歴ログ -世界史専門ブログ-

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2014-01-01から1年間の記事一覧

【6人】錯乱・狂気・残虐…怖い女たち

※本記事は残酷な表現を含みますので、苦手な方は読むのを控えてください。 歴史の本を読んでいると、結構な割合で「怖い女」が出てきます。 権力を握って政敵を殺しまくったり、夫や子の死が原因で精神が錯乱したり、嫉妬に狂ってヒステリーを起こしたり。 …

いつかは独立したい!フェロー諸島の歴史

イギリスの北方に浮かぶデンマーク領の島 フェロー諸島は、イギリスの北、アイスランドの南に浮かぶ島。 デンマークの領土ですが、高度な自治を持っており、独自の議会や外交権を持っています。 身近なところで言うと、サッカーの独自チームを持っていて、ワ…

外国人バックパッカーは東京のどこに行くか

CouchSurfingで外国人バックパッカーを家に泊めてみた 今回はちょっと歴史から離れて、ぼくが趣味でやっているCouchSurfing(カウチサーフィン)について書いてみようと思います。 CouchSurfingとは簡単に言うとSNSサービスの一つで、 旅行者が旅先で、家に…

西アフリカの天才戦略家 “サモリ・トゥーレ”の生涯

フランス軍に抵抗したギニアの英雄 サモリ・トゥーレは、アフリカ・ギニア出身の豪族で、当時アフリカ支配を深化させていたフランス植民地軍に抵抗したギニアの英雄。 アフリカの伝統的統治を基本としながら、近代的な組織を築き上げた政治手腕は特に優れて…

ナチ時代のドイツ大衆文化について

ナチス時代は庶民にとってどんな時代だったのか ナチス時代のドイツと言われて想像するものと言えば、 ヒトラーの神格化、軍備拡張、隣国への介入・併合、言論統制、ゲシュタポによる密告、そしてユダヤ人の追放… とかく悪いイメージがつきまといます。 しか…

【ひれ伏せ】ヒンドゥー教の神様たち【人間ども】

馴染みがあるようでない、ヒンドゥー教 みなさんはヒンドゥー教の神様をどれくらいご存知でしょうか。 シヴァ神、ヴィシヌ神、ガネーシャ… 僕も正直これくらいしか知りません。そしてそれらの神様の逸話となるともうお手上げです。 七福神を始め日本の神様た…

3分でわかる、イスラム教の創始者ムハンマドの生涯

あまり馴染みがない、イスラム教の予言者ムハンマド 一般常識として全部ではなくとも、なーんとなく、キリストやブッダの生涯は知ってますよね。 けれど、ムハンマドの生涯については、あまり知らないことが多いのではないかと思います。 商人で、神の啓示を…

男の中の男! 19世紀の「義賊」5選

波瀾万丈な義賊の生涯 前回の「20世紀の義賊5選」では、ほんの数十年まで生きていた、その命を義と信念に捧げた者たちを紹介しました。今回は19世紀の義賊を紹介します。 ちなみに前回は、 ウクライナ・アナキストのカリスマ指導者 ネストル・マフノ メキシ…

トルコの一休さん “ナスレッディン・ホジャ”

トルコのおとぎ話に登場する「とんち和尚」 ナスレッディン・ホジャは、トルコや近隣のチュルク系民族の民話、小説に登場する人物。 機転を効かせたとんちで権力者をやっつけるなど、ユーモアに富んだ笑い話の数々は現在でもトルコ人に人気があります。 ホジ…

音楽から見るユーゴスラヴィア連邦の歴史

多民族国家・ユーゴスラヴィアの音楽 ユーゴスラヴィアは1943年から1992年まで存在した社会主義国家。 絶対的なカリスマ指導者ティトーのもと、多民族・多宗教の人々が集合し、独自の社会主義路線を歩みました。 「兄弟愛と統一」をスローガンに、公平な経済…

巡礼地で金をバラまいた!黒人国家・マリ帝国

黄金バラまき伝説で有名なマンサ・ムーサの国 マリ帝国は、現在の西アフリカ・マリ、モーリタニア、セネガルの周辺を支配領域とした、黒人国家。 支配地のニジェール川上流域では黄金が大量に算出されたため、サハラ砂漠を越えてやってくるイスラム商人との…

【写真】5000年前のマルタ島 巨石文明の遺跡

前回の記事で、最近ネットで流れてる「マルタ=アトランティス説」がテキトーだということを書きました。ソース追ってみたら、これプレイボーイの記事だったんですね。 マルタ巨石文明はアトランティスという記事 - 歴ログ -世界史専門ブログ- 残念ながら、…

マイナーな世界の格闘技 7選

空手、ムエタイ、ボクシング以外にもある格闘技 格闘技、マーシャルアーツ、護身術の類は世界中どこにもありますが、普及しているものの数は結構限られています。 空手、柔術、合気道、テコンドー、カンフー、ムエタイ、ボクシング、サンボ、カポエラ、この…

中世最大の会戦 “グルンヴァルドの戦い”

ポーランド・リトアニア連合 VS ドイツ騎士団 日本では「タンネンベルクの戦い」のほうが知られているかも知れません。 従軍兵士は予備役も含めて5万5000人。中世ヨーロッパ最大規模の戦いです。 1410年に現在のポーランド北部で戦われたこの会戦では、 新興…

【グダグダ】北イエメンと南イエメンの統一の歴史

古くは「幸福のアラビア」と言われたイエメン アラビア半島の南にある、イエメンという国をご存知でしょうか? 古くは「シヴァの女王」の国で、有名なアデンの港はアフリカ・中東・インド・果ては東アジアへの貿易港として栄えました。 イエメンでは、昔から…

