アフリカ中を巻き込んだ第一次・第二次コンゴ戦争
コンゴの近現代史のまとめの最後になります。
国内の安定を最優先に掲げた軍人モブツは、反対勢力や政敵を徹底的に弾圧。行政・立法・司法組織を党の一部門にし、また国民全員を党のメンバーとして自らをトップに据える独裁体制を構築しました。
一方で国外に逃れた反体制勢力は、近隣諸国の政府などと結びつき、戦いの構図が芋づる式に拡大。アフリカ諸国を巻き込んでいくことになります。
1996年に発生したコンゴ戦争は、560万人以上の死者を出した、最悪の戦争となりました。
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