航空機初期時代の空のエースたち
エースドライバーやエースパイロットはいつの時代でもモテるものですが、
航空機が発明され始めて大規模に戦争に投入された第一次世界大戦でもそれは同じでした。戦線で活躍したパイロットたちはマスコミに取り上げられて祖国でスターになり、帰国後はセレブリティの仲間入りができました。
欧州戦線で活躍し母国のスターになった、エースパイロットを紹介します。
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歴ログ-世界史専門ブログ-は「はてなブログ」での更新を停止しました。
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インドカレー屋にメシを食いにいくと、よく独特のBGMが流れてますよね。
どんな曲だったかいちいち覚えている人は少ないと思いますが、甲高くて抑揚のある女性の歌だったような印象はありませんか?
たぶん、それを歌っている人物こそ今回取り上げるラタ・マンゲシュカルです。
ラタ・マンゲシュカルは1942年から歌手のキャリアをスタートし、2022年2月に他界するまで1000以上の歌を歌い、インドで最も尊敬される歌手でした。
今回はラタ・マンゲシュカルの半生と彼女の代表作をピックアップします。
インド音楽の入門編にもちょうどよいですよ。
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「天空の城ラピュタ」に印象的なシーンがあります。
ラピュタに着いたばかりのパズーとシータが水の底を覗くと、そこにはかつての都市がまるごと水中に沈んでいた、という描写です。
あのシーンはいつ見ても本当にワクワクするんですよね。この空中島にはどれだけ凄い発見が詰まっているんだ!と視聴者の期待を抜群に高めるんです。
水中に沈んだ都市というのは、どういうわけか陸上にある遺跡よりも興味を掻き立てられるもので、宮崎監督もよくその心理を分かってるのだと思います。
実際に世界中には数多くの水中遺跡があるのですが、今回はその一部をピックアップしてみます。
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全4回でブルガリアの通史をまとめています。今回が最終回です。
前回までのあらすじ
旧領土マケドニアの領有を目指すブルガリアですが、第二次バルカン戦争と第一次世界対戦の敗北でピリン・マケドニア以外の領土のほとんどを獲得できず、人々の間には不満が高まっていました。
この「旧領土再興」を目指し、ナチス・ドイツとファシスト・イタリアに接近していきます。
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全4回でブルガリアの通史をまとめています。
前回までのあらすじ
第二次ブルガリア帝国はイヴァン・アセン2世の時代に史上最大の版図を手に入れ全盛期を迎えますが、東より迫るオスマン帝国に敗れて組み込まれてしまいます。
オスマン帝国下では他のバルカン諸国よりも独立運動の兆しは遅かったのですが、民族主義運動や民族解放闘争が徐々に盛んになっていきます。
近代以降のブルガリアの歴史は、格闘と挫折、そして絶望とその間に見る微かな希望の繰り返しであります。
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全4回でブルガリアの通史をまとめています。
前回までのあらすじ
古代ブルガリアの土地にあったトラキア人の王国はマケドニアやローマとも覇権を争いました。その後遊牧民族ブルガール族が襲来し、ブルガリア帝国を建国。キリスト教を受容しビザンツ帝国と争いますが、ビザンツ皇帝ヴァシリオス2世の軍に敗れビザンツ帝国に飲み込まれてしまいます。
今回は第二次ブルガリア帝国による国の再興と、オスマン帝国下の支配、そしてブルガリア民族主義の高まりと独立闘争の芽生えまでです。
続きを読むブルガリアと聞いて何を思い浮かべますか?
ヨーグルトか、琴欧州関くらいじゃないでしょうか。
こと歴史になると、ほとんど何もしらない人が多いのではないかと思います。
ブルガリアはかつて、西はイオニア海、東は黒海、北はモラヴィアまでを支配する一大帝国を築き、ビザンティンとも台頭に渡り合った誇り高き歴史を持ちます。
全4回でブルガリアの通史をまとめていきたいと思います。
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大ヒットした小説・映画「ダ・ヴィンチ・コード」 は、ルーブル美術館で起こった殺人事件をきっかけにレオナルド・ダ・ヴィンチが作品に残した秘密のメッセージを解き明かしていく、というテーマの作品で、関連書籍を含めて社会現象にまでなりました。
ダ・ヴィンチ・コードの内容が真実かどうかは知りませんが、確かに昔の絵というのは謎めいていて、実はこれには秘密のメッセージが込められているのではないか?と勘ぐりたくなる気持ちは非常によく分かります。ロマンがありますからね。
世をひっくり返すほどのメッセージかどうかは置いといて、実際に画家が絵にパッと見ただけでは分からない意味を残すことはありました。
今回はそんな「秘密のメッセージ」が込められた絵画を集めました。
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