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歴ログ -世界史専門ブログ-

おもしろい世界史のネタをまとめています。

【×エジプト 〇ミスル】自称と呼称が違う国

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ミスル?どこそれ

日本は英語ではジャパンですが、これは「日ノ出ズル国」を広東語で読むと「ジーペングオ」になり、それが「ジパング」となって広まった結果だと言われています。

 

と、ここに「私はミスル出身だ」という人がいたとします。

彼の出身はエジプトです。エジプトは自国のことを「ミスル」と言います。

ミスルとはアラビア語で「軍営都市」のことで、アラブの征服の過程でできた町がそのまま国の名前になったようです。

このように、世界にはおなじみの名前と全く違う自国の呼び方をしている国がたくさんありますので、紹介したいと思います。

 1. シュキペリセ = アルバニア

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シュキペリセは「鷲の国」という意味で、鷲が「優れた人」を象徴する同国の言い伝えから来ています。

アルバニアは「白い土地」という意味で、ローマ人が白い石灰岩の土地を見て名付けました。

2. エラス = ギリシャ

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エラスは、ギリシア神話に登場する建国の祖「ヘレン」が由来。

ギリシャは、ペロポネソス半島に住んだグラエキ族の「グラエキ」が訛ったもの。

3. マジャーロルサーグ = ハンガリー

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マジャーロルサーグの由来は諸説あるようですが、「モンゴル人は強い」という意味だそうです。ハンガリー人はもともとアジアの遊牧騎馬民族のためですね。

一方ハンガリーは、「フン族」という意味で、マジャール人たちが住んだ平原が元々はフン族が暮らしていたからです。

4. サカルトベロ = グルジア(ジョージア)

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2014年10月6日から、日本ではグルジアを「ジョージア」と言い換えたようです。

グルジア政府から要請があったようで、何か子どもっぽい気もしますが。

ただグルジア人は自分たちの事を「サカルトベロ」と言います。全然違うじゃん。

南カフカスのスラブ人の名前とも、「クルド人の土地」という意味とも言われています。

5. パシュトゥーン = アフガニスタン

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パシュトゥーンはアフガニスタンの別称で、意味は「山の民」

6. バーラト = インド

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初めてのアーリア人の国王「バーラト王」に由来します。

インドはサンスクリット語で「水」という意味で、アレクサンドロス大王がヨーロッパに伝えて広まりました。

7. ヌサンタラ = インドネシア

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ヌサンタラはジャワ語で「島々の帝国」という意味。

インドネシアは、19世紀のドイツの民俗学者による「インドの近くにある島がいっぱいある場所」という概念の用語「インドネシア」が広まってしまったため、現在も用いられています。

8. ドゥルッキュル = ブータン

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ドゥルッキュルは「龍の国」という意味で、国教であるラマ教が拓かれた際に、雷鳴が轟いて龍の声のようだったという言い伝えに基づいています。

ブータンはサンスクリット語で「端」という意味。

おまけ. チュンホアレンミングンホワグオ

はい。これは「中華人民共和国」ですね!

 

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