを前にして読みたいです。

 

24. 怖い橋の物語 (河出文庫)

河出書房 中野京子著 (12/5発売)

橋は異なる世界をつなぎ、様々な物語を引き寄せる。奇妙な橋、血みどろの橋、あっと驚くような橋…興味深いエピソードとともに紹介。 橋は異なる世界を結ぶもの、ドラマが生まれる舞台です。 そこで一体何があったのかーー 怖い橋、空想の橋、史実の中の橋、血なまぐさい橋、愛の橋、 この世とあの世をつなぐ橋などさまざまな橋の興味深い話が、 引き込まれるような文章で生き生きと語られております。 悪魔の橋/犬の飛び込み橋/グリム童話「歌う骨」/擬宝珠/首なし幽霊/ 橋の下のトロール/橋と鬼/行きどまりの断橋/死者専用の橋/橋と結婚/生きた橋/ 人間、渡るべからず/水面下の橋/暗殺者の橋/暗殺者の橋/エッシャーの世界のような/ 火星人襲来/恋人たちの橋/氷雪の橋/なぜ落ちたか/火を噴く橋/スパイ交換の場/ アントワネットは渡れない/ロンドン橋、落ちた/束の間の闇/愛妾の城と橋/ ゴッホの橋/流刑囚の渡る橋/自殺橋/ロンドン塔のジェーン/花咲ける死/吊り橋理論/ 鳴門ドイツ橋/橋を架ける………… 全55話を収録。巻頭カラー口絵8ページ付き。

「怖い◯◯」シリーズでおなじみの中野京子先生の新作です。よくここまでこのネタ一本でやっていけるなあと関心するのですが、ちょっとした切り口一つで数多くの話を展開できていけるのはさすがと思います。

 

25. 中世都市 社会経済史的試論 (講談社学術文庫)

講談社 アンリ・ピレンヌ著 佐々木 克巳訳・解説(10/12発売)

歴史的世界としてのヨーロッパの生成を自らの学問の中心テーマに据えた、二十世紀を代表するベルギー生まれの中世史家アンリ・ピレンヌ。本書では「中世都市」の来歴がみずみずしく語られる。 地中海を内に抱く古代ローマ世界の枠組みはゲルマン諸族の侵入でも維持されたかに見えたが、イスラーム勢力の地中海侵出により衰頽し、変容していく。そんな停滞のなかいつ「商人階層」が登場し、どのように都市と都市民が生まれてきたのか。遺された細かな史料にいたるまで渉猟し、一貫した問題意識から描かれた中世都市成立史の不朽の名著。

アンリ・ピレンヌ氏はヨーロッパ中世史の大家だそうです。不勉強ながら存じ上げず。でもこの著作はめちゃくちゃ面白そうです。中世ヨーロッパにおいて、都市国家という存在はかなり独特で、この存在がヨーロッパの文化・文明を発達させてきましたが、一方でイタリアやドイツなど強すぎる地方の統合に苦労することになります。

こちらで試し読みできます。

 

26. 謎解き 聖書物語 (ちくまプリマー新書)

筑摩書房 長谷川 修一 (著)(12/6発売)

ノアの方舟、バベルの塔、出エジプト…旧約聖書の有名な物語の数々。それは本当に起こったことなのか?それともたんなるフィクションに過ぎないのか?最新の考古学的知見を用いながらひとつひとつ明らかにする。旧約聖書の物語がこれ一冊でわかる!

聖書に描かれた様々な物語の数々を検証しながら紹介していくという本。聖書入門にはうってつけの一冊かもしれませんね。中学生くらいでも読めるんじゃないでしょうか。

 

27. 帝国の陰謀 (ちくま学芸文庫)

筑摩書房 蓮實 重彦 (著)(12/11発売)

純粋な「形式性」と起源なき「名前」の流通によって現実が作られる時代。それは、いかにして生まれたのか―。19世紀中葉、一組の義兄弟が陰謀を企てる。兄の名は、ルイ=ナポレオン。フランス皇帝ナポレオン1世の甥である。かたや父親を異にする弟の名は、ド・モルニー。「私生児」にして、のちの内務大臣・立法院議長である。権力奪取の計画は首尾よく運び、ここにフランス第二帝政の幕が上がることとなる。希薄で、シニカルな相貌をまとって…。ド・モルニーが遺した二つのテクストを読解し、マルクスが見落としたものを軽やかに描く、著者最初の書き下ろし作品。

紹介文を読む限り、これは歴史と詩と文学が合わさったような感じな印象を受けました。こういうのをたまに読むと、新鮮でいいですよね。

 

28. 終末論の系譜: 初期ユダヤ教からグノーシスまで

筑摩書房 大貫 隆 (著)(1/15発売)