【超サマリ】ロシア革命の一連の流れ

よく分からないロシア革命 高校の世界史でも当然、ロシア革命は習いますが何だかよく分からない。 何かいつの間にか暴動になって、いつのまにか革命政権が出来てえらいこっちゃ、みたいなイメージしかありません。 少なくとも、高校の時ぼくはほとんど理解で…

【ミャンマー】アジアの麻薬王クン・サ

麻薬で築いたカネで独立国を作ろうとした傑物 クン・サ(クンサー)は、ミャンマーとタイの間に住む少数民族シャン族の男。 麻薬の密売で莫大な利益を上げ、その資金を元にシャン族の独立国家「シャン邦共和国」を作り上げようとした傑物です。 その波瀾万丈…

国民の半分がねずみ講にあう!アルバニアの近代史

マイナーな国の驚きの近代史 アルバニア、と聞いて何を思い浮かべるでしょうか? たぶん、ほとんどの人は何も知らないと思います。 歴史好きな人が、スカンデルベク(オスマントルコに抵抗した英雄)を知ってるくらいでしょうか。 ただ、この国はちょっと耳…

続々々・世界のアブナい(?)宗教5選

奥深き邪教の世界 アブナい(?)宗教シリーズ、今回もラディカルなものから、ジョークみたいなもの、本当にあったかどうかわからないものまで5つを厳選してみました。 バックナンバーはこちらよりどうぞ。 世界のアブナい(?)宗教5選 続・世界のアブナ…

ヨーロッパ vs ロシア「チュード湖の戦い」

「ヨーロッパの拡大」を止めた歴史的な戦い チュード湖の戦いは、別名「氷上の戦い(Battle of the Ice)」とも言い、 現在のエストニアとロシアの国境にあるチュード湖で、ドイツ騎士団とノヴゴロド公国軍が激突した戦いです。 アレクサンドル・ネフスキー…

カッコいい!20世紀の「義賊」5選

世に盗人の 種は尽くまじ いつの世にも盗賊の類いはいるものです。 為政者にとっては、世を乱す悪党以外の何者でもありません。 ただ民衆というのは、自分が盗賊の被害にあうのは大嫌いですが、盗賊の話を聞くのは大好きなものです。 今でもルパン3世やキャ…

【予測】2050年 日本は再び侵略戦争を起こす(?)

"THE NEXT 100 YEARS"の衝撃的な予測 「THE NEXT 100 YEAR」はジョージ・フリードマンという人によって著された本で、2009年初版。 これには21世紀以降、世界の国々がどのような進路を歩むかを、 これまでの歴史や経済、国内・国際状況を踏まえた上で予測し…

【×エジプト 〇ミスル】自称と呼称が違う国

ミスル?どこそれ 日本は英語ではジャパンですが、これは「日ノ出ズル国」を広東語で読むと「ジーペングオ」になり、それが「ジパング」となって広まった結果だと言われています。 と、ここに「私はミスル出身だ」という人がいたとします。 彼の出身はエジプ…

【女海賊】メアリ・リード&アン・ボニーの男勝り伝説

18世紀カリブ海を荒し回った女海賊 メアリ・リード(1685-1721)とアン・ボニー(1700-1782)は、18世紀に実在した女海賊。 その物語は既に伝説的で、劇画、小説、映画、アニメなどの「女海賊」はこの2人がモチーフとなっています。 漫画「ONE PIECE」にも「…

「売国奴」と呼ばれる人たち:マリンチェ

第8回:マリンチェ(1496 - 1529) マリンチェは、メキシコ先住民ナワ族の女性。 アメリカにやってきたスペイン人征服者の通訳となり、アステカ帝国の滅亡に手を貸した人物。

【中国】アジア初の長編アニメ「鉄扇公主」を見てみよう

アジアで最初に作られたアニメは中国製 日本はアニメ大国として世界に名を馳せていますが、実はアジアで最初に長編アニメを作った国は中国(正確には中華民国)です。 タイトルは「铁扇公主」、日本だと「西遊記 鉄扇公主の巻」として知られています。 制作…

【変人伝説】個性的すぎるイスラム王・ハーキム

ファーティマ朝第6代カリフ ハーキム ファーティマ朝は、909年-1171年に現在のイランからエジプトにかけて栄えたイスマーイール派を奉じるイスラム王朝。 カイロを本拠とし、バグダッドを本拠とするスンニ派のアッバース朝と対抗した王朝です。 その第6代カ…

【マイナースポーツ】世界の“国技” 5選

日本の国技と言えば相撲!では世界は? どの国にも「国技」と言われるスポーツがあります。 日本だったら相撲とか、あるいは柔道と言われる場合が多いですね。 では世界はどうなのか?いろいろ見ていくと、 「何ソレ聞いたことない」という、激マイナーなス…

なぜ「少年十字軍」の悲劇は起こったか

聖地解放への不満が爆発した民衆運動 少年十字軍は、13世紀のフランスとドイツで起こった特異な民衆運動です。 主に12歳〜15歳の少年少女が聖地奪還を掲げて、集団でエルサレムを目指しました。 武器はおろか、資金も食料もない集団だったので、エルサレムに…

現代の旧ソ連圏の独裁者(3人)

現代に生きる独裁者たち 現代においては、一党独裁の国や独裁者におる専制国家はなかなか珍しくなってきています。 そんな中、独裁を続ける国には、どのような背景や理由があるのか。 このエントリーでは、現在に生きる独裁者たちを紹介します。