歴ログ -世界史専門ブログ-

おもしろい世界史のネタをまとめています。

【世界史】古代の有名な女性戦士とその逸話

f:id:titioya:20170324082536p:plain

 古代世界で活躍した女傑たち

古代社会では、地域によって女性の社会的な役割が大きい地域が結構多くありました。

王などの国家の要職を務める場合もあれば、今回ご紹介するように将軍や現場の戦士として活躍するケースもありました。

 女性戦士という名前だけで結構ときめくものがありますが、どのような活躍をした人物なのか見ていきましょう。

続きを読む

中国のキリスト教の歴史

f:id:titioya:20181007083120j:plain

人口世界最大の国における、人口世界最大の宗教の歴史

 現代の中国のキリスト教徒の人口がどれくらいいるかは、調査によって様々な説があります。

Katharina Wenzel-Teuber氏の調査によると3%にも満たないそうです。と言っても13億の人口の3%なので、4千万人もいるのですが。

今後中国ではキリスト教徒の人口が増えていくことが予想され、2030年には中国は世界最大のキリスト教徒を抱える国になることが予想されているそうです。

これに対し、中国政府は「中国政府の支配下での信仰」を強化すべく、様々な規制や干渉をしていると言われています。今も強く国家の干渉を受けているように、これまでの中国のキリスト教の歴史は、 時の権力者や対外関係などの影響をモロに受ける非常に不安定なものでした。

続きを読む

幻に終わったナチス・ドイツの「アメリカ本土爆撃計画」

f:id:titioya:20180620191339j:plain

Attribution: Bundesarchiv, Bild 146-1995-042-37 / CC-BY-SA 3.0

ニューヨークを廃墟にするというヒトラーの妄想 

第二次世界大戦中、連合軍の攻勢が激しくなりドイツ軍が苦境に陥ると、ヒトラーは現実を直視せずに妄想を語ったり、部下を手当たり次第に怒鳴り散らしたりなどの奇行が目立つようになり、映画「ヒトラー 〜最期の12日間〜 」でも描かれたような、精神錯乱状態に陥っていきました。

ヒトラーの憎悪の矛先はアメリカに向かい、ニューヨークを爆撃し焦土とする妄想に取り憑かれるようになりました。

ヒトラーがもっとも信頼した政治家の1人で軍需省長官アルベルト・シュペアーは、ヒトラーからニューヨークがどのようにして猛火で覆われビルが崩落していくかの妄想を語られたそうです。

 このヒトラーの妄想はとうとう実現はしませんでしたが、ドイツ軍にて具体的に検討されていました。

続きを読む

【イスラム教】多数派から非正統と見なされるイスラム教少数派

f:id:titioya:20180505153733p:plain

 正統イスラムからは外れているとみなされる一派

 キリスト教ではかつて「公会議」や「異端審問」など、正式な教え以外の教えを「異端」であると公式に裁定し布告する仕組みがありました。

一方でイスラム教では、ある一派や学派が異端であるかを「しかるべき人」が協議し正式に認定することはなかったので、何が異端であって何が異端でないかの判断は人によって分かれます。ただし、スンニ派やシーア派(十二イマーム派)など多数派の一派から見たときに「非正統」であるとみなされる一派は数多く存在します。

続きを読む

酒を飲みながら見たい、古代の建造物・街並みの再現動画20本

f:id:titioya:20180930155507j:plain

古代の都市をバーチャル観光しよう

 歴史のドキュメンタリーとかで時たま流れる、古代都市の再現3D映像。

別に歴史的経緯とかどうでもいいから、ああいう再現動画だけをひたすら見たい!という需要はあると思うんですね。言わば、古代都市のバーチャル観光ですよね。

 我らがYouTube先生は、そんな欲望をも叶えてくれます。

古代の都市や建造物の再現動画だけを集めてみました。ぜひ、深夜に大画面で酒を飲みながらお楽しみください。

続きを読む

1900年イングランド・ビール中毒事件

f:id:titioya:20180925171114j:plain

イギリス人をヒ素中毒にしていた毒ビール流通事件

この事件は1900年、イングランドでヒ素が混入したビールを飲んだ6,000人以上の人々が中毒にかかり、そのうち70人以上が死亡した事件です。

特にバーミンガムを中心としたミッドランドと、マンチェスターを中心としたノース・ウェスト・イングランドで大きな被害を出しました。

原因は、ビール醸造所が原価を抑えるために使った転化糖。転化糖製造に使う酸にヒ素が残っていたのでした。

中毒を恐れたイングランド人は一時的にビールを飲むのを止め、イングランド全体で食品の安全に関する意識が向上するきっかけとなりました。

続きを読む

【世界史】史上最も在位の短い国王TOP10

f:id:titioya:20180813235148j:plain

 在位期間が歴代もっとも短い国王を発表します

2019年に今上天皇が譲位なさる予定です。予定通り退任されれば、31年の在位期間だったということになります。先代の昭和天皇は62年の在位期間でした。

ちなみに2018年現在、在位期間が最も長い王はイギリスのエリザベス2世で66年です。

何となく国王の在位期間は最低でも十数年以上は続くような感覚がありますが、歴史上は信じられないほど早く国王の椅子から転げ落ちてしまった人が多くいます。

 今回は歴代の在位期間が短い国王TOP10を紹介します。

続きを読む

【2018年9月版】世界史関連の新刊20冊まとめ

f:id:titioya:20180917110846j:plain

7〜9月のおもしろそうな世界史関連の新刊をまとめます

2018年の夏季は面白そうな新刊が多数出ており、 どれを買おうかかなり迷ってしまいそうです。

平たく特定の地域の歴史を概説するものではなく、あるトピックから歴史を眺めてみるというテーマのものが多いです。

 秋の読書の時間のために、何か気になる本をぜひ見つけてください。

続きを読む