ユダヤ教の中から生まれた終末思想はいかにしてイエスに継承されたのか。聖書正典のほか外典偽典等の史料を渉猟し、現代思想との対話も試みる渾身の書き下ろし。

終末論は古代から現代の宗教まで連綿と受け継がれる文脈ですし、現代のカルチャーにも大きく影響を与えていると思います。

難しいのは、終末思想って別にユダヤ教の専売特許じゃなくて、世界中の宗教に普遍的にあるものだからだと思うのですが、どういう感じで展開していくのでしょうか。気になります。

 

29. カナダの多文化主義と移民統合

東京大学出版会 加藤 普章 (著)(11/17発売)

英国王を君主に,内に「先住民」「フランス」を抱え誕生したカナダ.いまユニークな移民認定制度などを発達させ,深刻な社会的分断なく多文化主義を実現しつつあるこの国の姿は,排外主義の時代の世界の注目を集めている.カナダ連邦研究の一人者が,カナダ的多文化主義の歴史,制度,実態を余すことなく解説する.

カナダの歴史ってあまり人気がないんですが、結構血なまぐさい歴史を経て今の国家の形態が出来上がっています。

以前ケベックを中心にカナダ史の記事を書きましたが、カナダ流多文化主義もうまくいってるように見えて結構危ういものだと思ったのですが、どうなのでしょうか。

 

30. 蛮行のヨーロッパ:第二次世界大戦直後の暴力

白水社 キース・ロウ (著), 猪狩 弘美 (翻訳), 望 龍彦 (翻訳)(12/22発売)

ヘッセル=ティルトマン賞受賞作品 本書は、1945年の終戦から40年代末まで、欧州各地で吹き荒れた夥しい残虐行為──復讐、民族浄化、内戦──などを詳細に論じ、「戦後の闇」に光を当てる歴史書。むろん、大戦が終わってすぐに平和が訪れたわけではなく、大混乱のさなか、残虐行為が次々と広範囲にわたって起こったことが明かされる。「民族浄化」、「内戦」、「ソ連支配」といった大きな視点から、ドイツ人看守への復讐、ドイツ人兵士と関係をもった女性の頭髪の丸刈り、ドイツ人兵士と現地女性との間に生まれた子供への嫌がらせといった身近な事例まで、網羅している。 自民族の被害を誇張して加害の過去を相対化したり、他民族の加害によって自民族の加害の過去を相対化するような試みが、現在に至るまで行われている。本書は、大戦直後の「暴力」の知られざる実態を、当事者の証言と最新の統計を駆使して、冷静に解明している。 本書は、イアン・カーショーが「生々しく、背筋が凍る」と賛辞を寄せ、英国で優れた歴史ノンフィクション作品に贈られるヘッセル=ティルトマン賞を受賞し、世界八カ国語以上の言語に翻訳されている。口絵写真・地図多数収録。

大戦中の蛮行ではなく、終戦から1940年末までに起こった残虐行為を記した本。これって案外知られてないじゃないかと思います。

個人的にもこの辺はまったくなので、知っておきたいです。

 

31. アルシノエ二世:ヘレニズム世界の王族女性と結婚

白水社 エリザベス・ドネリー・カーニー (著), 森谷 公俊 (翻訳)(12/26発売)

《クレオパトラの先駆者の壮絶な生涯を追う》 プトレマイオス王朝初期、一夫多妻から兄弟姉妹婚への時代を生き抜いた「クレオパトラの先駆者」アルシノエ二世の壮絶な生涯を追う。 「アレクサンドロス大王死後の激動と転変の中からヘレニズム世界が創造されるありさまを女性の目で見つめるのに、彼女よりふさわしい人物は他にいない。」(訳者あとがきより) アルシノエ二世は、初期ヘレニズム時代における王族女性の苦難と栄光を一身に体現した人物である。アレクサンドロス大王の死後、後継将軍たちが互いに抗争しながら独自に王国を建設していった当時、王権は一夫多妻制をとりつつ明確な王位継承原則をもたなかったため、息子たちの間で継承をめぐって激烈な争いが起こった。アルシノエ二世は三度の結婚のうち二度でそうした争いの渦中に置かれ、息子を目の前で殺される。ようやく安定と栄光を手にすることになる三度目の結婚相手は、実の弟、プトレマイオス二世であった。両親を同じくする同士の結婚はギリシア世界ではタブーでありながら、二人はなぜこの特異な結婚にふみ切ったのか。著者は倫理的偏見を廃した上で、これをアルシノエ二世の生存戦略という観点から解明していく。 生前に神格化されたアルシノエの祭祀は、エジプトにおけるギリシア人とエジプト人の新しい絆となった。そしてアルシノエの地位と権力、その表象は、マケドニアおよびプトレマイオス王国の王族女性の歴史で大きな転換点となり、あのクレオパトラ七世にも影響を与えたのである。

