歴ログ -世界史専門ブログ-

おもしろい世界史のネタをまとめています。

日本

【現代史】敵国の英雄となった人たち

母国以外で活躍して有名になった人物 人は英雄に憧れるものですが、「憧れてほしい」対象というのもの人それぞれなのかもしれません。 全世界中の人の場合もあるし、自分の国の人の場合もあるし、ちびっ子限定の場合もあるでしょう。女性だけ、という人もい…

【消滅国家】20世紀前半にシベリアに存在した超短命国家

夢や野望・絶望が渦巻く辺境の地 現在ロシア政府は国民へシベリア〜ロシア極東への移住を奨励しているそうです。 不安定なヨーロッパとの結びつきに注力するよりも、東アジア方面に資本やリソースを割いたほうが、今後ますます世界経済の中心となっていくこ…

戦場で本当に実行された映画みたいな作戦

なぜか上手くいったウソみたいな軍事作戦 映画やアニメでは、強大な敵と戦うとき主人公たちは大抵とてつもなく突飛な作戦で突破しようとします。 映画「インディペンデンス・デイ」では、地上を席巻する宇宙船を撃退するために、敵の宇宙船の本丸にコンピュ…

WWEにおける「日本」の描写・恐怖からCOOLへ

アメプロにおける「日本」描写はどう変わったか 本ブログは世界史専門ブログと銘打っておりますが、個人的にアメリカン・プロレス(以下アメプロ)が非常に好きで、どうしてもプロレスと歴史を絡めて何かを書きたいという衝動にかられます。 その書きたい衝…

アメリカが外国から受けた「本土攻撃」

史上いくつかあった、敵国によるアメリカ本土攻撃 911テロはこれまでアメリカが受けた「敵対勢力」による攻撃の中で最大のものと言っていいと思います。 大規模な被害が出たことに加え、911が新しかったのは敵対勢力に「正体がない」こと。「ここを叩けばい…

知るときっと興奮する世界史の10の争乱期

熱く血がたぎり新たな世が生まれる、それが争乱の時代 世界史が好きなんです、と言えば へー、じゃあどの時代が好きなの? って絶対聞かれます。 なんとイケてない質問か、と思いつつ一応答えるのですが、そんなのたくさんあるに決まってるじゃないですか!…

政治犯・凶悪犯が送られた有名な「流刑島」

政治犯・凶悪犯が送られた「辺境の離島」 流刑島ってなんかロマンがあると思いませんか? 「夢敗れた男たちのたどり着いた先」みたいな感じでグッとくるものがあります。島ってところがまたいいですね、閉じ込められた感あって。 中央の抗争に破れて流されて…

釣り糸の歴史 - 昔の人は何を使って魚釣りしていたのか

「釣り糸」がない時代の釣り糸とは? 歴史の教科書の一番最初のページには、アウストラロピテクスとか、洞窟絵画とか、打製石器とか、骨で作った釣り針とかが載っています。 文明が起こる前から釣り針は動物の骨が使われていたというのは、そうだろうねと思…

日本と中国の近代製糸工業の展開の違いについて

旧社会は新技術をいかに受け入れたか 高齢化と内需の縮小を受け、多くの日本企業が割安な労働コストと旺盛な需要を見込んで中国や東南アジア、中東、アフリカなどに進出しています。 上手くいってる会社も多くありますが、開業時はまあ大変だっただろうと思…

【サーモン】鮭缶の世界侵略の歴史

"キング・オブ・缶詰" 鮭缶の歴史 今回の主役「鮭缶」ですが、馴染みがある人もいればそうでない人もいると思います。日本は地方それぞれ濃い魚食文化を持っていますから、鮭なんてほとんど食わないという人も多いと思います。ぼくは九州出身ですが、小さい…

外国人観光客が学ぶ日本の歴史とは?(西日本編)

外国人がガイドブックで読むであろう日本の歴史 前回の「東日本編」に引き続き、 旅行ガイドブック"Lonely Planet(ロンプラ)"の日本版に掲載されている、日本の歴史をピックアップしてみます。 前編をご覧になりたい方はこちらよりご覧ください。 外国人観…

外国人観光客が学ぶ日本の歴史とは?(東日本編)

海外ガイドブックに掲載されている日本の歴史 円安によって外国人観光客の来日数がうなぎのぼり。中国人観光客による爆買いで百貨店ウハウハとか、インバウンド業界からは景気のいい話がたくさん聞こえてきますね。これを機に日本の事を好きになって帰ってい…

異文化社会にすっかり馴染んでしまった異邦人の物語

スカッとする異邦人のサクセスストーリー 異邦人やマイノリティが異文化社会で活躍する話って何かいいですよね。スカッとしますよね。 今年の夏の甲子園で活躍した、関東一高のオコエ君なんてまさにそれ。 超高校級の実力の持ち主ってのもありますけど、ナイ…

南極に挑んだ冒険者たちの歴史

極寒の地への冒険の歴史 地球にある6大陸のうち、もっとも人間の開発が及んでいない大陸。 言わずもがな、南極です。 各国の研究機関の基地に駐在する研究員の他は、有閑観光客以外はほとんど訪れない秘境中の秘境。地球に残る最後のフロンティア。 そんな南…

日本人が知っておくべき日本・フィリピン関係史

想像以上に濃くて深い日比関係 我々が学ぶ世界史や日本近代史では、ヨーロッパ、アメリカ、中国はよく登場しますが、東南アジアはあまりよく学ばないし、馴染みがありません。 ところが東南アジア各国の歴史教科書では日本に関する記述はとても多く、特に近…

