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歴ログ -世界史専門ブログ-

おもしろい世界史のネタをまとめています。

【世界遺産】インドネシア・ボロブドゥールで徳を積もう

インドネシア

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 登るだけで徳が積めるありがたい寺院

インドネシア・ジャワ島にあるボロブドゥールは、8〜9世紀ごろに建築された世界最大の仏教寺院です。

全体はピラミッド状の構造になっており、下方の段にはブッダの生涯がレリーフで飾られています。

下から上に向かって歩きブッダの人生を追体験するだけで徳を積むことができる、大変ありがたく尊い場所なのです。

ここでしっかり徳を積んで、過去の悪い行いを帳消しにしておきたいですね。

ボロブドゥールの歴史 

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ボロボドゥールは、8世紀〜9世紀にジャワ島中部に勢力をもった、シャイレーンドラ朝の王ダルマトゥンガの命令によって建設が始まりました。建設にはおよそ50〜60年近くかかったと考えられています。

シャイレーンドラ朝の王家シャイレーンドラ家は仏教を奉っていたが、近接のマタラム王国のサンジャヤ王国はヒンドゥー教を奉っていました。

国教は異なっていたが王家は互いに婚姻関係を交わし、比較的友好的な関係を築いていました。

ところが、シャイレーンドラ王家の中でヒンドゥー勢力が力をつけていき、しまいには仏教勢力は駆逐され王朝は途絶えてしまいました

ボロブドゥールは完成したものの、その後数十年後に王朝が滅びたため、すぐに忘れさられてしまったとのことです。

ボロブドゥールの行き方

ジョグジャカルタ中心から北西の外れにあるジョンボル・バスターミナルから遺跡行きのバスが頻発しています。所用約1時間。

ターミナルに行くには、ギワガンバスターミナルか、トゥグ駅の北西のマグラン通りにある乗り場からトランスジョグジャに乗ったら着きます。

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 入場料はガイジン料金

入場料は15米ドル。ガイジン専用入り口があってすぐに入場できます。

現地のインドネシア人は入場制限があるようで、入り口に長い列を作って待っています。そのかわり、数百円で入れるっぽい。

インドネシアは愛国教育に力を入れているらしく、インドネシア各地から先祖伝来の偉大な遺跡を見に人がやってきます。

 ブッダの生涯をたどるレリーフ

入場口から10分ほど歩くと、見えてきました。

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 とにかくでかい!http://world-historia.com/img/yoguya/6.PNG

早速下段からレリーフを眺めていきます。

これはブッダ誕生の瞬間。

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 悟りを開いて弟子に教えを授けるブッダ。

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寺院の頂上には、ハンドベルを逆さまに置いたような、円形のストゥーパがそびえています。

ひときわ大きく穴が空いていないものを中心にして、その外側に四角く穴が空いた小さなもの、さらに外側にダイヤモンド上に穴が空いたもの。

中央に行けば行くほど煩悩がなくなり悟りに近づいていることを現しているそうです。

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ボロブドゥールを上から見た図。基本的に3つの構造からなっています。

  • 赤い部分   :欲界(淫欲と食欲の2つの欲望にとらわれた俗界)
  • オレンジの部分:色界(2つの欲は脱したが物質的にまだとらわれた世界)
  • 黄色の部分  :無色界(全ての欲望から解放され無の境地にある世界)

中央の高い場所に行けば行くほど仏の世界に近づく、仏教的な世界観を見事に表現しています。

 

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ムンドゥッ寺院の仏様のお顔 

ボロブドゥールから歩いて1時間くらいのところに、ムンドゥッ寺院という小さめの寺院がありました。

日本の仏教関係者が、こんなすばらしいお顔の仏様はめったにないと太鼓判を押したらしいです。

なんかこう、妙に人間臭いというか、あんまり神々しくない印象を受けました。

すらっとのびる足が妙に艶かしく、思わず股間に目が行ってしまいました。

ダメですよね〜、せっかく徳を積んだのにもうマイナスポイントだ。 

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