アルシノエ二世の生涯というとびきりのマイナーな本です。

しかしマケドニアやプトレマイオス朝における王族女性を検討する上で欠かせない人物であるとのこと。気になりますね。

 

32. 書道史 謎解き三十話

岩波書店 魚住 和晃 (著) (1/19発売)

優美な「蘭亭序」の裏の王羲之の苦悩とは? 顔真卿はいかにして「顔法」を確立したのか? 道風の「和様の書」が不動の名品とされた理由はなにか? 良寛の書が心を和ませるのはなぜか? さらに智永,欧陽詢,米?,空海,行成など,中国・日本の書道史に名を残す能書家の人物像と作品に秘められた,興味津々の謎を解き明かす.

書の歴史も個人的に大変弱く、学んだら面白いだろうなあと思っていました。

展示会も多いし、中国の芸術の歴史って結構人気があると思うんですけど、その割には背景知識ってあまり知られてませんよね。

 

33. クリスマスの歴史:祝祭誕生の謎を解く

原書房 ジュディス・フランダース (著), 伊藤 はるみ (翻訳)(11/15発売)

クリスマスについての私たちの知識はほとんど間違っている! サンタクロース、ケーキ、プレゼント…多様な要素とイメージを丹念に検証、人々の生活史と重ねながらクリスマスという風習を歴史的に読み解くユニークな文化史。

そりゃ、日本人のクリスマスは大部分間違ってるでしょーね、と思いつつ、実際のところどういう背景でクリスマスが成り立ってきたかはキリスト教の文脈や生活史を見てみないとわからない部分がありますよね。面白そうです。

 

34. 支配と抵抗の映像文化: 西洋中心主義と他者を考える (サピエンティア)

法政大学出版局 エラ・ショハット (著), ロバート・スタム (著), 早尾 貴紀 (監修, 編集, 翻訳), 内田(蓼沼) 理絵子 (翻訳)(1/28発売)

ハリウッド映画の西部劇、ミュージカル、帝国映画の各ジャンルについて、人種的な配役や植民地主義言説、ジェンダーといった文化表象の問題を考察。人種主義を批判するだけでなく、芸術的・文化的・政治的な代案を示し、第三世界の映画やラップビデオ、先住民族の番組まで幅広い非西洋メディアについても論ずる。膨大な作品をもとに紡がれる学際的研究に、知的興奮を覚えずにはいられない。

これはこの35冊の中で2番目に見たい本です。

こういう映像文化の背景にある文化・文脈を読み取ったり、政治的・社会的潮流を分析する作業はぼくはすごく好きなんですが、西洋と第三世界、支配と抵抗という切り口で眺めていくのは楽しいです。でもこの本、ちょっとお高いんですよね…。

 

35. DVD+ブック マルクス・エンゲルス

大月書店 ラウル・ペック (著), 岩佐 茂 (その他)(12/17発売)

(あらすじ)1840年代のヨーロッパでは、産業革命によって資本家と労働者階級が生まれ、過酷な貧困のもとで人々は人間の尊厳を奪われた労働を強いられていた。20代半ばのカール・マルクスは、搾取と圧政に対抗すべく独自に政治批判を展開するが、それによって故郷ドイツを追われフランスへと辿りつく。パリで彼はフリードリヒ・エンゲルスと運命の再会を果たし、互いの知性と変革への熱意に共鳴しあう二人は深い友情をはぐくんでゆく。 国境を越え強大化する資本家に対抗するため、労働者たちもまた国を越えた連帯を模索し、その支柱となる経済理論が待望されていた。マルクスとエンゲルスは、かけがえのない同志である妻たちとともに、時代を超えたマニフェストとして読み継がれてゆく『共産党宣言』の執筆に打ち込む――。

見たい見たいと思って結局見ずじまいです、この映画。

いろいろ賛否両論あるらしいですが…。DVDと解説本がついているので、楽しめるししっかり学べるんじゃないかと思います。

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まとめ

 今回はかなりボリューミーだったのですが、代わりに一冊は何かきになる本が見つかったのではないかと思います。

懐とご相談の上、興味のある本を手にとってみてください。

過去の新刊まとめはこちら。

【2018年9月版】世界史関連の新刊20冊まとめ

【2018年7月版】世界史関連の新刊20冊まとめ 

【2018年5月版】世界史関連の新刊21冊まとめ 

【2018年4月版】世界史関連の新刊30冊まとめ