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絶対にイヤだ!最悪な死に方をした歴史上の人物7人

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「死に方とは生き方である」

そんなようなことを偉い先生が言っていたような気がします。

どのように臨終を迎えるかはその人の一生を象徴しているという意味です。

家族に看取られながら。戦場で華々しく。未開の地へ冒険しそのまま消息を断つ。

いろいろありますが、歴史の本を読んでいると

「こんな死に方だけは絶対イヤだ!」

と思うような死に方をした人たちがゴロゴロ出てきます。

今回はそんな「イヤな死に方」の中でもとびきりイヤな死に方を集めてみました。

 

1. アイスキュロス (ギリシア) BC525年 - BC456年

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空から落ちてきた亀に頭を割られて死亡

「アイスキュロス、ソポクレス、エウリピデス」の3人は世界史専攻の人なら覚えたはず。古代ギリシアの三大悲劇詩人の1人です。

70〜90編もの作品を残したとされますが、残っているのはわずかに7編だけです。

アイスキュロスは上部イメージの通りハゲ頭でしたが、

そのハゲ頭を「岩だ」と勘違いしたワシが、持っていた亀を割って食べようと、空からハゲ頭めがけて落としてきて、その衝撃で死亡しました。

本人は自分の死因が分かりながら死んだのでしょうか。願わくば知らないで死んでいてほしい。

 

2. メネス王(エジプト)? - ?

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引用:icons.wunderground.com

カバに圧殺されて死亡

メネス王は上下エジプト王国を統一して、エジプト第一王朝を建てたと言われる伝説的な王。

その正体ははっきりせず、古代エジプト初期の複数の王様の偉業を集合的に現しているとも言われています。

メネス王は当時「悪魔」として畏怖の対象だったカバを退治しようとして自ら剣を振るいますが、逆にカバに圧殺されてしまったとのことです。

カッコ悪いけどカッコいい死に方ですね。いや、カッコ悪いか。

 

3. 四条天皇(日本)1230 - 1242

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仕掛けたイタズラに自分でかかって死亡

鎌倉時代の第82代天皇。即位したときはまだ2歳でした。

イタズラ好きな子どもだったらしく、

廊下にツルツルすべる石をまいて、近習の者や女官たちをビックリさせてやろうとします。

ワクワクしながら隠れて見てますが一向に誰も引っかからない。

なーんだつまんないの、とふてくされて立ち去ろうとした時に、自分でまいた石に足を滑らせて転倒。打ち所が悪くそのまま死亡しました。12歳でした。

うーん、クソガキですなー。

 

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4. ジャン・オノレ・フラゴナール(フランス)1732 - 1806

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アイスを食べて頭がキーンとなって死亡

フラゴナールは、18世紀ロココ調絵画の代表作家。

優美で華やかだがどこか退廃的な貴族絵画で一躍有名になりますが、次第に飽きられて人々から忘れ去れてしまいます。

暑い夏の日、アイスをがっついて食べたら頭がキーンとなり、頭痛が治らず、そのまま死亡したと言われています。

ほんとかなこれ。マジだったら怖いな。

 

5. ティコ・ブラーエ(デンマーク)1546 - 1601

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おしっこを我慢しすぎて死亡

デンマークの天文学者で、ヨハネス・ケプラーの師匠にあたる人です。

ある晩餐会に出席した際、めちゃくちゃおしっこがしたかったけど、マナーに反すると思ってずっと我慢していたところ、膀胱炎になってしまいそれが原因で死亡しました。

怖い…おしっこ我慢するのやめよう。

 

6.ジョアン・ボルマー(アメリカ)1923 - 1951

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夫とウィリアム・テルごっこをやって死亡

ボルマーの夫は、1950年代アメリカを代表するSF作家 ウィリアム・バロウズ。

ある時、バロウズとポルマーは自宅で酒を飲んでいて酔っぱらい、遊びで「ウィリアム・テルごっこ」をやることになりました。

頭の上にリンゴを乗せて弓で射る、アレです。

バロウズが使ったのは、弓ではなくピストル。 

酔っぱらいの銃が正確に的を射れるはずなく、眉間に弾丸が当たって死亡

これは…馬鹿すぎて何も言えません…

 

7. ディートリヒ・フォン・ヒュルゼン=ヘーゼラー伯爵(ドイツ)1852 - 1908

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バレリーナのコスプレ中に心臓マヒで死亡

代々ドイツ軍人の家系に生まれたエリート軍人。

順調に出世し、ヴィルヘルム2世の時代のドイツの陸軍大臣を勤めます。

ある時、皇帝が出席する晩餐会で隠し芸を披露。

持参のバレリーナの衣装を着て踊っていたところ、急に心臓マヒを起こし、そのまま死亡。

50面下げたオッサンが、バレリーナの衣装のまま病院に運ばれる姿を想像すると…

もうダメ、これ以上は!かわいそうすぎる。死人に鞭打つ行為だ。

 

 

まとめ

 ちゃんとまじめにコツコツ生きて、成果も出し、社会的地位と名誉、お金も手に入れたのに、死に際がヒドかったらそれだけで評価が下がっちゃう、あまつ笑いものにさえなっちゃうなんて。

 本当に「ピリオドの打ち方」は重要なのだなと、つくづく思います。 

 

 ・関連書籍

これからの死に方 (平凡社新書808)

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