【WW2】歴史を変えたかもしれない未遂の計画

もしこの計画が実行されていたら、果たして… もし日本がハルノートを受け入れていたら。 もし英首相チェンバレンがナチスに毅然とした対応をしていたら。 もし独ソ不可侵条約が守られていたら。 また歴史は違った展開をみせていたかもしれません。 しかしヒ…

【残虐?】世界の奇妙な拷問

なにこれ、ホントに拷問? 拷問といえば懲罰や自白を促すために、 ムチで叩いたり、火炙りにしたり、針やナイフで体を刺したり、 ただじゃすまない重症を負うのが普通だと思います。 ところが歴史上は、それホントに効果あんの?と思うような拷問がいくつか…

1917年 幻の日米開戦・ツィンメルマン電報事件

1917年に起こっていたかもしれない日米開戦 ツィンメルマン電報事件とは、 第一次世界大戦末期の1917年、ドイツの外務大臣アルトゥール・ツィンメルマンがメキシコ政府に送った電報から騒ぎに発展した謀略事件。 電報の内容は「メキシコがドイツと同盟し、ア…

聞いたことあるけど名前は知らない、その国を連想させる曲

テレビで外国や外国料理が紹介される時に流れるBGM。 聞くだけですぐにその国を連想できます。このパワーはすごいです。 テレビ制作側からすれば、それを流しておけば受け手はその後の映像を混乱なく処理できるから、こんなに便利なものはないでしょう。 我…

グローバル武装貿易グループ ”倭冦”の男たち

引用:asahi.com 倭冦=国際武装物流集団 ぼくが小中学生の時、「倭冦」についてこう習いました。 「日本人は武器を持って海を渡り、朝鮮半島や中国の人たちを殺して米などの物資を奪い、酷いことをしました」 前期倭冦はそのような傾向があるのですが、全部…

犬と戦争の歴史

時には伝令、時には肉弾となった犬 もしあなたが愛犬家だったら、この記事はかなり辛い内容かもしれません。 紀元前の昔から人間は犬を戦争用に訓練し、斥候・警備・伝令・時には攻撃に用いました。 現在は軍用犬に対しては動物愛護団体からの非難が大きいよ…

タバコの文化史

人間とタバコの特別な関係 夜に居酒屋で飲み会があったとします。 帰宅してジャケットを脱いでハンガーに架ける。翌朝、会社に行こうとしてそのジャケットを着る瞬間。 「くさい!!」 タバコのヤニの匂いがムンムンしてて、着るのがほんとうにイヤになって…

絶対にイヤだ!最悪な死に方をした歴史上の人物7人

「死に方とは生き方である」 そんなようなことを偉い先生が言っていたような気がします。 どのように臨終を迎えるかはその人の一生を象徴しているという意味です。 家族に看取られながら。戦場で華々しく。未開の地へ冒険しそのまま消息を断つ。 いろいろあ…

投石の歴史

重要な飛び道具だった石 投石と言えば、学生や労働組合のデモ隊が使うイメージがあって、本気で戦っているようには見えないというか、戦闘ごっこなんじゃないの?って思ってしまう。 しかし歴史上、投石は重要な飛び道具の1つで、古代ギリシア以前から戦争…

世界の人に日本について聞いてみた

世界の人は本当に日本のことを知っているのか 購読させてもらっているkkzy9さんのブログ「Letter from Kyoto」と同じトピックをたまたま書いてました。 ↑この記事を見た後上記もご覧ください テレビでもネットでも「スゴいニッポン」が流布してるけど、実際…

外国人バックパッカーは東京のどこに行くか

CouchSurfingで外国人バックパッカーを家に泊めてみた 今回はちょっと歴史から離れて、ぼくが趣味でやっているCouchSurfing(カウチサーフィン)について書いてみようと思います。 CouchSurfingとは簡単に言うとSNSサービスの一つで、 旅行者が旅先で、家に…

【予測】2050年 日本は再び侵略戦争を起こす(?)

"THE NEXT 100 YEARS"の衝撃的な予測 「THE NEXT 100 YEAR」はジョージ・フリードマンという人によって著された本で、2009年初版。 これには21世紀以降、世界の国々がどのような進路を歩むかを、 これまでの歴史や経済、国内・国際状況を踏まえた上で予測し…

【まとめ】イザベラ・バードの見た明治日本(黒石〜北海道)

イザベラ・バードの旅 黒石〜北海道 今回もイザベラ・バードの旅の途中で立ち寄った町々の印象を書いていきます。 前回書いた町は 新潟 山形 新庄 湯沢 久保田(秋田) です。ご覧になりたい方はこちらからどうぞ。 今回は黒石〜平取(北海道)までです。

【タイ】アユタヤの日本人町に行ってみた

日本人町で有名なアユタヤ タイの最盛期を築いたアユタヤ王朝は、1351年に前王朝のスコータイを引き継ぐ形で始まりました。 一度はタウングー朝ビルマの勢力下に陥ったものの、16世紀後半にビルマ勢力を国内から追い出し最盛期を迎えました。 15〜17世紀、首…

【まとめ】イザベラ・バードの見た明治日本(新潟〜秋田)

イザベラ・バードの旅 新潟〜秋田 前回の記事では、イザベラ・バードの日本旅行の概要と、東京〜会津までに立ち寄った町の印象を書きました。前回書いた町は 東京 粕壁(春日部) 栃木 日光 田島(南会津) 車峠〜津川(西会津) です。ご覧になりたい方はこ…