ひっそりと消えゆこうとしているヨーロッパの少数民族
西ヨーロッパの少数民族のまとめの続きです。前回は、
- フリース人(ドイツ・オランダ)
- ソルブ人(ドイツ)
- コーンウォール人(イギリス)
- アイリッシュ・トラヴェラー(アイルランド)
- ガリシア人(スペイン)
を紹介しました。今回は、スペイン、イタリア、スイスの少数民族です。
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西ヨーロッパの少数民族のまとめの続きです。前回は、
を紹介しました。今回は、スペイン、イタリア、スイスの少数民族です。
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現在の西ヨーロッパの民族問題は「中東や近東、北アフリカからの移民」問題に尽きます。
国の枠組みを破壊するレベルのヤバイ勢いで人が増え続けており、世界の歴史的に見ても後の大転換点となるひとつの大きな潮流となっていると思います。
かつて起こった20世紀の大規模な難民流出、ユダヤ、ベトナム、パレスチナ、ソマリア、ルワンダ、アンゴラといった難民と比較にならないほどの大きな影響を西ヨーロッパ社会に与えるはずです。
そんな中で、人知れず「ヨーロッパ」の中に埋没しようとしている少数民族がいます。西ヨーロッパは実は結構な数の少数民族がおり、カタルーニャ人、ブルターニュ人、ウェールズ人のように地域主義に結びつく強い少数民族もありますが、大抵はひっそりと目立たずグローバル化の中に溶解していこうとしています。
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「黒猫が目の前を横切ると不吉」という迷信は一度は聞いたことがあると思います。
キリスト教圏の国々では、黒猫は長い間魔女伝説の迷信とセットになって考えられたため、不幸と厄災をもたらすとされました。
一方で、イギリスの一部では幸運をもたらすシンボルと考えられてきたし、日本でも「夜でも目が見える」ことから商売繁盛や幸運のシンボルとなっていました。
歴史上、人々が黒猫をどのように認識してきたのかのあれこれを見ていきましょう。
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ニュースとか見てると「毅然とした態度が求められる」とかって言いますけど、実際どんな態度が毅然とした態度ってみんな思ってんでしょうか。
確かに「強気な態度」はカッコいいし、見ていて気持ちがスッキリするものですけど、後先考えずに小手先のパフォーマンスで「毅然とした態度」を取るのはただのポピュリズムのようにも思えます。
要は使いようだと思うのですが、歴史上の伝説的な「毅然とした態度」にはどのようなものがあり、どのような結果となったのでしょうか。
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Photo credit: Bild 183-1987-0703-507
現代の世界は、第2次世界大戦の戦勝国主要5カ国・米ソ(露)英仏中を中心とした国際秩序で成り立っています。勝てば官軍の非常に分かりやすい国際秩序ではあります。
これは戦勝国である連合国が築いた国際秩序ですが、では負けた枢軸国が計画していた国際秩序とはどのようなものだったか。
あれだけデカい戦争をおっ始めたのだから、ヒトラーとナチスには戦争後にどのような世界を作り直すかの青写真がちゃんとあった(と信じたい)のですが、具体的にどのようなものだったのでしょうか。
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