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歴ログ -世界史専門ブログ-

おもしろい世界史のネタをまとめています。

世界の国々で信じられている「不吉な数字」

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 この数字は不吉の予兆…

漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の5部に出てくるキャラクター、グイード・ミスタは異常に「4」という数字を恐れます。

実際に4発の弾丸をリボルバーに込めたらピンチに陥ったり、 4発の弾丸を落とした瞬間に味方が殺されたりしました(漫画の中の話です)。

そこまで敏感な人はあまりいませんが、中には「4」「9」をなるべく避けている人もいるに違いありません。

キリスト教文化圏の「13」「666」は不吉な数字として有名ですが、他にも世界各地には不吉な数字がたくさんあるようです。

 

 

1. 「39」(アフガニスタン)

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 アフガニスタン、主に首都のカブール近辺では、「39」は避けられているそうです。

アブジャドという伝統の計算方式に由来するもので、どういう理屈で39が不吉なのかよくわからないそうですが、「ポン引きや売春婦の数字」と思われていて、とにかく嫌われている。

自動車のナンバープレートや住所の番地では特に嫌われて買い手がつかないことあり、たとえば通常12,000ドルで売られている中古車は、ナンバープレートが「39」であるという理由で7,000ドルにまで値下げされたりします。

また、自分の携帯番号が39の人は電話するときに相手を怖がらせないように必ず非通知設定にしたり、

年齢が39歳の人はそれを隠し、「自分は40歳」だと主張するそうです。

 

2. 「0888 888 888」(ブルガリア)

ブルガリアで流布する都市伝説で、携帯番号が「0888 888 888」の人は10年以内に死ぬ、というのがあります。

最初にこの番号を持ったと言われるのはブルガリア・モバイルカンパニーのCEO、ウラジミール・グラショフで彼は2001年にガンで死亡しました。ライバル会社に毒を盛られたという噂もあります。

次にこの番号を持ったのは、麻薬密輸業者のコンスタンティン・ディミトロフ。彼は滞在先のオランダで何者かに暗殺されました。暗殺の背後にロシア・マフィアがいると噂されています。 

次にこの番号を持ったのは同じく麻薬密輸業者のコンスタンティン・ディシリフで、首都ソフィアのレストランで暗殺されました。

その0888 888 888伝説が広がりすぎたので、通信会社はこの番号を永久欠番にしてしまったそうです。その時のニュース映像がこちら。

www.youtube.com

っつーか、ブルガリア闇深すぎだろ……

 

3. 「17」(イタリア)

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イタリアでは「17」が不吉な数字として避けられています。

ローマ数字では17は“XVII”ですが、並び方を変えると"VIXI"となります。

VIXIはイタリア語で"I lived" という意味で、墓に刻まれる言葉。そのため死を暗示し忌み嫌われます。

実際に、ホテルの部屋番号に17がなかったり、国営アリタリア航空には17便はない。

また、11月17日が金曜日になった場合、不吉な要素が全部入っちゃうので、その月は「呪いの月」と言われ恐れられているそうです。

 

4. 「250」(中国)

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中国語で250は"eri bai wu"と呼びますが、同音で「大馬鹿野郎」という意味にもなります。

250の使用が避けられ始めた歴史は相当古いらしい。 古代中国で銅貨が使われていころ、基本的には1,000を1つの単位としていました。そこから、500は知能が人の半分しかない馬鹿野郎で、さらにその半分の250は大馬鹿野郎だ、みたいな文脈でこじつけられて語られました。

アメリカ航空機製造会社のガルフストリーム・エアロスペース社は、中型ジェット機「ガルフストリームG250」の名前を「G280」の名前に変更しました。副社長は「新たな名前はいくつかの国でより受け入れられやすくなった」と述べました。

 

5. 「7」(中国)

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7といえば、「ラッキー7」でとても幸運な番号と思われがちですが、中国では7のつく月は「幽霊月」と言われ、幽霊が世に放たれるという迷信があります。

あとこれは中国関係ないですけど、7のつく飛行機事故って結構多いらしい。

  • 2014年6月17日から7日以内に、ウクライナ、マリ、台湾で飛行機が墜落
  • ウクライナ機の便名はMH17で、17:17に墜落し、17年間利用されていた機体(1997/07/17 - 2014/07/17)だった
  • インド軍のヘリコプターが17:00に墜落し、7名が死亡
  • ベトナム軍のヘリコプターが77日の07:37に墜落
  • 台湾のATR72機が7月23日に墜落
  • エアー・アルジェリアのボーイング717便のフライトAH50177月24日に墜落
  • 2014年マレーシア航空MH370便が消息を絶つ

 

6. 「26」(インド)

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インドの大災害や天変地異は、26にまつわることが多いらしい。 

  • 2001年1月26日、グジャラート州で大地震が発生、2万人が死亡
  • 2004年12月26日、インド洋大津波で23万人が死亡
  • 2007年5月26日、インド北西部の町グワハティで大爆発発生
  • 2008年7月26日、アフマダーバードの町で大爆発発生
  • 2008年11月26日、ムンバイ同時多発テロ発生

 

7. 「191」(アメリカ)

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アメリカの飛行機事故は、191にまつわることが多いらしい。

  • 1967年、X-15フライトNo.191が墜落
  • 1972年、ピリンエアーのフライトNo.191がマケドニアで墜落
  • 1979年、アメリカン・エアラインのフライトNo.191が、シカゴ・オヘア空港で墜落
  • 1985年、デルタ航空のフライトNo.191がデトロイトで墜落
  • 2012年、ジェットブルー航空のフライトNo.191がテキサスで緊急着陸

デルタ航空では191便は永久欠番になっているそうです。 

 

 

まとめ

「柳の下のどじょう」じゃないですけど、

同じ数字にまつわる不幸が続くと嫌でも印象に残っちゃうし、自分に不幸が降りかかってくるのでは?と思っちゃうのが人間の心理というものでしょうか。

ラッキーナンバーの逆ベクトルですね。

 数字なんて0から9までしかないんだから、どれかの数字が頻出している確率論的な話なだけなのでは?と個人的には思います。(統計学はサッパリなので確信はありません。)

今回、不吉な数字を7つあげましたけど、ぼくが近々航空機事故で死んだら………きっとそういうことかもしれません。

 

参考・引用

listverse.com, 10 Numbers That Launched Absurd Superstitions

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